毎日料理をする際に使うIHフライパン
〝使うからには最適なものを使いたい！〟
と感じませんか？
今日は、
そもそも素材の違いって何？
コーティングの違いって？
結局どれを使えばいいの？
とお悩みのあなたに
元調理師である筆者が
IHフライパンの選び方のポイントと
具体的に選ぶと良いフライパンの例を
ご紹介してきます。
機能性にプラスα
毎日楽しく料理ができ
更に美味しい料理が食べれる生活
が送れるようになります！！
日々のお料理タイムにプラスの
きっかけになれば幸いです。
目次
フライパンの選ぶポイント
基本的にフライパンの素材は
6種類の金属のどれかがベースとなって
作られています。
その素材ごとの機能等を簡単に表にしたのがコチラ
| 素材 | 熱の伝導率 | 保温性 | 重さ | 価格 | 扱い易さ | 適した調理など |
| 鉄 | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆ | 炒め物や揚げ物など高温調理 |
| 銅 | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆ | ☆ | 万能型だが、温度調整が繊細なものは特に◎（天ぷら、卵焼きなど） |
| アルミ | ☆☆ | ☆ | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | さっと熱を通すもの。 |
| ステンレス | ☆ | ☆ | ☆ | ☆☆ | ☆☆ | 万能型 |
| チタン | ☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆☆ | じっくり火を入れたり余熱で調理するもの |
※星☆～☆☆☆で評価、☆が高いほど良い
ただフライパンは
プライベート＆好きな空間で毎日使うもの。
だったら頭でっかちに考えず
まず感覚的に好きなフライパンを使いたくありませんか？
これは好きだ！
毎日使いたい！
と思う道具を揃えることも
とても大切なことだと思っています。
私は元調理師ですが
料理ってそれ自体を楽しまないと
良い物は作れないなー
と感じています。
そこで今回は
【直観的な自分の好み】を
探してみてください。
どのようなフライパンが自分好みか
感覚で選んで頂きやすいよう
3パターンに分けてご紹介したいと思います。
見た目って大事よね？保管姿もスタイリッシュ！周りから褒められる美男美女フライパン
使っているときも
保管しているときも
常に格好いいスタイリッシュなフライパン。
IHキッチンとともに
並んでいるとそれだけで絵になり
使う度に心がウキウキしちゃう！！
友人を招いてさりげなく見せると
話題にあがることでしょう。
そうした
ワクワク＆ウキウキを求める人に
おすすめしたいフライパンがあります！
シンプルだけど銀に輝く高級感のある女性のようなフライパン
シンプルで気品のある見た目のステンレス製のフライパン
銀に輝く姿はそれだけでウットリしますね。
デザインもさることながら
ステンレスとアルミの3層構造により
高い保温性と熱伝導を備え、
料理を美味しく仕上げてくれます。
脂ののったお肉をカリッと
焼きたいときにおすすめ！
目玉焼きもソテーも焦げ付かず、
ふっくら仕上げでレビューが高めのフライパン♪
『Zwilling ツヴィリング バイタリティ フライパン 26cm』
ステンレスなので長く使え、IH対応、食洗器OK。
サイズは20cmと26cmがありますが、
26cmだと2～3人前の料理も対応できるので便利です！
荒々しい中でも洗練された男性!?圧倒的存在感のフライパン
キャンプなどでもよく使われる
鉄素材のフライパン
火力や保温性に優れているだけでなく
その圧倒的な存在感は一番！！
IH対応も増えてきており
種類やフォルムも多様になってきています。
卵焼きやオムレツが驚くほど、
ふわっと焼き上がります♪
前方が深くなっているので
シェフが作るような形の良い
オムレツを自宅で作りたい方におすすめ！
『岩鋳 Iwachu オムレット24 黒焼付フライパン』
400年の伝統を誇る南部鉄器のフライパン。
鉄フライパンなので扱いに注意は必要ですが
火力・保温性に優れるので、炒め物を始め色々な料理で活躍！
特にこちらのフライパンは
形状が独特で荒々しさの中に可愛らしさも混在しています！
堅実性が一番！派手さはないけど全てをこなす万能秘書型フライパン
見た目も大事だけど、家庭用なので
【扱いやすい・お手頃価格・どの料理でもOK】
そうした堅実性を求める方には
コーティング加工された
フライパンがオススメ！
といっても
フライパンの素材×コーティング方法によって
違いが出るため、タイプ別にご紹介！
引っ付かないの代表格！お手軽フッ素樹脂加工フライパン
引っ付かない
と聞いて、一番回答が多いのはフッ素樹脂加工でしょう。
といってもフッ素樹脂加工は
熱に弱かったりと弱点があるため
使い方によっては1～2年で買い替えに…
そんな弱点を補うのが
ダイヤモンドコーティング
マーブルコーティング
チタンコーティング
の3つです
耐久性をupし長く効果が継続するため
この3つのコーティングのいずれかがオススメです。
『アイリスオーヤマ ダイヤモンドコートフライパン 28cm DIS-F28』
こびりつかない/丈夫/長持ち
の3拍子揃ったフライパンで、しかも価格がお手頃。
サイズも豊富なので、
家庭に合わせて選べるのも魅力です♪
炒め物、焼き物、煮込みにおすすめ！
軽量、取っ手を外して
食卓に出せたり、
そのまま冷蔵庫で冷やしたりできるのも
女性に選ばれるポイント♪
『ティファール ルビー・エクセレンス チタン エクセレンス 6層コーティング』
チタンを配合して加工しているので
サビや酸、塩へも耐久性が高く、
熱の保温力もupしています。
焦げとはおさらばしたい方に
必須なフライパンです♪
色も素敵だと好評！
贈り物やギフトにも好まれる
コスパ抜群で家庭の味方になるフライパンです。
まるで外国のキッチン!?頑丈さの中に可愛い見た目を備えたセラミック加工フライパン
セラミック加工の最大の特徴は、
なんといってもその耐熱性。
耐熱温度約400℃と高く
コーティングの傷・剥がれが少ないので長持ちします！
またセラミック加工は
白色コーティングされていることが多く
フライパンの外装の色と合わさると
見た目が可愛らしくなるのも特徴です。
ただ少量の油を引かないと
食材が焦げ付きやすいというデメリットもあります。
『ケヴンハウン フライパン 28cm セラミックコーティング』
鮮やかな色で見た目がとても可愛らしいフライパン。
鍋やフライパンなどシリーズで揃えるとキッチンが鮮やかに！
一癖あるけどポテンシャルはピカイチ！癖をうまく扱えばずっと活躍する千両役者のフライパン
コーティングとは逆に
素材を重視したフライパン
扱いに注意は必要なものの
うまく使いこなせば
火入れがまるでプロの料理のように！
またメンテナンスを続ければ
長年使い続けることもできる
キッチンの相棒にもなることでしょう。
そうした癖もうまく受け止め
活躍＆輝かせるのが得意な方はコチラがオススメ。
これぞ良いとこ取り!多層構造のステンレスフライパン
ステンレスとアルミニウム、
それぞれの良さを出すため
重ねて多層構造にしたステンレスフライパン。
熱しやすく / 熱を素早く伝え / 熱を逃さない
とハイレベルな調理ができる性能を有しています。
多層構造についてはその範囲が
【底面のみ】と【全面】があり、
トータルでみると【全面】がオススメ。
ただし値段が高いので、購入する際は
しっかり吟味して購入しましょう。
『ビタクラフト ウルトラカパー フライパン 27cm』
多層構造は3～5層ぐらいが一般的ですが
このウルトラはなんと全面多層の9層構造！
熱伝導率が非常に良いのが特徴です。
焼く、炒める、揚げる、茹でる以外にも
ご飯を炊く、ケーキを焼くなど
あらゆる調理法にも対応できる万能フライパンです。
また無水調理や無油調理も可能。
高火力の調理は誰にも負けない！高火力調理に適した鉄のフライパン
高い熱伝導率と保温性を持つ鉄のフライパン。
焼き物や炒め物、揚げ物などには
その効果が一番発揮されます！
扱い方に注意は必要ですが
耐久性も高く長持ちするフライパンです。
『錦見鋳造 魔法のフライパン』
鉄のフライパンはその重さが弱点になりがち。
女性には扱いづらいイメージがありますが
このフライパンは従来の1/3の厚みに！
直径26cmのフライパンでも
重量1kgを切る軽さなので
女性でも楽々扱えるフライパンです。
火が通りやすく、
全体的にふっくらした焼き上がりが
好評ですが、
一方で、持ち手が薄く細くて握りにくいという
意見も多かったです。
ぜひ家庭でプロの炒め物を再現したい方は
試してみてください！
まとめ
以上、3パターンに分け
ＩＨフライパンを紹介してきましたが
合いそうなフライパンはありましたでしょうか？？
今回、直観/感覚で選ぶことを
推奨しましたが、それは裏返すと
などの要因のうち
自分がどれを重視しているか？
も見て取ることにもなります。
ただし…
人間関係と同じで、
いい人と思って付き合い始めても
一緒に過ごす中で、あれ？何か違うなぁ…
と思うことがあるように
フライパンも当初持ったイメージと
使った時の印象が異なることもあります。
特にフライパンは毎日使う物。
気持ちよく使い続けていくためにも
すれ違いがないよう
買う前に一度手に持って触れてから
購入することをオススメします。
※通販でしか販売しておらず
触れれないものは返品の対応を良く確認！
気に入ったフライパンを買うと
毎日の料理が各段に楽しくなるので
ぜひ自分好みのフライパンで
ハッピーな毎日をお過ごしいただければと思います♪
