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【投資初心者】プロが教える!iDecoとNISAって本当におすすめ?

こんにちは!ライターのYUTAKAです。

私は10数年投資してきて大学卒業後は
証券会社で働いてきました。

iDecoとNISA、みなさんはすでにやって
いますか?

何それ、おいしいの?という人から、
これからやろうかなと考えている人まで
読んでもらえたら嬉しいです!

私の実体験も踏まえてお話できたらと
思います。
ではいきましょう!!

iDecoとNISAどう違うの?

iDeco(イデコ)というのは、「個人型確定
拠出年金」のことです。
いわゆる自分で作る、オリジナル年金のよう
なものです。

  • 自分で掛け金を拠出する
  • 自分で運用する
  • 年金受取額は、運用成績によって変わる

運用がうまくいけばいくほど、老後の年金
受取額も増えるという感じです。

つみたてNISAや一般NISAは、
年数と上限金額は決められているけど、
その分利益が非課税になるよ!

というものです。


(出典: SBI証券)

iDecoは人によってメリットが分かれる

メリット

iDecoの主なメリットは節税メリットです。

(出典: SBI証券)

自分で自分の年金を用意するなら、
税金を優遇するよ

というわけですね。
仮に今30歳で60歳までiDecoで月々
2.3万円を年間5%で運用したとします。


(出典: 金融庁idecoシミュレーション)

30年運用して60歳になった頃には、
1914万円になってるんですね!!

そのうち828万円が投資元本で1,086
万円が利益となるわけです。

しかも

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用益も全額非課税
  • 受取時も税負担を軽減

となるのでとても魅力ですよね!

掛金が全額所得控除

例えば、所得税率10%と住民税率10%なら

投資元本828万円×20%=156.6万円
トータルで節税になるんです!!

運用益も全額非課税

運用益は1,086万円ですから、通常であれば
20%の税金

利益1,086万円×20%=217.2万円
かかるわけですがiDecoであればこれも
非課税なんですね。

受取時も税負担を軽減

iDecoを60歳になってから受取ろうと
すると税金がかかってくるのですが

  • 公的年金等控除
  • 退職所得控除

といった、税負担を減らせるメリットが
あるんですね。

iDecoにデメリットってないの?

世の中よくある話ですが、メリットもあれば
デメリットもあります。
iDecoのデメリットは以下の4つです。

  • 長期間資金が拘束される
  • 元本割れの危険性
  • 手数料がかかる
  • 本当に節税になるか微妙

長期間資金が拘束される

iDecoは一度出したお金は、原則60歳
以降になる
まで引き出せない

iDecoが受け取れる期間は加入時期によって
受け取れる期間が決まっています。

元本割れの危険性

元本が保証されている定期預金のほかに
元本割れの可能性のある株や債券の投資信託
に投資も可能です。

投資信託に投資するということは、元本割れの
可能性は十分にあるということです。

手数料がかかる

加入・口座開設を行ったときや掛金を納付した
とき、年金を受け取ったときは手数料がかかります。

  • 国民年金基金連合会
  • 運営管理機関
  • 事務委託先

主にこちらに手数料がかかります。
運営管理機関や事務委託先の手数料は
金融機関によって違うのでよく調べる必要があります。

少額とはいえ積り積もれば大きな額なので
手数料0円の金融機関を選びましょう

本当に節税になるか微妙

メリット説明のところであれだけ節税になる!
と言いながら節税になるか微妙といって申し訳ない
です(笑)

iDecoって、掛金の拠出時には所得控除に
なるし運用益も非課税なんですが、

運用した資産を受け取るには
課税されてしまう

んですね(笑)

それに、これとは別で収入が少ない人も節税の
メリットが大きいかといえば
そうでもありませんね。

つみたてNISA・一般NISA

お次はつみたてNISA・一般NISAです。
違いは以下にあります。

  • つみたてNISAは、投資信託をつみたてる
  • 一般NISAはつみたてしたり、スポットで株など
    を買い付けできたりします

メリット

運用益は非課税

iDecoと同じように運用益に対しては
非課税なのです。

金融庁お墨付き商品(つみたてNISA限)

国が主導ではじめた制度なので、商品に至って
も国が厳選した基準があるんです。

手数料がかかったり、いわゆるぼったくりな商品
はラインナップにないので安心できます。

デメリット

年間40万円の投資枠しかない

つみたてNISAに関しては、年間たったの40万円
しか投資枠が無いんですね。

つみたて効果はとてもあるのに40万円分しか認めて
くれないのです。それ以上やってもいいですが、
40万円を超えた分に関しては課税されます。

損益通算できない

これも残念なところです。通常の証券会社で
開く口座は特定口座でマイナスが出てその後
利益が出れば通算することができるんです。

たとえば、つみたてNISAで損が出たとして
iDecoなど利益が出ている口座で損益を合算
することができないんです。

運用期間に制限がある

途中解約ができるものの

  • NISA: 5年
  • つみたてNISA: 20年

とNISA口座でもばらつきがあります。

まとめ

いかがでしたか?

私個人的な意見ですが、
iDecoに関しては

とても素晴らしい制度ですが
正直やらないです…

理由としては
60歳まで資金が引き出せない
というところがどうしても投資方針と合わない
です。60歳まで何があるかわからないのに
引き出せないのはデメリットを感じたためです。

ただ、年収が高い人や控除を多くしたい人など
は大いにiDecoを利用すべきだと思います。

NISA、つみたてNISAは何歳からでもやるべき
ですね、特につみたてNISAは。

いろいろと自由に投資できるうえ、制限も特に
投資において制限されるものでもないのでやる
べきです。

投資は長期投資が基本です。すぐに解約しては
何も意味をなさないどころかマイナスにもなり
ますので落ち着いて投資しましょう!

あとくれぐれも、
ご自身の判断で投資してくださいね!

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