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【3ヶ月の赤ちゃん】おっぱいが張らない,乳首を離す,母乳不足ではない?!正常サインと見分け方

出産から3ヶ月、あんなに小さかった赤ちゃんも
むっちりふっくらしてきて、さらに可愛くて仕方ない!

という方も多いのではないでしょうか。

でも、今までとは違う悩みが
出てくるのもこの頃。

特に母乳で育てていると、
このようなことで不安になることはありませんか?

「最近おっぱいが張らなくなってきた」

「授乳してもすぐに乳首を離してしまう」

「もしかして母乳が出てないのかな…?」

実はそれ、母乳が不足しているわけではなく
正常な赤ちゃんのサインなのです!

生後3か月頃は、赤ちゃんもママもぐっと変化する時期。

母乳不足を心配しなくてもいいサインと、
見分け方を解説していきます。

母乳不足ではない?赤ちゃんの正常なサイン

こんな様子が見られる時、
母乳が不足してるのかも…とつい感じてしまいがちですが、
これらは心配しなくてもいい6つのサインです。

1、授乳した直後なのにぐずっている

2、いつまでもおっぱいを咥えて離さない

3、少し飲んだだけでプイっと乳首を離してしまう

4、おっぱいが張らなくなってきた

5、母乳が漏れなくなった

6、搾乳しても出なくなった

1、授乳した直後なのにぐずっている

ごくごくとのどを鳴らして母乳を飲めているのに
授乳したすぐ後に泣いている場合は、
うまくげっぷができなくて気持ち悪いのかもしれません

また、たっぷり母乳を飲んでお腹いっぱい、眠たくなってきたのに
うまく眠れなくてイライラしているというのも
よくあることです。

赤ちゃんはまだ自分で眠るのが上手ではないので
静かに見守ったり、
赤ちゃんが心地よく眠れるよう
寝かしつけてあげましょう。

2、いつまでもおっぱいを咥えて離さない

 長い時間授乳しているのに、
いつまでもおっぱいを離さない時は、
ママにまだくっついて甘えていたい気分なのかもしれません。

それまでは声と匂いでなんとなく
人を認識していた赤ちゃんは
生後3か月以降、ママやパパの顔を認識できるようになっていきます。

赤ちゃんはママの抱っこが温かくて大好き!

ママの無理がない範囲で、
たくさん抱っこしてあげてくださいね。

3、少し飲んだだけでプイっと乳首を離してしまう

 少し飲んでは乳首を離し、また少し飲んで…

そんな様子が見られはじめるのも
生後3か月頃です。

今までおっぱいを飲むことだけに必死だったのが
周りに興味が出てきてキョロキョロしたり、
遊ぶ余裕が出てきた証拠
です。

きちんと飲めているか不安になりますが
お腹が空けば赤ちゃんもちゃんと飲んでくれるので
こういう時期だと力を抜いて、見守ってあげましょう。

4、おっぱいが張らなくなってきた

 特に新生児の頃は、授乳間隔があいてしまうと
おっぱいが張ってガチガチになってしまう…

という経験をされた方も
いるのではないでしょうか。

生後3か月頃になると、
母乳の作られ方にも変化が出てくるため、

「最初の頃ほどおっぱいが張らなくなる」
ということは自然なこと
です。

また、肩こりや寝不足などで
血流が悪くなっているのが原因
であることも。

おっぱいが張っていない状態でも母乳は作られていますが、
時々はママも体を休めてくださいね。

5、母乳が漏れなくなった

授乳の間隔が空いたときに、
じわっと母乳が洋服にしみていたり、
授乳を始めると、
もう片方からどんどん母乳が漏れてきたり…

前までは母乳パッドを手放せなかったのに、
「そういえば最近母乳漏れてないかも?」と
感じるのもこの頃です。

これも上記と同じ理由で、
今までが過剰に作られていただけなのです。

前ほど漏れてこなくなったからと言って
母乳が急に減ったわけではない
ので
安心してくださいね。

6、搾乳しても出なくなった

赤ちゃんが吸う刺激で
母乳はどんどん湧いてきますが
搾乳だと刺激が弱いため、
赤ちゃんに吸われるときほど出てこないのはよくあること
です。

赤ちゃんが直接おっぱいを飲み始めると、
ツーンと軽い痛みのような感覚がある場合は
しっかり母乳が湧き出している証拠です。

搾乳で出なくなっても、母乳はしっかり作られているのです。

赤ちゃんが母乳をしっかり飲めているかどうか
見分ける方法は、この2点です。

1,体重がふえているか

この時期は1日平均で25〜30gずつ体重が増えていきます。

赤ちゃんのタイミングや体調によって
体重が一気に増える時とゆっくり増える時がありますが
右肩上がりに体重が増えていれば大丈夫です。

体重がずっと停滞している、または減っている場合
母乳が足りない可能性があります。

 

2,おしっこの量が減っていないか

1日6〜8回程度おむつを交換できていれば
しっかり母乳を飲めていると言えます。

夏場は一時的におしっこの匂いが強くなったり
色が濃くなる時もあるので
その場合は意識してこまめに授乳するようにしましょう。

母乳不足を心配しなくてもいい理由

母乳不足を心配しなくていい理由も
解説していきます。

赤ちゃんが急激に成長するから

生後3ヶ月頃は、
赤ちゃんに今までの様子と変化が見られやすい時期です。

魔の3か月、メンタルリープとも言われます。

脳の発達的にも身体的にも、ぐっと成長するタイミングが生後3か月頃。

首が座ってきたり、
自分の手を認識できるようになったりと
出来ることが急激に増えます。

急激に広がる赤ちゃん自身の世界に、
戸惑いながらも順応しようとしているタイミングなのです。

大人でも新しい場所に行ったり、
新しいことを始めたりするときには
ストレスがかかりますよね。

赤ちゃんも全く一緒で、今までとの変化を感じて
いつもより泣いたり甘えたりしたがるのがこの時期です。

周囲の世界が広がることによって、
遊び飲みが始まるのもこの頃。

少し飲んだだけで周りをキョロキョロされると
ママは心配になってしまいますよね。

遊び飲みが目立つときは授乳時間が短いので、
大変ですが回数を増やすことを意識してみてください。

お昼寝の前など、眠たいときは
しっかり長く飲んでくれることも多いですよ。

母乳の生産システムが完成する時期だから

また、赤ちゃんだけではなく
ママの体にも変化が起こるのが3か月頃です。

母乳の分泌は、需要と供給によって成り立っています。

新生児期は、赤ちゃんも吸うのがまだ下手で
量も飲めないため
1日に何度もおっぱいを欲しがりますよね。

するとママの体は、
「赤ちゃんがたくさんおっぱいを必要としている!」と
赤ちゃんが飢えないように沢山のおっぱいを生産するようになります。

おっぱいが張って痛い、
熱をもっているなどの
症状が起こりやすいのはこのためです。

「母乳育児が軌道に乗るには100日かかる」と言われますが

生後3か月頃になると、

赤ちゃんが欲しがる量とママの体が母乳を作る量が合ってくる

つまり需要と供給が合ってくるのがこの時期なのです。

そのため、おっぱいが張らない、
母乳が漏れてこないなどの変化が見られても

それは「母乳量が減ってしまった」のではなく、
「赤ちゃんが飲みたいときに飲みたい分だけ作られるようになった」ということです。

まとめ

この時期の赤ちゃんによくある正常なサインを解説しました。

母乳が足りていないんじゃないかな?と感じる時でも、
実は別の原因であることが多いのです。

母乳不足を見分ける方法は2つ!

体重が増えているか

おしっこの量が減っていないか

赤ちゃんは日々ものすごいスピードで成長していくので、
今までと違う様子に戸惑うことも出てきますよね。

ずっと泣いていたりとママは大変なことも多いですが

今は赤ちゃんも頑張って成長しようとしてるんだな、
こんな時期だから仕方ない!

なんて思うようにすると
ママの気持ちも少し楽になるかもしれません。

赤ちゃんもママも笑って過ごせるのが一番♪
たまには周りの人に頼りながら、育児を楽しんでくださいね。

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