学校の先生が生徒を差別することなんてあるの?と思われる人も多いですが、
実際に差別が起きることはあります。
様々な性格、境遇の先生と生徒がいるわけですから、時にはお互いの相性が合わないこともあるでしょう。だからといって、差別をしてはいけませんよね。
先生とは、常にどの生徒とも公平に接しなければならないものです。
目次
本当にあった!先生から差別されたことある生徒は多い?
学校生活の中で、生徒にとって一番身近で、信頼、尊敬されるべき存在の先生。
そんな先生からの差別は、生徒に大きな傷を与えるでしょう。しかし残念なことに、嫌いな生徒に対して行き過ぎた態度をとってしまう先生が多くいるのです。
例えば、こんな差別があります。
- 女子にはネチネチと怒ってくるのに、男子には優しい。
- 自分の部活動の生徒だけに怒る。
- 特定の生徒だけをひいきする。
実際にあった先生からされた差別の事例
私が小学3年生の時、クラスの中にちょっと控えめな女の子Aちゃんがいました。
授業中、全員が順番に当てられて問題を解いているとき、Aちゃんの順番だけ飛ばされてしまいました。その会話がこちらです。
Bくん「先生、Aちゃんは答えなくていいの?」
先生「どうせ答えないから。」
確かにAちゃんは発言することが苦手です。それでも頑張っている姿勢に寄り添うのが先生の役目ですよね。
先生が嫌いな生徒に取る態度ランキング
学校の中では、些細なことから時には深刻なことまで先生による差別が蔓延っているのですね。では、先生が嫌いな生徒に取る態度は、どんなものが多いのでしょうか。
三位:成績を下げる。
テストで明らかに良い点をとっているのに、評価は5段階中の3。
そんな生徒を見たことはないでしょうか?
いくら勉強ができても、授業態度が悪いとか何かと理由をつけて成績を下げる。
自分が気に入らない生徒に対して、正しい評価をしてくれない先生もいます。
二位:無視する
嫌いな生徒に対して無視をしてしまう先生がいます。
廊下で会っても挨拶をしない。
授業中に手を挙げても、見えないフリをして絶対に当てない。 話しかけても軽くあしらわれる。
嫌なものを視界に入れないタイプの先生ですね。
一位:とにかく厳しい。
ほかの生徒と同じことをしても、なぜか自分だけがいつも怒られる・・。
これは、先生に嫌われている可能性が高いですね。
問題が解けないと
「こんなのも分からないのか。」「だからお前はダメなんだ。」などと、生徒の人格まで否定するような言い方をする先生もいるでしょう。
目をつけられた時の対処法3つ【保護者編】
「うちの子、先生に目をつけられてしまったかも…?」
そんな時、私たち親ができることは何でしょうか?
保護者ができる対処法をご紹介します。
まずはリサーチ!子どもの話をよく聞く
子どもが気にかけていることを、丁寧に聞き出しましょう。
「先生に嫌われているかも・・」なんて、言い出しづらい子もいるかもしれません。
そんな時は「何があってもあなたの味方だよ」と伝えましょう。
状況と味方でいてくれると分かってもらうことで、子どもから親に話しやすくなるはずです。
日頃から会話を大事にして、子どもが話しやすい環境を作っておきましょう。
学校に行って話し合いをする
先生の態度に少しでも違和感を感じたら、すぐに学校に相談しに行きましょう。
〝こんな些細なことで学校に行って良いのかしら??〟なんて気にしてはいけません。
大事な子どもを守るためですから、気にかかることがあれば、いつでも何でも相談しましょう。学校との信頼関係構築にもつながるはずです。
今すぐ電話でアポ取りをしましょう。
それでもダメなら…最終手段、転校。
学校にも教育委員会に相談してもダメ。そんな時は、思い切って転校するのも手です。
近くに他の学校がない場合には転居も伴う可能性もあります。
簡単には決断できないことですが、子どものことを考えれば取らざるを得ない対処法です。
目をつけられた時の対処法3つ【生徒編】
では、当事者である子どもには何ができるでしょうか?
以下の3つの方法をご紹介します。
我慢しない、嫌な気持ちを口に出す。
先生の態度に、嫌だな。と感じるときは、先生に思い切って正直に伝えてみるのも良いですね。良識のある先生なら、態度を改めてくれるかもしれません。
差別する先生本人に言えない場合は、親や近くの大人に言いましょう。
悲しいことに一人で思い悩んで命を落としてしまう子どももいます。日頃から小さな違和感を気軽に話せると良いですね。
他の先生に相談する
担任の先生に差別されているなら、部活の先生や保健室の先生など、頼れる先生と仲良くしておくと何かあったときに相談しやすいです。
私は小学生の時、担任の先生よりもクラブ活動の先生の方が話しやすかったので、友達とのトラブルなどを解決してもらったことがありました。
他に打ち込めることに集中する。
根本的な解決法ではありませんが、いくらか気がまぎれることでしょう。
習い事のサッカーを思い切りやる。
放課後の友達と楽しく遊ぶ。 休みの日は家族とのレジャーを楽しむ。
嫌な先生のことを忘れるくらい、学校以外の時間を目一杯楽しみましょう!
差別する先生を懲らしめる方法3つ
差別という許されない行為をした先生には、しっかりと自分の非を認めて反省してもらいたいものです。
然るべき対処法で、先生を懲らしめてやりましょう。
1、保護者に噂を流す
一人では心細くても、みんなで集まれば大きな力になりますね。
保護者のネットワークを駆使して「○○先生、差別された!」とみんなで噂をすれば先生も気まずくなるでしょう。
噂話は時に誰かを傷つける方法にもなりますが、先生の差別によって、大切な子どもたちが一生の傷を抱えてしまうことだってありえます。
そんな時は、このように集団の力を使うのもアリです。
ボスママ的な存在の保護者の耳にもしっかりと入れておけばより効果的。
「うちの子にはそんな態度とってないでしょうね!?」と先生に釘を刺してくれそうです。
2、学校に事実を突き出す
先生のした差別的行動を子どもから聞き出し、「事実」を一言一句書き出して学校に提出しましょう。
5W1Hをはっきりさせて書いて、誰がどう見ても先生の悪態を認めてもらえるようにするのです。
校長先生にも立ち会ってもらって、証拠を元に話合いできると良いですね。これで、学校から先生に何かしらの対処をしてくれることでしょう。
3、弁護士に相談する
万が一、先生から犯罪にあたるような行為や、精神的な損害を受けた場合には、弁護士に法的に対応してもらうことも検討しましょう。
学校側が問題をもみ消すなんて話もありますよね。学校の対応があまりにひどい場合、弁護士に相談しましょう。
学校、教育委員会や警察よりも直接的にサポートしてくれるので問題解決の為に迅速に対処してくれます。
損害賠償請求ができたら、先生を完全に懲らしめることができます。
まとめ
差別は不正義であり、教育の原則に反するものです。
絶対に見過ごしてはいけないし、許してはいけないものです。
変な先生に当たっちゃったな。仕方ない…なんて諦めてはダメです。もし先生から差別を受けた場合には、すぐに対処してくださいね。
自分の子どもの為にも、周りの子どもたちの為にも、真正面から立ち向かっていきましょう!