習い事

【子どもの習い事】ピアノを15年習い続けてきた私が得てきた効果をお伝えします!

最近では、
子どもが幼い頃から
習い事を始めるのが

もはや普通になってきています。

その習い事も、
英会話や水泳、ダンスなど様々なものがあります。

何を習わせようか迷ってしまうこともありますよね。

そこで私がおすすめするのは、ピアノです!

幼いうちからピアノを習い、
音楽に触れることで、
その後の子どもの成長に
たくさんのいい効果を与えることができます!

実は私も子どもの頃からピアノを習っていて、
もう15年ほどになります。

ピアノを習っていてよかったなと思ったことや、
私のこういう部分はピアノを習っていたから
身についたんだなと感じたことが多くあります。

今回は、そんな私が感じてきた、

ピアノを習うことで得られる効果をお話ししていきます!

子どもの習い事でピアノが与える効果3選

さて、なぜ子どもの習い事にピアノがいいのか??

その理由は本当にたくさんありますが、
今回は厳選して3つに絞ってお伝えします。

1、脳が発達する

最近は

「ピアノを習うと脳へのいい影響がある」
と巷で言われるようになってきていますよね。

その「いい影響」って何?

と考えたことはありませんか?

結論から言うと、

「脳へのいい影響」とは、
「脳全体を発達させること」です。

ピアノは、人間の脳を発達させることができる
ということです。

まず、ピアノを弾くという行為は、
常に脳をフル回転させている状態にあります。

右手と左手で違うことをしなければならないし、

その曲に慣れていないうちは、
目は楽譜と鍵盤を行ったり来たりしないと弾けません。

曲のレベルが上がるとペダルが必要になるため、

両手だけでなく足も使いつつ、
間違えないよう集中しながら、
曲の流れを考えて……。

これらをすべて同時に行うわけですから、

脳にとって膨大な量の仕事であることは
簡単に想像できるかと思います。

しかも、これらの仕事を脳が行うには、
一部分だけでは到底足りません。

つまり脳全体が活性化され、そ

の結果、脳が発達していくのです。

脳の一部分だけを
活性化させる方法は多くありますが、

脳全体を活性化させる方法は
それほど多くはありません。

ピアノは、その数少ない方法のうちのひとつなのです。

様々なことを同時に行えるようになったときには、
ピアノを習う前よりも確実に
脳が発達しているといえるでしょう。

2、計画性が身につく

ピアノとは、毎日続けなければ、
なかなか上手くなることはできません。

また、ただやみくもに
ピアノの鍵盤を押していても
意味がありません。

考えて練習することが大事なのです。

そこで何が身につくかというと。。

計画性が身についていきます。

どう練習すれば上手くなるのかが自然と考えられ、
ピアノの練習が習慣となっていくのです。

ピアノを真面目に習い続けると、
簡単な計画なら、
自ら立てられるようになるのです。

例えば、

「次のレッスンまで1週間あるから、
毎日30分練習すれば先生の前で上手に弾けるな」

といった感じですね。

 

計画性が身につくと、

中学生、高校生になった時、
勉強に大いに役立つことができます。

だいたいの子どもは

「計画を立てる」ことが苦手ですが、

幼い頃からピアノを習っていると、
それほど苦に感じなくなるのです。

私の母校では、

勉強の計画を立てよう!という時間がありました。

しかし、周りは自分の能力を把握しておらず、

無謀な計画を立て、
結局達成できずに
モチベーションがなくなっていく人も多くいました。

けれど、きちんと自分の能力を把握し、
適切な計画を立てられる人は、
その計画の達成感によりモチベーションも上がります。

つまり、勉強がよりはかどることになります!

もちろん、大人になってからも計画性は役立ちます。

ピアノには、

一生役立つものを
子どもの頃から身につけられるという
メリットもあるのです。

3、息抜きになる

えっ、そんなこと?と思ったそこのあなた!
お見通しですよ!(笑)

子どもが成長していって、
中高生(特に受験期)になると、
ほとんどの子どもは勉強漬けの毎日になります。

すると、

ピアノを習っていた子どもは
突然ピアノを弾きたいと言い出すことが多いのです。

今まで練習もいやいやだった子どもでも、です。

現実逃避かと思って、
勉強しなさいと言いたくもなるでしょう。

しかし、これには

脳のメカニズムが大きく関係しているのです。

脳には左脳右脳があり、

左脳・・言語や計算などの論理的思考

右脳・・イメージ力や記憶力などを管理します。

脳は片側だけが疲弊すると、
もう片側の脳を使って
バランスを保とうとします。

これが、

先ほどの「突然ピアノが弾きたくなる」仕組みのもとです。

学校の勉強は、
どうしても左脳を多く使うものになります
(何の教科を勉強するかにもよりますが)。

すると、

ピアノを弾くことで右脳を使おうとするのです。
人間はよくできています。

ずっと左脳を使っているよりも、

たまに右脳も使った方が効率よく勉強できます。

つまり、息抜きとは意外と大切なことなのです。

息抜きに、とスマホをぼうっと眺めているよりも、

ピアノを弾いていきいきしている方が能動的で、
見ている側としても安心できますよね。

私も受験期はピアノばかり弾いていて、
親に怒られることもありました。

けれど、ピアノを弾くことで
勉強とそれ以外のメリハリがつけられ、

最終的に成績が上がって第一志望校に合格できたのです!

嘘みたいな話ですが、本当のことです。

そしてピアノを息抜きの存在にするには、
幼い頃からピアノに慣れさせないと意味がありません。

ピアノを非日常の中にある特別なものと認識していると、

力んでしまって息抜きに
ピアノを楽しむことができないからです。

子どもの頃からピアノを弾いていると、
将来意外なところで役に立つことがありますよ!

子どもがピアノを習うときはこの2つに気を付けて!

さて、ピアノを習い事にするといっても、
ただお教室を見つけて、

「はい終わり!!」

ではありません。

ここからは、
子どもがピアノを習うときに
気を付けることを2つご紹介します。

子どもと先生との相性をよく見ておく

お教室を決める条件って
たくさんありますよね。

  • 家からの距離
  • 先生の評判
  • お教室の雰囲気など……。

しかし一番優先してほしいのは、

子どもと先生との相性です。

いくら周りからの評判が良くても、

自分の子どもとは合わなかったという話は
いくらでも聞きます。

子どもも先生も人間ですから、
相性の合う合わないはもちろんあります。

そして相性が合わないと、

せっかくピアノを習っていても
双方のストレスがたまるだけになってしまいます。

さらに、

子どもがピアノを嫌いになってしまう可能性も
十分あるのです。

私は運よく相性のいい先生に習うことができましたが、

友人は先生とのトラブルがきっかけで
ピアノに苦手意識を持ってしまいました。

友人の親御さんも、
良かれと思ってピアノを習わせたのだろうなと
思うと悲しくなります。

体験レッスンの時はいい感じでも、
時間が経ってから分かることもあります。

子どもの様子をよく見て、
話も聞いてあげられるといいですね。

家にピアノを置く

ピアノは、とにかく反復練習が必要です。

せっかく習っていても、
毎日練習しなければ意味がありません。

確かに、ピアノって高いから……と

ためらう気持ちもよく分かります。

買ったところで続くかも分からないし、
買わなくてもいいんじゃない?と
考えてしまうこともあるかもしれません。

しかし、ピアノは1日弾かないごとに
下手になっていきます。

レッスンでせっかく上手になっても、
そこから1週間放置してしまえば水の泡です。

本物のピアノでなければいけない、

ということではありません。

最近は比較的低価格で買える
電子ピアノというものが普及しています。

ピアノを習うことになったら、
まずはそういったものでもいいので、

毎日練習ができる環境を整えてあげてください。

まとめ

  1. ピアノを幼い頃から習うと、脳が発達する。
  2. 長く続けると、計画性が身につき、息抜きの手段にもなる。
  3. 習うことになったら、先生との相性をよく見ておき、家にはピアノを置く。

いかがだったでしょうか?
ピアノには、

お伝えしきれないくらいたくさんの魅力があります。

この記事で、ピアノの魅力の一部でも
お伝えできていれば嬉しいです。

子どもに何の習い事をさせるか迷ったときは、
ぜひピアノを検討してみてください!

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