こんにちは!ゆりです。
今回は子育て中の不眠について、お話しします。
大きなお腹を抱えて過ごした10ヶ月が終わり、可愛い赤ちゃんの顔を見て、
『これからの生活は幸せでいっぱい♪』
のはずが……
オムツ替えや授乳、慣れない赤ちゃんの世話でクタクタなはずなのに、
なぜか眠れない……
そんな人も少なくないはず。
その原因はなんなのでしょうか。
目次
原因はいったい何???
生活リズムの変化
まず、生活リズムの変化が原因として考えられます。
特にオムツ替えや授乳は昼夜関係なく、数時間おきに必要なお世話になります。
女性の体が、授乳に合わせて深い睡眠に入りにくくなる、という説もあります。
ストレス
また、ストレスが原因となることもあります。
小さい子どもがいることで、自分の思うようには物事が進みません。
トイレも食事も自分の思い通りにはならないのです。
産後でなくてもストレスが溜まると眠りが浅くなります。
小さな命を預かっている、という責任感も、ストレスの一端になり、
知らず知らずのうちに大きなストレスを抱えてしまう、
そうなりかねないのが産後なのです。
産後うつ
見逃してはいけない原因の一つに産後うつがあります。
産後うつとは、産後数ヶ月の間に起こる不安定な精神状態です。
これは精神的な病気の状態です。
ホルモンバランスが崩れることから起こるマタニティーブルーとは違い、
治療が必要な状態。
以下の状態が2週間以上続くようなら、一度病院を受診してみてください。
・何も楽しくない。好きなことが楽しくない、面白さが分からない
・わけもなく不安になったり、心配になったり、泣き出したくなったりする
・幸せを感じられない。不幸せだと感じる。
・ふと消えたくなる。自分を傷つけたくなる。
・理由なく突然恐怖に襲われる。
解決方法は?
原因は分かった!でも、
眠れないのはやっぱりしんどい!!
なんとか出来ることならなんとかしたい!!
その通りです。
ではそれを少しでも良くするために何が出来るでしょうか。
リズムを整えよう☆
朝、太陽の光を浴びて、体内時計をリセットすると良いでしょう。
赤ちゃんもしっかりと朝から太陽の光を浴びさせることで、生活リズムが出来てきます。
逆に夜に起きている時間は、
明るく電気を付けずに、間接照明などで過ごすと良いです。
軽い運動
ベビーエクササイズやベビースイミングなど、
赤ちゃんと一緒に出来る運動なんかも増えてきています。
天気の良い日なら赤ちゃんと一緒にお散歩でも♪
お日様の光を浴びることで、昼夜のメリハリも付き、
赤ちゃんにもお母さんにもいいリフレッシュになります。
また物理的に体を動かすので、
お母さんだけでなく、赤ちゃんも程よい疲労感を感じ、眠りに入りやすくなりますよ。
一緒に寝る!
赤ちゃんのお昼寝と一緒にお母さんもお昼寝をしてしまいましょう!
家の中のことが気になるかもしれません。
掃除や洗濯……
でもそれらも体が元気だからこそ出来ること!
産後のお母さんは、
出産で疲れ、傷ついた体を回復させることも大切な仕事。
眠れるときに眠る!
それもとても大事なことです。
部屋がどれだけ片付いていても、掃除が行き届いていても、
お母さんが倒れてしまっては意味がありません。
たまには旦那さん(お父さん)や周りの人に頼って
眠る時間を作ってみてはいかがでしょうか。
終わりはいつなの?!
眠れない日々、それがいつまで続くのか、
と考えると不安もあると思います。
安心してください!
4ヶ月を過ぎた辺りから、
赤ちゃんの途中覚醒が減る、という研究結果があります。
加えてお母さんの体が夜間授乳に慣れてくることから、
赤ちゃんが途中で目覚めても、再び眠りに入る時には、
お母さんもスッと眠りに入れるようになります。
更に離乳食が始まりだす5〜6ヶ月過ぎ、といった具合に
少しづつ赤ちゃんの眠りのリズムが出来だし、
まとまって長い時間眠ってくれるようになってきます。
その為にも
- 昼間はしっかり太陽を浴びて、動く
- 夜は静かにゆったり過ごす
というリズムを、お母さんお父さんで作っていくとスムーズに流れに乗れます。
また、産後に限らず、
- 眠る前にスマホやテレビを見ない
- 食事と眠る時間が近くならないようにする
このことも大切です。
ブルーライトを浴びると
眠りに導いてくれるメラトニンという成分が、体内で分泌されにくくなり、
眠りにくい体になってしまいます。
食事と眠る時間が近くなると
眠りにスムーズに入れなくなります。
眠る1〜2時間前には、
食事を済まし、テレビを消して、部屋の明かりを落として、
のんびりゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。
そんな日々も……
私自身も、完全母乳で息子を育てました。
母乳の出があまり良くなかったので、
夜は下手をすると30分もまとまって眠れなかった時もありました…。
飲んでは泣き、飲んでは泣きする赤ちゃんに、
どうしていいか途方に暮れ、泣いた夜もありました。
けれど!
時間は過ぎていきます!
赤ちゃんは、実はいつまでも赤ちゃんではありません。
気付けば、夜しっかり眠れるようになっていて。
気付けば、授乳の必要もなくなっていて。
気付けば、すっかり1人で眠るようになっていて。
授乳の必要がなくなって、
夜に起こされることがなくなって、
しんどさから解放されると共に
ほんのちょっぴり、寂しいような、そんな気持ち…。
今は想像できないかもしれないけれど、そんな気持ちを抱く日が来ます。
今は出口のないしんどさの中にいるかもしれません。
でも完璧じゃなくて大丈夫。
少しくらい泣いてても大丈夫。
誰かを頼っても大丈夫。
いつか、この眠れなかった時間を思い出して、
『大変だったなぁ』
と思える日が来ます。
どうかその日まで、息抜きをしながら、手を抜きながら、
やっていきましょう♪