問題解決

体の冷えが引き起こす体の不調その原因5つ

徐々に気温が下がり、日によっては暖房をつけたくなる日も増えてきましたね。
こうなってくると女性の大敵「冷え」が気になってきますよね。

特に、手や足の冷えはつらいですね。

冷えは万病のもとと言われているように、冷えが引き起こす体調不良があるんです。

今日はこの冷えの原因や解決法を中心にお伝えしていきます。

冷えの原因

冷えの原因は主に5つあると言われています。

  1. 運動不足
  2. 食生活の乱れ
  3. ストレス
  4. 自律神経の乱れ
  5. 喫煙

一つずつ説明していきますね。

運動不足

人間は生きているだけで消費するカロリーがあります。
それを「基礎代謝」と言います。基礎代謝は筋肉量に比例しているため、筋肉が少ない女性は冷えやすいのです。

基礎代謝は年齢とともに、下がってしまいますので、適度な運動や筋トレで、筋肉を維持することが大切です。
また、運動をして、発汗を促すことで、体内に溜まった余分な水分を排出することができます。水分が排泄されずに、体に不必要な水分が溜まると、冷えの原因にもなります。

食生活の乱れ

冷たい飲み物や甘いもの、ファーストフード、お菓子は体を冷やす原因になります。
また、ダイエットにより必要な栄養が不足している場合にも、冷えの原因になってしまいます。

体を冷やす原因になる食べ物

  • 野菜・果物:きゅうり、レタス、ナス、トマト、スイカ、メロン、バナナなど
  • 飲み物:麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など

体を温める食べ物

  • 野菜:にんじん、かぼちゃ、大根、レンコン、じゃがいも、玉ねぎ、山芋、きのこ、にら、など
  • 肉・魚:鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐ、など
  • 調味料・香辛料:みそ、にんにく、胡椒、シナモン、唐辛子、など
  • 豆類:小豆、黒豆、納豆、など
  • 飲み物:紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶、生姜湯、赤ワイン、など

体をあたためてくれる食べ物は、主に冬野菜冬が旬な食べ物が多いです。
また、発酵食品は酵素を含んでいるので、代謝をあげてくれます。

ストレス

ストレスが冷えの原因になるなんて、意外ですよね。
過度なストレスは末端の血流を悪くし、血行不良を引き起こしてしまいます。

また、緊張状態が続くと、交感神経が働きすぎ、自律神経のバランスが崩れてしまい、体温調整がうまく機能しなくなってしまいます。

自律神経の乱れ

自律神経は体温調節の役割もあり、暑くなると血管を拡げて体温を下げ、寒くなると血管を縮めて体温が逃げないようにしてくれています。
自律神経は精神的なストレスや過労、音、光、温度などによって乱されてしまいます。

仕事ではパソコンを、空き時間にはスマホをついつい見てしまう現代社会において、自律神経を乱す生活要因はたくさんあります。こういった習慣も冷えにつながりますので、適度にデジタル断捨離をしてもいいかもしれませんね。

喫煙

言わずもがなですが、喫煙は体の冷えの原因になります。
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れを悪くさせ、基礎代謝を下げてしまうため、体の冷えにつながってしまいます。

冷えからくる体調不良

冷えといっても放っておくのはよくありません。
人間の体は36.5度以上で、NK細胞が活発に働くと言われています。

このNK細胞というのが、体内で発生する、がん細胞やウィルスを攻撃し、人間の体を健康に保っていてくれるのです。
体温が1度下がるだけで、免疫力は30%も下がると言われていますので、普段から体を冷やさないことが大切です。

また、冷えは、疲労感や頭痛、不眠、肩こり、便秘などを引き起こすとも言われており、特に女性は生理痛が重くなったり、むくみやすくなってしまいます。

また、精神的なところでは、イライラを感じやすくなったり、うつになりやすくなるとも言われています。

冷えの予防・解決策

冷えの予防には、体温をあげることが大切ですね。体温をあげるためには、基礎代謝をあげること
基礎代謝をあげるためには、筋肉をつけることが大切ですので、適度な運動を心がけましょう。

筋肉をつけるためには、筋トレが一番ですが、日常に取り入れやすいこととしては、ウォーキングやジョギング、ストレッチでも効果があります。

1日30分のウォーキング

人間の筋肉の約7割は下半身にあります。そのため、歩くというのはとても効果的です。
30分連続でなくとも、10分を3回でも効果的です。
毎日続けることが大事ですので、少しずつ歩く習慣をつけていきましょう。

そして、歩くなら、「」がおすすめです。朝は体温が低いため、朝、歩くことで、体温が1度近くあがると言われています。

しっかり湯舟で温まる

40度前後のお湯に10分以上浸かり、体の芯からしっかりあたためましょう。
夏でも冬でも体は冷えますので、しっかり湯舟に浸かってあたたまりましょう。

シャワーで済ませる方もいらっしゃいますが、しっかり湯舟であたたまることで、体温を1度あげることができます。

おすすめの入浴剤

重炭酸入浴剤が最近話題ですよね。37~40度くらいのぬるめのお湯に重炭酸入浴剤をいれ、15分以上ゆっくり入浴することで、体をじっくり芯からあたため、あがった後も、体をポカポカに保ってくれます。

ドラッグストアやロフトなどでも販売されていますので、よろしければお試しくださいね。

スクワット

下半身のなかでも一番大きい筋肉が「太もも」の筋肉ですので、ここを鍛えることが効率的です。
特に、入浴後に行うことで、体温をさらに上げやすくなりますので、おすすめです。

白湯

朝一杯の白湯を飲むことで、内臓をあたため、体内から体をあたためることができます。

GABAを含む食べ物を摂る

ストレス緩和に効くGABAを多く含む食べ物を摂るのもいいですね。
玄米、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなどに多く含まれていますので、これらの食品を
摂るのもおすすめです。

体をあたためる食品を摂る

先ほどの、体をあたためる食品を積極的に摂りましょう。
野菜は冷えの原因になるものもありますので、温野菜などにして食べるといいですね。
根菜類や色の濃い野菜は体をあたためてくれますので、特に冬は積極的にとっていきたいですね。

うれしいことに、冬は「鍋」や「おでん」など体を温めてくれる料理がおいしい時期なのがうれしいですね。

まとめ

冷えは血流を悪くして、肩こりや、疲れを招くだけでなく、体温が下がることで、免疫力が下がってしまいます。

免疫力に大切なのは、「腸」の働きです。免疫力の約割が腸で作られていると言われていますので、腸内環境をよくすることが、免疫力アップには欠かせず、且つ、冷えにも効果的と言えます。

腸内環境をよくするためには、腸内フローラを整えることが大切で、そのためには、善玉菌を増やすことが大切です。

体をあたためてくれる食品でもある「発酵食品」は善玉菌を多く含み、あわせて、プレバイオティクスと言われる善玉菌のエサになるものを一緒に摂取するとより効果的と言われています。

プレバイオティクスには、ごぼうやニンジンなどの根菜類、きのこ類、などに含まれる食物繊維と玉ねぎ、にんにく、バナナなどに多く含まれるオリゴ糖と一緒にとると善玉菌を増やすのに、効果的です。

冷えというと慢性的なイメージもありますが、食べ物や運動、入浴で体質を改善していくことができます。
免疫力を高めることで、風邪もひきにくくなりますし、体温をあげ、冷えを改善することができますので、生活習慣の改善に取り組んでいきましょう。

私も早速明日からウォーキングをはじめようかなと思います。
皆さん、一緒に始めていきましょう♪

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