料理

炒め物が別格に!プロが勧める家庭で出来る調理法とガス火専用フライパン選び

急ですが、質問です!

記事をご覧のみなさんは、
どの材質のフライパンをお使いでしょうか??

材質…??
そんなの気にしたことない!

ほとんどの方が
スーパーやホームセンターで販売されている

フッ素樹脂加工(テフロン加工)されたアルミ素材のフライパン

を使われているのではないかと思います。

もちろん
このフライパンは

料金が手軽

焦げ付きにくく扱いやすい

などメリットも沢山あります。

ただ
【料理の味を高める】という側面からみると

『調理法』『食材』に適したフライパンが
他にも沢山あるんです!!

そのため

もっと料理を美味しく作りたい!

家でも外食で食べるような料理を再現してみたい!

と調理に凝りたい方 / 料理が好きな方には、

素材ごとに適したフライパンを使い分けてみましょう!

今回は『炒め物』に着目し

調理師免許を持つ筆者が

『炒め物を更に美味しくするための調理工夫やフライパン』

をご紹介したいと思います。

家族に美味しい炒め物を食べさせたい!
子供に食材の美味しさが伝わる炒め物を食べさせたい!

という方はぜひご覧ください!

炒め物を美味しくするポイント

『炒め物』と聞くと
思いつくのは中華料理屋でないでしょうか?

火力

適した調理道具や調理環境

調理技術

3拍子揃って作られる中華料理って、
本当に美味しいですよね(^^♪

こうしたお店の炒め物に近づけるためには
家庭のコンロの火力は上げるのはちょっと難しいので

・調理道具を適切なものを使う
・調理の工夫を行う

この2点が重要になってきます!

まずは1点目、調理道具のフライパンを見ていきましょう。

炒め物を美味しくするフライパン2選

炒め物を美味しく仕上げるには

【食材に旨味を閉じ込め、シャッキリした食感を残すこと】

です。

それを再現するためには、

・熱の伝わりやすさ

・熱の保温性

が高いフライパンが良いでしょう。

そこで、素材別に価格や扱いやすさなど
適当な項目をピックアップし表にしてみました。

素材 熱の伝わり
やすさ
熱の保温性 重さ 価格 扱い易さ 特徴や適した調理など
☆☆ ☆☆☆ ☆☆ 特に炒める/焼く/揚げるなど
☆☆☆ ☆☆☆ 万能型だが、温度調整が繊細なものは特に◎(天ぷら、卵焼きなど)
アルミ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ さっと熱を通すもの。パスタをソースで和えるもの
ステンレス ☆☆ ☆☆ 万能型
チタン ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ 余熱で調理する肉料理など

※星☆~☆☆☆で評価、☆が高いほど良い

炒め物に最適なのは鉄製フライパン!その特徴は??

中華鍋も鉄製である通り、
炒め物には鉄製のフライパンが適しています!

熱伝導も良く、高温での調理に向き。
使い込むほど油がフライパンに馴染み使いやすくなる
丈夫なので長年使用できる
どんな強火でも変質しない
洗う際も金だわしで洗うだけ

手入れや扱い方に気を遣う
※使い始めの「空焼き」
※油がなじむまで使い込む「油ならし」など
使った後、熱いうちに洗ってお手入れをしない錆びてしまう
重い

デメリットもありますが、
高温調理に適したフライパンなので
家庭にあると便利な1品と言えるでしょう。

最近では空焼き不要など
利便性が高まった鉄製フライパンも出てきています。

使い慣れてしまえば、
料理の質も変わってくるので、オススメのフライパンです!

繊細な温度調節!炒め物も短時間で完成

あまり巷では売られていないので
聞き馴染みがないかもしれませんが…

料理によっては『銅製じゃなきゃダメ!』と
こだわり&愛用するプロもいる銅製のフライパン。

火力がそのまま食材に伝わるかのような
伝導率の良さで、保温性にも優れます。

なので短時間で炒め物が仕上がります!

加熱ムラの少ない料理ができる
焦げ付きも少なく、サビも出にくい
使った後は洗剤とスポンジで洗え、鉄製より扱いがお手軽
長年使える

他の素材のフライパンより価格が高め
鉄製と同様重い

熱の伝導率が高い銅製のフライパンは
一般的なテフロン加工のフライパンの火加減と感覚が全然違ってきます。

火加減の調整の仕方を
銅製フライパン用にコントロールする必要がありますが
一般的なフライパンではできない火の入れ方ができます。

炒め物はもちろん、
卵料理・煮物等でもオススメなので、お試ししてみてください!

筆者オススメの銅製フライパン3選

銅製のフライパンを使ってみたい!
と思っても、一般的には馴染みのないフライパン

どのフライパンがいいのかな??
と悩まれる方もいらっしゃると思うので
筆者オススメのフライパンを3つご紹介したいと思います。

1、初めて銅製のフライパンを使用する方にオススメ!

千歳 純銅 木柄フライパン 20cm CS-024(1枚)【千歳(ちとせ)】

銅製の中では値段がリーズナブル
取っ手部分も木柄で持ちやすい
重量が500g程度と軽い
内面が錫メッキ加工されているので手入れもしやすい

とメリット多数。

銅の熱伝導を活かしつつ、
普段使っているフライパンに近い感覚で使用できることでしょう。

ただし…

サイズが20cmの1サイズのみでファミリーというより1~2人前程度の料理向け
IH不可でガス専用、食洗器も対応不可

と注意点もあります。

テフロン加工のフライパンを
何度か買い替えするなら、銅製のフライパンにチャレンジしてみてはいかがでしょう?

 

 

2、見た目がおしゃれ!ギフトにも喜ばれる1品

AUX オークス ameiro アメイロ フライパン20 錫メッキなし COS8003

見た目がとてもオシャレ
重量が500g程度と軽い
内面加工をする/しないで選べる

普通のフライパンより値段が高め
持ち手が真鍮なので素手で持てない(ただし専用カバーあり)
サイズが20cmの1サイズのみでファミリーというより1~2人前程度の料理向け
IH不可でガス専用、食洗器も対応不可

内面の加工が選択できるため

慣れない方は加工ありで使ってもいいですし
加工なしのプロ仕様のフライパンとして使うことも可能です。

慣れるまでは
使い勝手が悪く感じるかもしれませんが
慣れたら逆に『このフライパンじゃなきゃ!』と虜になっちゃう一品です。

 

 

3、煮込みも煮物もOK!レパートリーが増える1品

和平フレイズ 【ガス火専用】千歳 純銅 木柄フライパン [20cm] CS-024

両社とも
銅製品を作って何十年という老舗です。

24cmや26cmなどサイズが大きい深さもあるため、3~4人前程度の料理を一度に作ることが可能
深さや板厚があるため、
熱伝導率だけでなく保温率も高く、
煮物や煮込み料理も対応でき料理のレパートリーが広がります。

値段が高いので一生ものとして購入の覚悟は必要!?
持ち手が真鍮なので素手で持てないため調理用手袋等が別途必要
1kg以上の重量あり他のフライパンより重い
IH不可でガス専用、食洗器も対応不可

サイズが大きく
色んな料理に対応できる万能タイプです。

使い勝手は
他の銅製フライパンよりプロ寄りなので
慣れるまでは大変かも…

ただ出来上がる調理の仕上がりを見れば
そうした苦労も吹き飛ぶフライパンでしょう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

和平フレイズ 【ガス火専用】千歳 純銅 木柄フライパン [20cm] CS-024
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家庭でできる炒め物の調理の工夫3選

さて、フライパンのご紹介を行いましたが
炒め物を作る際の、
工夫も合わせてご紹介したいと思います。

この3点を注意頂くことで、
普段の炒め物もとても美味しくなります!

材料のサイズや厚さを適切に揃えよう

野菜炒めを作ったとき
お肉は生焼けだけど、野菜はクタクタ

こんな失敗ありましませんでしたか?

実は、料理って
【下ごしらえ(食材を切る)】から
料理はスタートしています。

大きさがバラバラ
厚さもバラバラな食材を一緒に炒めても
絶対美味しくできません!

・同じ食材は大きさと厚さを揃える
・火が通りやすい食材 / 火が通りにくい食材 は大きさを変える

食材の火の通りがムラなく均一になるよう
適した大きさに揃えるよう食材を準備しましょう!

下処理にひと手間!美味しく仕上げるための湯通し

中華の技法で『油通し』という技法があります。

実は中華料理の炒め物って
いきなり材料を炒めるのでなく

油でさっと素揚げし

食材の無駄な水分を抜く
食材を高温で短時間加熱する

ことで、野菜に食感が残り炒める時間も短縮させています。

ただ家庭で炒め物をする時に
素揚げをするのは油ももったいないし手間がかかります。

そこで便利なのが、油通しの代替えになる
『湯通し』です。

【炒め物の下準備:湯通し方法】

~手順~
①家庭用の鍋にだいたい1リットルぐらいの湯を沸かす
②①に大さじ2杯(60cc)の油を入れる
③具材を30秒ほど茹でて完了
④具材の周りの水分は軽く水切りをしましょう

一手間かかりますが、とても簡単にできます。

お湯に油を入れることで
食材がコーティングされ
普通に茹でるより旨味が逃げ出しません。

このひと手間でぐっと変わるのでぜひお試しください♪

炒めるのは調味料を準備してから!味つけは最後に

炒め物は時間との勝負!

炒めながら調味料を準備すると、
準備している間に火が通り過ぎてしまいます。

なので炒める前に
『合わせ調味料』を準備するか
味付けの順番に調味料をセット
をしてから炒め始めましょう。

また、炒め始めや途中で調味料を入れると、
野菜から水分が出やすくなります。

味付けは、
最後の仕上げに行いましょう。

○まとめ~意識してほしいこと~

炒め物を家庭でも上手にできるポイントを
ご紹介させて頂きました。

ただし
この内容はあくまで知識や技術の部分。

一番大切なのは、

『誰が食べるか?』

『その人に喜んでもらおうと考えて作っているか』

だと思っています。

例えば、
お子さんやご年配の方が食べる場合は、

『食材の食感がある炒め物』より
『食材の旨味を引き出しているけど噛みきりやすい炒め物』
の方が好まれるかもしれません。

なので、こうした場合は
今回ご紹介した方法ではなく、

『食材のサイズを変える』
『弱火でじっくり炒める』
『下ゆでの時間を少し増やす』

など、別の工夫が必要になってきます。

また、
・薄味好み
・お肉は赤身が好き
など嗜好も食べる人それぞれでしょう。

家庭で料理を作るということは
自分にとって身近な人、大切な人に食べてもらう
機会が多いと思います。

だからこそ
食べる方を想い、その人に好まれるよう
『調整(カスタマイズ)できる』のではないでしょうか。

・使う道具
・調理法
・火加減
・調味のバランス 

などなど
色々な要素が絡むからこそ

料理って楽しいし、
うまく出来たときに純粋に嬉しいのかな
と個人的には思っています。

ぜひ、皆様も
日々の料理を楽しんでチャレンジしてみてください!

最後に…
前回、火加減のコツもご紹介をしたので
そちらも良ければ合わせてご覧下さい♪

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