問題解決

【実体験】息子から学んだ学校に行く大切さと辛いことから逃げない大切さ

こんにちは!

東京オリンピックが始まりました。

メダルの数やメダリストたちが
毎日のテレビの話題になっていますね。

でもそんな話題の側面には、
期待されていながらメダルを逃した選手や
ニュースにも取り上げられなかったような選手など
たくさんのアスリートがいます。

それでも、どの選手も同じように
多くの犠牲を払い

血の滲むような努力をしてきた事に
変わりはありません。

また、残念ながらオリンピックに出場できなかった選手や

自分の目標を目指して頑張っていた
すべてのアスリートにも
敬意を表したいと思います。

さて、それではそんなアスリート達も
乗り越えてきた

『辛さ』を乗り越えるためのヒントは
何かを考えていきましょう。

学校で何を学ぶかは人それぞれ

いよいよ夏休みに入ると、
自由な時間が増えますね。

子どもたちの大好きな夏休み。

学校の宿題も自分の好きな時間で
取り組めます。

でも、その代償には
8月末に襲ってくる宿題の山。

私もお恥ずかしながら、

何度夏休みを迎えても
何度大変な思いをしても

毎年同じことを繰り返していました。

ここからすでに、
自分の性格が決まっているのですね。

戻れるものなら、戻りたい。

さて、学校はたくさんの学びが
用意されています。

勉強もさることながら、
クラブ活動をがんばることで

『努力することの大切さ』を学べます。

 

その他にも

  • 行事の中では、クラスメイトと協力し合う
    『協働の精神』を学びます。
  • 先生や先輩、後輩と接することで、
    尊敬の念』を育てます。
  • 休み時間には、授業と休憩の
    メリハリ』を学習します。
  • クラスメイトと一緒に遊ぶことでは、
    楽しみの共有』の方法を覚えます。
  • 悪いことをすれば先生に怒られますし、
    クラスで変わったことをすれば
    空気が悪くなることを感じたりもします。
    空気を読む力』も養われます。

 

こうやって、
勉強だけを学びに行っているわけではなく

社会に出てから必ず必要になる

『社会性』
を身につけるのです。

成績が悪くても、
特に何か秀でているものがなくても

自分に必要なものを学べば良いのです。

 

勉強が得意な子は勉強を頑張ればいい。

自分の考え方がしっかりしているのであれば
それに基づいていろいろ考えていけばいい。

学校に行く時は、人と比べて
苦手を克服するために行くのではなく

自分の得意な事を
高め伸ばしに行けばよいのです。

 

ちなみに私の息子も、
成績は悪くて運動も苦手。

友だちも少なくて、空気の読めない
ちょっと変わった子でしたが、

絵をかくのがとても得意
それだけが自慢でした。

結果的に、彼はそれを伸ばし
今ではクリエーターとして
自分の道を邁進しているようです。

辛かったことが「宝物」に思える日

息子は、小さいころから
友だちとのコミュニケーションが
得意ではありませんでした。

幼稚園のころには、
身体の大きな子に意地悪されている所を
何度か見かけた事もありました。

小学校3年生で関東から大阪へ
転校したこともあって
いろいろ思うことはあったようですが、

休むことも早退することもなく
毎日学校へ通っていました。

成績も良くないし、運動も苦手。

友だちも少ないのに
学校が嫌じゃないのかな??と
親としては心配になることもありました。

 

時々声がけもしてみましたが

〝大丈夫〟

との返事ばかり。

 

そして彼は、休むことなく
毎日学校へ行きました。

 

弱音を吐いたことは一度もなく、

学校での不平不満を
言ったことはありませんでした。

 

たぶん彼は、
自分のやりたいことに目が向いていて

それがあったから、

学校での感情は、
気にならなかったのだと思います。

 

それでも、何年後かの
成人式での再会では

 

〝昔辛かったことを忘るくらい、
みんなで盛り上がった〟

 

と楽しそうに話していました。

 

辛い日があっても
いつかそれも宝物になるんだと。

 

逃げないという事は向き合うという事

息子とは逆で、

私は、辛いことがあると
すぐに逃げ出す性格です。

それはもしかしたら
小さい頃、あまり辛いことが
なかったからかもしれません。

 

〝嫌な事をどういう風に受け止めて
 どうやって解決していくのかを
 考えていく〟

 

という経験がないから、

 

いざ、そのような問題が起きたときに

どう対処していいのかわからない・・

乗り越えられるのか急に怖くなる・・

 

のです。

大人になればなるほど、

頭で考えてしまうことで

思考が行動の邪魔をしてしまうのです。

 

そういった経験がない私は、

向き合い方がわからずに
逃げる事ばかり考えてしまい、

 

色々な困難を乗り越えてきた
息子を尊敬しています。

 

そんな今の自分は、

 

嫌な事には向き合う勇気のない
ダメな部分をどうしたらいいのか??

 

 

今、まさに訓練中でもあります。

 

まずは

〝やりたくない仕事を
あえて優先順位をあげて
取り組むことから〟

はじめてみようかと思います。

 

自分のダメな部分を
どうやってクリアしていくか
楽しんで挑戦しています。

 

そういった経験から、

私から息子を見ると
小さな頃に嫌な経験があったとしても、

社会経験も背負うものも何もない
子どものうちに体験するからこそ

がむしゃらに乗り越えようと頑張る

ことができるじゃないかなぁと思います。

 

 

子どものうちに体験するという
ことは、

見てる親としては、辛いけれど

本人としては、

 

何があっても乗り越える力と
乗り越えた時の自信

 

というとても大きな財産に
なっているような気がして、

とても大切な事を経験したんだなぁ

と感じます。

 

逃げずに頑張った先にあるもの

自分のやりたいことを
仕事にできた彼は今
クリエーターとして働いていますが、

以前勤務していた会社は、
毎日明け方まで勤務し

数時間後には出勤するという
スーパーブラック企業でした。

何度も退職を勧めましたが
逃げることをやめない彼は、
2年間ほぼ休むことなく
働き続けました。

「大変な会社だけど、
やりたいことができる会社
だから辞めないんだ」
と言っていました。

大切なのは
『逃げずに続けた事』
自分の宝物になった
ということ。

たぶんこれからも来るであろう
辛いことも、
乗り越え方はわかっているのだと思います。

まだまだ未熟な私も
そうありたいと
心から願う毎日です。

まとめ

当時、いじめられている息子を見て
親としては、
とても辛くて悲しい毎日でした。

でも、一番辛いのは本人で、

そこで親としてできることは、

乗り越えようと頑張っている息子を
ただ、そばで見守ることしか
出来ませんでしたが、

それを無理ヤリにでも
親が介入して、
問題解決をしなくてよかったなと思います。

だって、息子の大切な成長の機会を
奪ってしまうことになってしまうから。

その大切な機会を奪わないように
耐える力も必要ですよね。

親って本当にいろいろと
鍛えられます!!!笑

私も、息子を見習って

辛いことは
逃げずに向き合って

嫌なことを宝物に変えていきたいと
思います。

 

おわり

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