子どもの将来について
ちょっとした行動からでも
未来の姿を想像しますよね。
まだ小さいうちから夢が膨らみます。
だから早期教育にも力が入る
というのもわかります。
でもちょっと待ってください。
親の理想と子どもの理想は違います。
ではどのように親が導いてあげれば
子どもの人生のをより良いものに
していけるのでしょうか??
目次
遺伝で受け継がれるのはどの部分?
自分の子どもの能力が自分に似ているか
気になりますよね。
苦手な所が似ていると何となく
自分もそうだったと共感しますし
得意な所が似ていると
【やっぱりうちの子ね】
と自慢に思います。
では、遺伝は、
どの程度の影響があるのでしょうか?
遺伝の影響はどのくらい??
実は遺伝の影響は
50%から60%ぐらい
だといわれています。
両親の遺伝子が組み合わさり、
兄弟などと同じ組み合わせになる事はなく
新しい遺伝的要素、
新しい能力が備わります。
顔や体つきは大体70%受け継ぎ
その他の能力は親の資質
が受け継がれるそうです。
親の資質ってどんな事かというと
親の資質
耳が良かったり
見て覚える事だったり
頭で覚えたことを具体化することだったり
同じことを繰り返し続ける事が出来たり
すぐ覚えるけど飽きっぽかったり
一つの事に夢中になったり
と能力と言えるものですね。
これをそのまま鵜呑みにして
親が自分と同じだからと自慢に思ったり
あきらめてはいけません。
両親の苦手だったり得意だったり
する能力は両親の半分が受け継がれています。
顔や体系は似ていて当たり前ですが、
能力に関しては50%ぐらいです
後の50%ぐらいは周りの影響という事
になりますね。
環境が影響するなら早期教育?
遺伝と環境の相互関係は
子ども一人ひとりの個性になります。
子どもの能力を伸ばす為に
いろいろな事を経験させるのは
ある意味良い事なのかもしれません。
子どもが興味を示さないのに
親が積極的にいろいろなものを与えても
能力は育ちません。
いろいろな経験は
子どもの能力を見極めるには
良いと思いますが
早い段階から
決めつけてはいけません。
まず子どもが興味を持ったもの
をよく見てみましょう。
子どもの興味を持ったことを見てみる
小さいうちは興味を示すものが
何かわかりにくいと思います。
まず子どもの行動を一緒に遊びながら
見てみると能力が見えてきます。
・積み木を高く重ねる事よりも
長くキレイに並べる
・砂遊びをしていて
ずっと穴を掘っている
など一緒にいて関わっている事
で子どもが何に関心を持っているか
見守りましょう。
読み聞かせをした子どもの方が
問題解決力は高くなり、
無理せず何かをさせずに自由に
させていた子どもの方が
知的能力が高くなる。
という結果も出ているのだそう。
ママさんたちの接し方や育て方によって
遺伝的要素が違ってくるのですね。
遺伝と環境どっちも大事
遺伝が50%で環境が50%って
いったいどうしたらいいの??
と思われると思います。
良い環境を整えてあげる
環境を整える事
- なるべくたくさんの経験をさせる
- 親とのコミュニケーションを大事にする
- いつでも好奇心を満たせるよう
好きな本を豊富に用意する - 親が好奇心を持ち、学ぶ姿を見せる
- 規則正しい生活で心身ともに
生活習慣が整っている
①たくさんの経験をさせる
子どもの才能を発見したり、
そのことに出会うまで
いろいろな経験をさせてあげましょう。
習い事だけではありません。
ワークショップや自然などに出かけて
家族で体験するなど楽しいと思える事
をたくさん体験してみましょう。
②親とのコミュニケーションを大事にする
親との関係で一番早くから育つコミュニケーション
は環境を整えるうえで大切な事です
子どもが人生を切り開くための環境を
整えるうえでの手段として
すぐに聞いたり、対応できることが良い
とされています。
これは自制心であったり
好奇心であったり
誠実さであったり
を育てるために
安心できる場所
になるためです。
③好きな本を用意する
子どもが興味を持ったことを
質問されることがあると思います。
そんな時に一緒に答えを見つ出せるよう
リビングなどに本をいくつかおいておきましょう。
これはどういうことかな??
という問題も
本での知識が得られれば
好奇心を満たすという役割が得られます。
また地域の図書館に行って好きな本を
選ばせて借りるのもいいと思います。
④親が好奇心を持ち、学ぶ姿勢を見せる
親の学習で成功体験がある場合は
そのことを楽しく誇らしく思い
子どもに対してもその楽しさを
心から伝える事ができる
といわれています。
親が楽しく調べたり、読書をして
知識を得たりする姿は
子どもにとっても
魅力的に見えます。
⑤生活環境を整える
規則正しい生活は、学習や運動、体格のメリット
になります。
太りやすかったり、小食で持続力が出なかったり
というデメリットを減らしてあげるのも
環境を整える一つになります。
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まとめ
子どもの人生は何がきっかけで
変わるかわかりません。
もって生まれたものより
それをどう生かすか
によって変わってきます。
それには幼少期の親との経験によって
変わってきます。
親が信頼や安心する場所を
提供できる環境を整える事によって
子どものやり抜く力や継続する力
くじけない心を育てる事
ができるのです。
子どもの成長には目を見張るものがあります
ぜひその瞬間を一緒に見られるよう
子どもとの時間を目いっぱい楽しみましょう。