ママ

離婚が子どもに与えるストレスを軽くする3つの方法

この記事を読んでいるあなたは、

日々の生活の中で、

お相手と多くのすれ違いや
分かり合えない寂しさを経験し、

離婚という形で、
お別れする道を選んだのでしょう。

 

大切なものを失い、

胸がちくちく痛むほど、
苦しい思いをしてきたことでしょう。

 

 

でも、ちょっと待って!!

 

 

その気持ちを抱えているのは、

あなただけですか?

 

あなたのお子さんはどんな気持ち


でしょうか?

 

私は大学時代に面会交流支援という

離婚した家庭の子どもを片親に会わせて、
交流の様子を見守る活動に
2年間携わっていました。

 

そこで多くの離婚家庭と
子どもたちの様子を見てきましたが、


共通して言える
ことがあります。

 

それは、離婚を経験した本人と、
その夫または妻、両家のご家族、
そして子どもたち、みんなが

 

心に傷を負っているということです。

 

子どもが親の離婚を経験するというのは、

 

その後の人生に

少なからず影響を与えます。

 

ここでは両親の離婚後、子どもたちが

 

「どんなストレスを抱えているのか?」

そして

「ストレスを軽くする対処法」

 

この2つをを挙げながら
紹介していきますので、

ご自身の家庭の状況に照らし合わせながら、
読んでいただけたらと思います。

離婚は子どもにどんなストレスがかかってるの?

離婚を経験したお子さんは、

心の中に次の気持ちを持ちます。

 

  • 親がいなくなった寂しさ
  • これからどうなるか不安
  • 一人だけ取り残されたような疎外感

 

これらの気持ちは、以下の状況で強く

感じます。

大好きなお父さんかお母さん

どちらかを選ぶとき

 

親の離婚を学校や近所で

されたとき

 

一緒にいる親や親戚から

片親の悪口を聞かされた時

 

 

大好きなお父さんかお母さん、どちらかを選ぶとき

 

「パパか、ママか、

どっちがいいか選んでね。」

 

突然こう言われたら、
お子さんはどう思うでしょう?

 

きっとびっくりして、
何も答えられなくなりますよね。

急に泣きだしてしまうかもしれません。

 

お子さんにとって

「離婚は突然の出来事」です。

 

お子さんが大きくなっていて、
自分の意思でどちらの親についていくか
自分で決められたら話は別ですが

 

まだ右も左も分からないような
小さい子に、
どちらを選ぶか決めさせるのは、

不安で辛いことですよ。

 

その場で決めたことで、

お父さんもしくはお母さんと
いつ会えるのか
分からなくなってしまうのですから。

 

今まで一緒に生活していたからこそ、
会えない時間が長くなると、
悲しみも大きくなっていきます。

 

親の離婚を学校や近所で噂される

 

離婚を経験すると、
ご自身の家庭だけではなく

働き先やお子さんの在籍する学校

お付き合いのある近所

話が及ぶでしょう。

 

私の小学校には、親が離婚してから
苗字の変わった同級生がいました。

 

ある日クラスメイト数人が、
その子の前の苗字と今の苗字をからかって

 

「Aのパパとママ、離婚したから

 苗字が変わったんだってさ!」

 

それを聞いた本人は、

ぎゅっと拳を握りしめて
下を向いていましたが、

ついに泣き出してしまい、翌日から
しばらく学校を休むようになりました。

 

子ども同士で、たとえ噂をする側に
悪意がなかったとしても、
それを聞いた本人は、相当傷ついたはずです。

 

親や親戚から、片方の親の悪口を聞かされる

 

お子さんにとって

これほど辛いことはありません

 

お子さんはどんなに小さくても、

離婚した事実を分かっています。

 

私の知り合いが離婚した時、
子どもは3歳になったばかりでした。

その子と遊ぶ機会がありました。

ママが自販機に飲み物を買いに行ったときに、
その子が私の耳元でこっそり

 

「パパがいなくて寂しいのに、

ママはパパの悪口ばかり言うの。」

 

とても寂しそうな表情で
言われたことがありました。

 

親同士だと、円満に離婚できなかった場合、
いがみ合ってきた仲ですから、

二度と顔を合わせたくないと、
嫌ってしまうのも分かります。

 

しかし子どもにとってはどちらも

自分を育ててくれた

大好きな親なんです。

 

大好きな親を、もう一人の親や親族が
悪く言っていたら悲しいですよね。

親子でできる!ストレス対処法3選

一緒に過ごす時間を増やす

 

離婚を経験した子どもによって、
引越したり、学校が変わったり、住む地域が
変わったり、急な環境の変化についていけず、

戸惑い不安を感じてしまいます。

 

訳もなく不安になったとき、

あなたはどうしていますか?

 

身近な人が

そばにいてくれる支えてくれている

そう思うだけで落ち着きませんか。

 

お子さんも同じです。

 

親が見ていてくれる

自分に注目してくれている

と思うだけで安心できるでしょう。

 

またお子さんと過ごすことで、
背が伸びた、顔つきが大人っぽくなったなど
小さな変化に気づけるメリットもあります。

 

お子さんの成長を実感するときって、
嬉しいですよね😊

 

話をゆっくり聞く

 

両親の離婚後に、お子さんが

 

  • 急に怒りっぽくなった
  • 成績が落ちた
  • 無口になった
  • 帰宅時間が遅くなった

など、普段と態度が変わってしまった

という話を聞きます。

 

心当たりはありませんか?

 

もしかして…

お子さんの態度が急に変わると
びっくりですよね。

 

何があったんだろう。

自分が何かしたのかな…

 

不安になったり、どうしてか

受け止められないこともあります。

だけど、それにはきっかけがあったはずです。

 

今まで我慢してきた気持ちに

耐えられなくなって、
言葉でも伝えられなくて、
どうしようもないというときに、

行動することではじめて、

目に見えるのだと思います。

 

お子さんにとって、きっかけは何か、

どうしてそんな態度を取るようになったのか

 

本人が一番よく知っています。

 

話を聞きましょう。

 

絶対に見放さないで、接し方もかえないで、

悪い子だって、決めつけないで。

 

話してみると、

意外と物事ってうまく進むものです。

悩んでたことが嘘みたいに、

すぐ解決するかも。

 

親子で何かを一緒に体験する

 

知らない人が

同じ体験をすると仲が深まる」

と言いますが、これは

親子でも同じです。

 

例えば

 

子どもの好きな料理を一緒に作ったり、
お部屋の掃除を一緒にしたり、
テレビ番組を一緒に見たり、

 

何でもいいのです。

 

面会交流支援の活動中親子で
パンケーキを作った日がありました。

 

しかしお子さんは朝から機嫌が悪く、
一緒にやろうと誘っても

「私はやりたくない」

その一点張り。

 

ついには部屋の隅に隠れて
じっと、こちらの様子を伺っていました。

 

仕方がないので、

大人たちで料理を始めることに😅

 

ボウルにミックスパウダーを入れようとした時、

お父さんが「あっ!」と

手を滑らせてしまい、
ボウルが宙を舞って
床一面が真っ白になってしまいました。

 

それを見ていたお子さんはたまらず

部屋の隅からバッと飛び出して

 

「パパだけじゃ頼りないんだから!私がやる!」

 

その後はテキパキした手つきで、
パパさんとパンケーキを作っていました。

そのお子さんに会う度に、

 

「あの時パパがパンケーキの粉こぼしてね、

お部屋が真っ白になっちゃったの。」

 

と、ニコニコ笑いながら話してくれます。

 

この子は両親の離婚後、

お父さんと全く口を聞かない子だったのですが、


この日をきっかけに少しずつ
2人の会話が増えていきました。

 

親子で何をするか、
一緒に話して考えるのも楽しそうですね。

まとめ

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今回は離婚を経験した子どもについて

少しナーバスな話題を取り上げました。

 

離婚を経験するって、辛いですよね。

 

自分一人だけの問題じゃない

家族みんなに影響があります

 

お子さんとの関係も

今まで通りではなくなってしまいます…

 

不満に思ったり、納得できなかったり

家族だからこそ、うまくいかない

 

しばらくは心細く思うかもしれません。

でもそんなときこそ、焦らず、長い目で見て

 

なんとかなる、きっと上手くいく。

子どもも、私も、

一緒に成長してやるー!

 

ぐらいの気持ちでいきましょう。

 

どんなに苦しい状況でも、

ポジティブに考えることが大切です。

 

いつか年月が過ぎて、

みんな笑って過ごせる日がくるって

信じています。

 

その時この記事の存在を思い返してくれたら、
それほど嬉しいことはありません。

この記事が少しでも皆さんの
お役に立てますように🙏

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