突然ですが、あなたは犬派ですか? 猫派ですか?
こんにちは。犬も猫も、こよなく愛する石井です。
でも…愛猫2匹と暮らしているので、今は猫派ですね。
猫との毎日。
一緒に寝てくれたり、、、
家に帰って来てドアを開けると、玄関で待っていてくれたり、、、
いつも喜びや笑いを与えてくれる、何よりも大切な存在です。
猫ブームなどと言われて久しいですが、いまだにテレビでもネットでもよく猫の特集を目にするし、興味がある人も多いのではないでしょうか。
そんな人にぜひ、猫の素晴らしさ伝えたい。
すでに飼っている人とは「そうそう!」と分かち合いたい。
というわけで今回は、猫の魅力についてです!
猫ってどんな動物?
犬派か猫派かというのは、よくある質問ですよね。
それだけ、犬と猫は2大ペットとして人気を二分する存在です。
そんな犬と猫ですが、もとは同じミアキスという体長約20~30cmの、森で暮らしていた小型肉食動物が共通のご先祖なのです。
それがどのように分かれて、別々の道を歩んだかというと、
まず、犬の祖先は森を出ます。
そうして、見晴らしのいい(隠れられる場所は少ない)草原での狩りに有利なように、集団生活をして、走る能力を進化させていきました。
一方、猫の祖先は森に残り、基本的に夜行性で、身を隠しながらネズミの先祖や鳥類を獲物としていました。
俊敏だし、木登りが得意。今の猫にもその血が確実に流れています。
猫と人間の出会い
猫が人間と暮らすようになったきっかけは、農業でした。
まず人間が穀物を蓄えるようになると、その穀物を狙ってネズミがやって来ます。
さらに、そのネズミを狙って、現在私たちが一緒に暮らしている猫(イエネコといいます)の直接の祖先=リビアヤマネコがやって来ます。
リビアヤマネコにとって、獲物であるネズミが集まる穀物の倉庫は、絶好の環境。
人間は、穀物を食い荒らすネズミがいなくなって助かる。
人間とリビアヤマネコの間に、Win−Win(ウィンウィン)の関係が成り立ちました。
そうして人間の近くで暮らすようになると、人になつくリビアヤマネコもいたようで、ここから今の猫(イエネコ)と私たちの関係へとつながるのです!
猫と、私たち人間。付き合いの歴史はかなり長いのです。
※ちなみにリビアヤマネコは、今もアフリカなどに生息しています。
猫の身体能力
猫と暮らしていると、身体能力の高さに驚かされっぱなしです。
どんな能力かというと…
・ジャンプ力 これが最大の特徴ではないでしょうか。なんと猫は、高さ150〜180cmほどジャンプできるんです!
本棚や洗濯機などにヒョイっと飛び乗るところを見ると、いつも感心してしまいます。
・嗅覚 犬ほどではないのですが、それでも人間の数十万倍の鼻の良さ!
うちの猫たちも、おいしそうなにおいに気付くとすぐ飛んできます。
また、新しいものを買ってきたり、何か荷物が届いたりすると、興味津々で気の済むまで、クンクンとチェックしています。
・聴覚 犬の2倍以上、人の4倍以上の聴力!しかも左右の耳を別々に動かすこともできます。
猫は音を聴くことで、なんと、そこまでの距離や位置が分かってしまうそうです!
・ヒゲ 猫のかわいさのポイントでもあるヒゲですが、実は優秀なセンサーなんです。
ちょっとした空気の流れを感じ取ることもでき、また、せまいところを通り抜けられるか、ヒゲで触れることで判断しているそうです。
※ちなみに目は良くありません。夜行性だったことも関係しているのかもしれないですね。
しかしそれを補ってあまりある、素晴らしい能力の数々…
本当に、尊敬あるのみです!
猫のお世話グッズ
さて、猫を見るとかわいい!と思うけど、それだけでは無責任に飼えない…
世話が大変そう…
そう思う方もいると思います。
当然、生き物なので毎日の世話は必要です。
ただ、犬とも猫とも暮らしたことのある私の経験から言うと、犬より猫のほうが飼いやすいと思います。具体的には、
散歩が不要 猫は、走ることよりも高低差のあるところを登り降りすることで、運動不足を解消します。
キャットタワーやキャットウォークといった猫用のグッズでそういう運動をさせてあげるのももちろん良いですが、家具・家電でも楽しそうに登ったり降りたりしますよ(^ ^)
においがない とにかくきれい好きで、猫は暇さえあれば自分でペロペロ毛繕いをしています。実はこれも本能。ハンターとして、においで自分の存在が獲物にバレてしまわないよう、体臭を消す必要があったのだそうです。
※体の柔らかい猫は、自分の全身のほとんどに舌が届きます。
鳴き声が小さい 犬と違って猫は吠えないし、声も小さいです。ほとんど鳴かない子もいます。
マンション暮らしでも、声による近所迷惑の心配はほとんどしないで済みます。
といったところでしょうか。
もちろん、犬も好きな身としては、一緒に散歩できる喜びも知っています。
犬を飼っている人の家に行くと、犬のにおいに懐かしさを感じ、愛犬との楽しかった出来事を思い出します。
どっちがいい・悪いの話ではありません。
しかし、特に忙しい現代人としては、猫のほうが飼いやすいという面も確かにあると思うのです。
ではここから、猫の世話とはどんなものかを具体的に、そしてそれらの世話を少しでも楽にする工夫やグッズも、あわせて見ていきましょう。
1.エサと水 一番の基本ですね。エサは、子猫やシニア猫以外はドライフード(よく、カリカリと言ったりします)。
最近は、セットしておいた時間に、決めておいた量を出してくれる、自動エサやり機を使う人が増えています!
猫の体内時計はとても正確です。なるべく決まった時間にごはんをあげねば、と思いつつ、どうしても仕事やライフスタイルの問題で難しい人には、良いのではないでしょうか。
水に関しても、自動で循環するような器が人気です。
水は、たっぷり用意しておいてあげて、足りなくなることがないよう気をつければいいとも思います。
が、ホコリなどもなく、きれいな水を飲ませたい気持ちも分かるので、、、ご予算次第ということで(笑)。
優先順位としてはエサやり機が上ですね!
2.トイレ こちらも最近は色々便利なものが増えています。
排泄物の処理、掃除などの自動機能、スマホとの連携…確かに便利そうです。
ただ、どうしてもお値段は高めなので、ちょっと手間はかかるけど、まずは定番・アナログなトイレからでいいと思います。
私も3つのトイレ、すべてこのアナログタイプです。
砂とシートは常に余裕をもってストックしておきましょう。
(参考までに、猫の数+1がトイレの数の基本です!)
3.歯磨き 大事です。
歯のケアグッズは、歯ブラシや、歯磨きシート、食べるだけのもの、ジェルタイプ…と種類が多いです。
歯ブラシが一番いいと聞いたこともあります…が、うちの猫たちはまったくさせてくれません(-_-;)
子猫の時から慣らすのがコツだそうですが、完全にタイミングを逃しました。
参考までに、うちはこれです。↓ 嫌がりはしますが、なんとか指なら、歯ブラシよりは入れさせてくれます。
4.爪のケア 爪に関する悩みは多いですね。
爪切りをさせてくれないことと、
といでほしくない場所で爪をといでしまうこと。
爪切りは、我が家では1匹はおとなしく切らせてくれますが、もう1匹は逃げまわります。
それでもなんとか切ってます(伸びっぱなしは危ないので…)。
爪切りが嫌いで暴れる子は、ネットに入れて切るといい、という話をよく聞きます。
かわいそう、と最初は思ってしまいましたが、案外猫もその方が落ち着くとか、爪を切ることに専念できていい、という声が多数。
それでもどうしても暴れるツワモノ(笑)はもう獣医さんにお願いするのがお勧めです!
そして、爪とぎの悩み、これがまた大変。
壁、じゅうたん、家具…猫によって、何でとぐかはマチマチです。
うちの2匹は幸い、爪とぎ用のグッズでしかとがないのですが、実家で両親が飼っている三毛猫は、壁を見事にボロボロにしています。
最近、壁を保護する透明のシートを貼って、ようやく解決したとのこと。感触がツルツルになるので、猫にとっては、とぎ甲斐がなくなるそうです。
ちなみに我が家のグッズはもっともシンプルかつリーズナブルな、これです。↓
それと、キャットタワーの柱の部分でも爪とぎできるのですが、そちらもお気に入りで、立ち上がって嬉しそうにといでいます。
※写真載せます!(我が家の猫、後ろ姿の2ショット。奥にキャットタワーがあります)
5.抜け毛 これも、特に長毛の子だと、なかなかです!
よくブラッシングしてあげて、あとは部屋をしっかり掃除。これしかありません。
じゅうたんにはコロコロが有効です。大量に取れますよ。
普段の世話については、こんなところですね!
猫はこんなに素晴らしい
さて、それではあらためて、猫の魅力について語ってみたいと思います。
とにかく癒される
これに尽きると言っていいのではないでしょうか。
ちょっと疲れて帰ってきた日も。うまくいかないことが続いているような時期も。
当然、誰にでもアップダウンがありますよね。
でも猫は、どんな時も変わらずにそばにいてくれます。
今この記事を書いている間も、膝の上にいます。ゴロゴロと喉を鳴らしてリラックスしています。
このゴロゴロがまた、心地いいんです…。
(人間のメンタルにも、そして体にもいい周波数なのだそうです!)
冒頭で少し書いた、一緒に寝る喜びも格別です。
そして甘えてきている時だけでなく、自由に、思い思いに猫が過ごしている姿を見ているだけでも、幸せな気持ちにさせてくれるんです。
猫独特のツンデレ
猫が気分屋だということは、もはや常識ですよね。
多くの猫派の皆さんが挙げる、たまらないポイントでもあります。
実は、我が家の2匹は相当な甘えん坊で、ほとんどいつもそばにいるし、膝に乗せてほしいと催促はしてくるし、あまり「ツン」の瞬間はないのですが…。
それでもやはり、放っておいてほしいモードの時もあります。
抱っこしようとすると、スルリと逃げていくことも(笑)。
また、先ほどちょっと触れた、両親が飼っている子はまさにツンデレの気分屋さん。
時々遊びに行くと、最初はあいさつに来てくれるものの、その後はなかなか触らせてくれません。
でも、少し離れたところで、くつろぎながらこちらを見ている姿には、なんとなく気高さを感じます。
それに、だからこそ、たまに甘えてくれる時の喜びもひとしおです!
甘えん坊とはまた一味違ったかわいさを教えてくれます。
笑いも与えてくれる
猫と過ごしていると、笑ってしまうこともしょっちゅうです。
イタズラしているのを発見して、「こら〜っ」と言うと、悪さをしている自覚があるのか(笑)、足早に逃げて行ったり。
気持ち良さそうに寝ていると思ったら、突然ハデに寝言を言ったり。
リラックスしきって、仰向けのままこの上なく無防備なポーズで見つめてきたり。
何かの作業に集中していると、かわいく邪魔してきたり。
※パソコンのキーボードや、読んでいる雑誌や新聞の上に乗って来るのが定番です。
癒してくれるだけでなく、笑わせてもくれる、、、やっぱり猫は最高ですね!
最後に
いかがでしたでしょうか?
猫の可愛さ、素晴らしさが少しでも伝わったらうれしいです。
飼いたいけれど、迷っている方。
しっかり、最後まで責任もって面倒をみる決心という前提さえクリアできているなら、そして今日ご紹介したお世話のポイント、やるべきことさえ問題なさそうであれば、家族に迎えてみてあげてはどうでしょうか?
猫は、間違いなくあなたに幸せをたくさん与えてくれます。
だからあなたも、ご縁があってやって来る子のことを、世界一幸せな猫にするんだというくらいの思いで迎えて、そして感動、喜びと笑いに溢れる日々を、猫と共に送ってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!