子どもの習い事の中でも人気の高い音楽ですが、
「どんなメリットがあるの?」
「たくさんの習い事の中でどうして音楽がいいの?」
と疑問に思いますよね。
そこで今回は、6歳から16年間音楽に
関わり続けてきた私が、実際に感じた
「子どもの習い事に音楽をオススメしたい5つの理由」
についてご紹介いたします。
この記事を読めば、
音楽を習うことで、
子どもがどのような力を身につけられるのか?
が理解できます。
私自身、音楽を続けてきたことで、
自己肯定感が上がり、
新しいことに挑戦する勇気や、
自分を大切にしようという気持ちが育ちました。
子どもの習い事で悩んでいる親御さんは
ぜひ参考にしてください!
目次
子どもが習い事で音楽を習うメリット5つ
1 表現力が豊かになる
1つ目は、音楽を習うことで、
表現力が豊かになることです。
楽譜から読み取られることを、
聞き手に伝わるように表現することが、
演奏において求められます。
例えば、f(フォルテ、強く)と
楽譜に書かれていても、
どんなフォルテ(強さ)なのか?
ただ爆音のフォルテか?
重厚感のあるフォルテか?
どのように表現するのか
自分自身で工夫しなければなりません。
音楽では、
作曲者の意図を演奏して
聴き手にどう伝えるのか、
何を伝えるのか、
想像して表現することがつねに求められます。
私自身、
幼少期から音楽表現をしたことで、
音楽を通じて「表現することの楽しさ」を知りました。
その結果、
人前に出て話すことや、
自分の気持ちを文字に表すことが、
大好きになりました。
表現力が身に付けば、
音楽だけでなく、
文章や言葉、体を使って
人に伝える力を向上させることができる!!
2 抜群なリズム感がつく
2つ目は、音楽を習うことで、
リズム感が鍛えられます。
音楽では、リズムに合わせて弾いたり、
たたいたりする練習は必須です。
リズム感を鍛えれば、
スポーツにおいても良い影響があります。
例えば、自転車のペダルをこぐとき、
タイミングを見てボールを投げるなど、
これらはリズム感と密接に関わっています。
リズム感を鍛えることは、
音楽はもちろん、
ダンスやスポーツなどにおいても効果的!!
3 脳の活性化
3つ目は、音楽を習うことで、
脳の活性化につながります。
演奏は2つ以上のことを同時にするのが基本です。
例えば、ピアノであれば
この4つの動作を同時にしなければなりません。
- 楽譜を読む
- 指を動かす
- 弾いた音を聴く
- ペダルを踏む
ただ座って指を動かしているように見える
ピアノニストも、
体と脳はフル活用です。
このように音楽は同時の動作が必要なので、
脳に良い刺激を与えられるのです。
どの楽器でも、演奏するときは、
「今流れている音」よりも「先の情報」を頭に入れます。
今流れているところで、
先の動きの情報を処理しながら演奏しなければなりません。
「一時的に記憶して情報を処理する」
このような高度な作業を何回も繰り返しています。
楽器を演奏することで、
記憶力と情報処理能力が上がります!
その結果、
音楽以外の教科でも必ず活かせます。
4 集中力が養われる
4つ目は、音楽を習うことで、
集中力が養われます。
前述したとおり、
音楽は2つ以上の動作を同時にするため、
集中しなければなりません。
特に、発表会やコンクールなどは、
空気感や緊張感など、また違った集中力が必要です。
この経験を積むことで、
演奏以外の試験や本番でも活かせます。
音楽を通して集中力が養われます!!
勉強やスポーツでも効果を発揮できるでしょう。
5 自己肯定感が上がる
5つ目は、音楽を習い、
達成感を味わうことで自己肯定感が上がります。
音楽では、練習する過程で
「できるようになった」という達成感を味わえる機会が多く、
自己肯定感が高まりやすいのです。
弾いている自分、吹いている自分に自己陶酔し、
ここから自己肯定感にも結びつきます。
カラオケで熱唱すると
「気持ち良い」という感じることはありませんか?
それに近い感覚です。
私は特に、
発表会やコンクールなどで演奏したとき、
- お客さんからたくさんの拍手をもらえたとき
- うまくいくか不安だった箇所が本番でできたとき
- 自分の表現したい音楽ができたとき
この上ない達成感を感じます。
舞台での達成感は日常では味わえない感覚で、
うまくいったときはとても気持ち良いです。
私の周りでも、子どもの頃から自己肯定感が
高められている人は、
他人に寛容になれたり、
前向きな性格の人が多いです。
音楽では、練習する過程で
「できるようになった」という達成感を
味わえる機会が多いため、
成長できている感覚がつかみやすく
自己肯定感が高まる!!
子どもにオススメしたい音楽の習い事第一位は?
ピアノ教室
習い事で「ピアノ」といえば
王道中の王道ですよね。
ピアノは前述したとおり、
ピアノを習うことで
マルチタスクスキルは身につきます♪
なぜならば、
「目」「耳」「頭」「手」「足」など
さまざまな部分をフル活用する楽器で、
さらに両手が別々の動きをすることが多いから。
また、管楽器(クラリネット、サックス、トランペット)などは
音を出せるようになるところから始めますが、
ピアノなどの鍵盤楽器は弾けば音が出るため、
初心者でも挫折しにくい楽器です。
さらに、音楽を長く続ける場合、
受験や副科において
ピアノのスキルは必ず求められます。
私も専門はクラリネットでしたが、
受験ではピアノの試験があり、
大学までみっちり勉強しました。
ですので、ピアノを習っていれば、
子どもが将来音楽を長く続けたいと思った時に
「ピアノが弾ける」「譜面が読める」といった
スキルは必ず役立つでしょう。
まとめ
子どもの習い事に音楽をオススメしたい
5つの理由についてご紹介しました。
- 表現力が豊かになる
- リズム感を鍛えられる
- 脳の活性化につながる
- 集中力が養われる
- 自己肯定感が上がる
このように、子どもの頃から音楽を習うと
さまざまなメリットがあります。
「どの楽器がいいかな〜」と悩んだら、
子どもと一緒にオーケストラや吹奏楽、
ピアノの演奏会へ行ってみるのもいいでしょう。
もしかしたら子どもから
「あの楽器やってみたい」と
言ってくれるかもれません。(私が実際にそうでした)
また、特にピアノ教室は
全国的にも数が多く、
見学や体験レッスンを行っている教室がたくさんあるので、
まずは見学や体験レッスンから始めてみませんか?