皆さんこんにちは!
12月になり年末で忙しい月ではありますが、
イベント事や御鍋料理なども
楽しめる季節ですね。
食べるの&料理が好きなので筆者としては、
寒くても嬉しい季節の1つです。
といっても冬だけじゃなく
春も夏も秋も好きなので、
年中あれ食べようこれ
食べようと騒いでいますが…(・_・;)
冬場は脂がのってくる魚も多く、
鮮魚コーナーの身質が✨な魚をみると
ついつい食べたくなりますよね!
けど
魚料理っていざ作ろうと思うと、
など失敗談も良く聞く話です。
気合を入れたのにせっかくのお魚が残念な結果に…
そうならないためにも
今回は調理師免許を持っている筆者が
「家庭用のフライパンで行う
魚料理の簡単調理法」
をお伝えしたいと思います!
魚料理のコツを知りたいな♪
失敗せず、
外で食べるのと同じような魚料理が食べたいな♪
という方には必見の内容となっていますので、
ぜひお試しください。
家庭用フライパンを使った魚の調理法3選
まずは実例による
調理法の紹介を行いたいと思います。
今回は
の3点です。
※フライパンは一般的に流通している
テフロン加工の家庭用フライパンを想定
焼き魚は火力と焼き時間が命!!
普段、魚グリルを使う焼き魚ですが、
フライパンでも調理可能です。
クッキングシートを用いる方法などが
有名かもしれませんが、ここでは別の方法をご紹介します。
【事前準備】
・1人前の切り身等の焼き魚を想定
・塩を軽く振り水気を切った魚の切り身を準備
・魚は調理30分前ぐらいから常温に出しておきましょう
<所要時間:11分目安>
- フライパンを中強火で加熱。
温まったら魚の皮目を下にし、なるべく中央に並べて置く
※IHの火力だと「5」が目安 - 魚の皮全体がフライパンに当たるよう、優しく魚を押し付ける
※フライ返し等を使い、優しく押し付けてください - 3分ほど加熱し、皮目がパリっと焼けるのを確認する
- 魚を裏返し、火力を弱火に落とします。
フライパンに蓋をして、そのまま4分加熱
※IHの火力だと「3」目安 - 火を止めて、蓋を取り3分そのままフライパンに放置し完成
魚の身の厚さや大きさによって
時間や火加減も若干変わってきます。
薄い身の魚は時間を減らし、
身が厚い魚は増やしましょう。
またフライパンの蓋はドーム状のものを使いましょう。
※蓋に水分が溜まってきた際に蓋の縁側になるべく水分が流れるように
もし平らな蓋しかなければそれでもOKですが、
アルミホイルを少しドーム状に被せてもOKです
水は加えないですが、
蒸し焼きにするイメージで焼きましょう。
フライパンに接しているところは
パリッと焼けて、中はふんわりと火が入るので
身に水分も残り、ジューシーに焼きあがります!
魚のポワレは余熱を上手に活用♪
洋食で良く見るポワレ。
皮がパリッと焼けているけど
中心はしっとり火が通った状態を楽しみましょう。
【事前準備】
・1人前の切り身のポワレを想定
・塩を軽く振り水気を切った切り身を準備
・魚は調理30分前ぐらいから常温に出しておきましょう
<所要時間:8分目安>
- フライパンに植物油かオリーブオイルを入れ
皮目を下にしてフライパンに並べる - 弱中火で加熱を始め、
皮目がフライパンに当たるよう優しく魚を押し付ける
※身が崩れそうであれば無理しなくてOK
※IHの火力だと「4」目安 - フライパンに出た水分や油を
ふき取りならが6分ほど加熱
皮目がカリカリに焼け、
身の2/3程度まで火が通ったの確認する
※油等をふき取った後、油が足りないようなら新しい油を足してください - 弱火に落とし魚を裏返し、30秒加熱する
※IHの火力だと「3」目安 - 火を止めて、そのまま1分フライパンで放置し余熱で火を通す
加熱するのは魚を並べてから。
油を入れているため
熱した状態で魚を入れると焦げやすく、
火が入りすぎたり生焼けで取り上げてしまったりするので注意。
また身から出た水分や焼き油に
魚の生臭さが移るので、
水分や油はふき取りながら作業をし、必要に応じて油を足しましょう。
中弱火~弱火で皮目を
じっくりカリカリになるように焼き、
反対側はさっと焼いて余熱で中心まで火を通すことが大事です。
裏側は余熱だけで火が通るので、
火を通したい気持ちをぐっとこらえましょう。
中心はほんのり火が通ったレアで
仕上がるので、魚本来の旨味が味わえます。
また、この手順をベースに
ソテーやムニエルなどへ応用ができるので色々試してみてください。
煮魚の美味しさは煮汁の質で決まります!
一見難しいように見える煮魚。
実は簡単&すぐに仕上がります。
【事前準備】
・1人前の切り身を想定
・魚は調理30分前ぐらいから常温に出しておきましょう
<所要時間:10分目安>
- フライパンに調味料を入れて中火で加熱し、煮汁を作る
※IHの火力だと「5」目安 - 煮汁が沸いたら、魚の切り身をフライパンに入れる
※煮汁は魚の切り身の1/2程度の分量で - クッキングペーパー等で落とし蓋をして、
そのまま中火で7分加熱
※煮汁が焦げないよう時折フライパンを軽くゆすりましょう - 火を止めて魚を取り出し、
盛り付けた後、煮汁を少し煮詰めてかけると完成
水から煮てしまうと
魚の水分や旨味が抜けてしまうので、
最初から沸騰した煮汁で煮ましょう。
また煮汁が多すぎると
身が崩れたり味が入り過ぎる原因になるので、
煮汁は魚の半分程度の高さにしましょう。
沸騰した煮汁に入れて
最初に外側のたんぱく質を固めることが大事です。
煮汁の対流によって火の通りが早いので、
しっかり煮なきゃと思わなくて大丈夫です。
切り身の大きさで
若干加熱時間は変わりますが、基本火加減は一緒でOK。
パサつかず、ジューシーな煮魚が出来ますよ。
まとめ~魚料理のコツ~
今回は、フライパンでの魚の焼き方について
書かせていただきました!
魚料理は見た目だけで
火の通り具合を判断しないといけないので
最初のうちは失敗しやすいです💦
でも
・火力
・時間
・下準備&魚を入れるタイミング
・火の通し方
この4点を意識して
チャレンジすれば、すぐにできるようになりますよ!
ぜひ色々な魚料理を作って
ご家族や親しい人に『まるで外食をしてるみたい』
と驚かせちゃいましょう!
美味しい食事で笑顔が生まれることを祈っています☆彡