こんにちは、ライターのさくらです。
突然ですが「首相」の読み方は知っていますか?
この「首相」と使っている漢字自体はそんなに難しくないですが
「首相」がどの読み方なのか意外と悩んだことがあるという人も多いと思います。
そこで今回は「首相」の読み方は「しゅそう」と「しゅしょう」
どちらが正しいのかを確認してみましょう。
「首相」の正しい読み方は?
「首相」の正しい読み方はどちらでしょうか。
「しゅそう」? 「しゅしょう」?
正解は、、「しゅしょう」です!!
「首相」の”首”という字は「しゅ、くび」とも読みますよね。
”相”という字は「そう、しょう、あい」と読むことはできますよね。
しかし「首相」を「しゅそう」と読むのは間違いです!
他の言葉ではどんな読み方をしているでしょうか?
「首相(しゅしょう)」のように
「首(しゅ)」が使われている言葉には
「首席(しゅせき)・首都(しゅと)・首位(しゅい)・首脳(しゅのう)」などがあります。
また「首相(しゅしょう)」のように
「相(しょう)」が使われている言葉には
「宰相(さいしょう)・相伴(しょうばん)・卿相(けいしょう)」などがあります。
よく使われるのは「相(そう)」ですよね。
「相談(そうだん)・真相(しんそう)・相称(そうしょう)・形相(ぎょうそう)」などありますね。
ついつい「首相(しゅそう)」と読みたくなってしまいますが
「首相(しゅしょう)」と読むのがが正解です。
あまり会話で使うことはないかも知れませんが、
覚えておくと一般常識として恥ずかしい思いをしないで済みますね。
「首相」はなぜ「しゅしょう」と読むのか?
「首相」とは略してある言葉と言われています。
もともとは、「首席宰相(しゅせきさいしょう)」
宰相の首席のことを略して「首相」と使うようになりました。
「首席宰相(しゅせきさいしょう)」とはかつて中国で使われていた言葉のため、
現代の日本の「首相」とは少しニュアンスが異なりますので注意が必要です。
そして、「首相」という呼称は日本の法体系に基づく正式な用語ではないため、法律などでは使われていません。
しかし、メディアなどによるニュース番組などで「内閣総理大臣」を指す
慣用的な通称として定着しているため、よく目にしたり、聞いたりしますよね。
「首相」の意味とは
先ほども説明したように「首相」とは「内閣総理大臣」のことを意味しています。
日本のように議院内閣制の国家では
首相が政府の長であり行政権のトップとして閣議を主宰します。
アメリカ合衆国のように大統領制の国家では首相を設置しない国があります。
「首相」とはその国の行政のトップという意味で使われています。
また、類義語として「大統領」や「統領」がありますが
細かい意味合いとしては違いますので使う時には注意が必要です。
読み間違えやすい漢字
他にも読み間違えやすい漢字は多いですよね!
あなたは正しい読み方が分かりますか?
「早急」
「そうきゅう」?「さっきゅう」?
正解は「さっきゅう」です。
「そうきゅう」と読んでいる方も多いかと思いますが、正しいのは「さっきゅう」です。
会議などビジネスで使われる言葉なので頭に入れておくといいですね!
「遵守」
「そんしゅ」?「じゅんしゅ」?
正解は「じゅんしゅ」です。
尊敬の「尊」という字が使われているため「そん」と
読み間違えそうですが気をつけて下さい。
「締め切りを「遵守(じゅんしゅ)」して下さい」などで使いますね。
「貼付」
「ちょうふ」?「はりつけ」?
正解は「ちょうふ」です。
「貼り付け(はりつけ)」が使われているため、とても間違えやすい漢字ですよね。
最近では「はりつけ」と使う方が多いと思いますが
正しいのは「ちょうふ」と覚えておくといいですね。
「続柄」
「ぞくがら」?「つづきがら」?
正解は「つづきがら」です。
「続き」と送り仮名がないため「ぞくがら」と読み間違えやすいですね。
「一段落」
「ひとだんらく」?「いちだんらく」?
正解は「いちだんらく」です。
「一区切り(ひとくぎり)」や「一安心(ひとあんしん)」などで
使われているため、間違えやすいですね。
まとめ
「首相」は「しゅしょう」と読みます。
もともとは「首席宰相」から来た用語と言われています。
日本では「首相」とは「内閣総理大臣」を意味しており
「首相」は通称として使われています。
他にも読み間違えやすい漢字が多くありましたが
皆さんは正しく読むことが出来ましたか?
間違えていた方も少し頭の隅に入れて置いて下さい♪