子ども

【夏必見】子どもの1日の水分量ってどのくらいが適量?年齢別にご紹介!

暑い!暑い!!暑い!!!

何もしてなくても汗が出てくる!喉が渇く!

子どもたちも毎日汗だくで、水分補給できているか心配・・・

 

こんにちは、ライターの つみき です。

今年は特に、あっつい日が続いていますね。汗

もう、エアコンガンガンかけてます。
エアコンがないと命の危険が、ということを実感できるくらい暑いですね。

水分補給、ちゃんとできていますか?

大人ももちろんですが、子どもにとっても水分補給はとても重要です。

なんと、子どもたちのほうが、脱水症状を起こしやすいと言われています!

夏は汗をかくので、水分補給を意識すると思いますが、
その他の季節でも、乾燥から水分を奪われているので、
1年を通して水分補給は気を付ける必要があります。

今回は、しっかり水分をとって、毎日元気に過ごせるように、
水分補給のあれこれをまとめました。

大人より子どものほうが水分が必要なの?

そもそも、なぜ水分がそんなに必要なのかというと、
血液循環にも、体温調節にも、老廃物の排泄にも、筋肉を動かすにも、
水分が必要だからです!

生命維持には欠かせない水分を、
子どもはより多く摂る必要があるんです。

理由1.汗腺の数が大人と同じだから

汗が出てくるところを「汗腺(かんせん)」と言いますが、
体の大きさに関わらず、
大人も子どももその汗腺の数が同じなんです!

体の面積に対して汗腺の数が多いので、
体の水分が汗となって外に逃げやすいんですね。

また、子どもは体温調節がうまくできないことが多く、
少し暑さを感じると、ダクダクに汗をかいたりします。

子どもは暑さに対して大量の汗が出やすい体とも言えるので、
大人よりも水分補給が必要となります。

理由2.体に占める水分の割合が、大人より多いから

「人間の60%は水でできている」って聞いたことありませんか?

大人は体の約55~60%を水分が占めています。

では、子どもはどのくらい?

なんと、約65~80%が水分です!

大人より多い!

もっと細かく見ていくと、

新生児が約80%、乳児が約70%、幼児が約65%です。

子どものほうが潤っているじゃないか、と感じますが、
理由1であったように、子どもは汗をかきやすいので、
すぐ水分が必要になるんです。

一度おしっこをしただけでも、結構な水分が失われて、
小さな体に対する水分の割合が減ってしまうので、
水分補給が欠かせません。

どのくらい水分を摂ればいいの?

水分が必要なのは分かったけど、どのくらい必要なの?

一般的に、必要な水分量は計算式で算出します。

年代別に、1kg当たりに必要な水分量がありますので、
その数字に自分の体重をかけることで、
必要な水分量が分かります。

1日に必要な水分量はこれ!(体重1kg当たり)

新生児:1kg当たり約50~120ml

乳児:1kg当たり約120~150ml

幼児:1kg当たり約90~100ml

学童:1kg当たり約60~80ml

成人:1kg当たり約40~50ml

実際に計算してみると、こんな感じです。

例えば、体重50kgの成人の場合、

50(kg)× 40~50(ml)=1日当たり2000~2500(ml)

例えば、体重15kgの幼児の場合、

15(kg)× 90~100(ml)=1日当たり1350~1500(ml)

1kg当たりに必要な水分量を、年齢別にもっと詳しく知りたい!という時は
こちらのサイトを参考にしてみてください。
もうちょっと詳しく分けて書いてあります。

子どもも大人もこの計算で、
おおよその必要な水分量が分かりますので、計算してみてください。

また、この必要水分量は、飲み水だけでなく、
食事から補われる水分も含まれています。

「食事と飲み物を合わせて、このくらいの水分が必要なのか」
という感じで見てください。

ここで決まり文句ですが、そうは言っても、あくまで目安です。

ものすごく汗をかいたときはそれ以上に水分が必要になりますし、
体調不良で下痢や嘔吐が続く場合は、
お医者様と相談して、水分をとっていく必要があります。

水分補給の注意点も合わせて確認!

上手な水分補給には、いくつかポイントがあります。

こちらも合わせてチェックしておきましょう。

乳児期は水分補給の習慣をつけましょう。

一般的に、乳児には母乳やミルクを欲しいだけ与えていれば、
脱水の心配はないとされています。

それでも、大量に汗をかいていたり、すぐ授乳できないときは、
別の方法で水分補給をする必要があります。

そんなときのために、白湯や麦茶を飲む習慣をつけていくといいとされています。

哺乳瓶やストロー、コップで水分補給が出来るようになると安心です。

ジュースの飲みすぎに注意!

水分補給には水やお茶が望ましいですが、
もちろん、牛乳、ジュース、清涼飲料水などでも水分は補給出来ます。

ですが、これらを飲みすぎると、虫歯肥満の原因になってしまうことがあります。

例えば、炭酸飲料や果汁100%ジュースの
500mlのペットボトルには、角砂糖10個前後が使われているんです!

喉が渇いたからと言って、ひっきりなしにこんなに甘い飲み物を飲んでいたら、
虫歯のリスクも肥満のリスクも、ぐんと上がってしまいます。

しかも、ジュースは喉が渇きやすいと言われています。

どんどん、どんどん飲んでしまいます。

飲みすぎていないか、大人が注意してあげる必要があります。

また、牛乳はカルシウムが取れるから、たくさん飲んでも良さそうですが、
たくさん飲みすぎると、お腹いっぱいになって、
食事の量が減ってしまうことがあります。

食事が減ると、栄養素が十分に取れなくなってしまいますよね。
牛乳も、飲みすぎには注意しましょう。

やはり、水分補給に一番いいのは、白湯麦茶です。

甘くておいしい飲み物に飲み慣れてしまうと、
味のない水を飲むのが嫌だ、と言われてしまう可能性もあります。

お水も麦茶も美味しい!と感じられるように、
小さいうちから、水やお茶を飲む習慣をつけておく
のが良さそうです。

こまめに水分を補給する!

こちらは、子どもだけでなく、大人も同じで、
よく言われることですよね。

喉が渇いた時に大量に飲めばいいかというと、そうではありません。

一気に水分を取っても、体に取り入れられる量には限界がありますから
大半がそのまま外に出て行ってしまうことになります。

こまめに、1回に3口程度を目安に水分を取るのが望ましいとされています。

喉の渇きを感じなくても、ある程度時間がたったら水分を取れるように、
大人も子どもも水筒を持ち歩くのがおすすめです。

その他、水分を取るタイミングとして、
朝やお昼寝から起きたとき、散歩のとき、お風呂あがり、
汗をかいたとき、が挙げられます。

一度に飲む量は少なくてもいいので、
水分補給の回数を増やすように意識していきましょう。

水分不足のサインはある?

水分は生命維持に欠かせないものなので、
水分が不足してきたら、体からそのサインが出されます。

水分不足のサインを見逃さないように、覚えておきましょう。

水分が足りないサインはこれ!

・おしっこの量や回数が少ない

・おしっこの色が濃い

・唇や皮膚が乾いている

・目がくぼんでいる

・機嫌が悪い

おしっこの色の違いは、普段から観察しておくと
違いにすぐ気づきそうですね。

子どもが1人でトイレに行くことが出来るようなら、
日頃からチェックするように教えてもいいですね。

また、機嫌が悪いという項目はちょっとボヤっとしているような気がしますね。

子どもは、体の不調にこまめに気づくことが出来ません。

頭が痛かったり、なんかだるかったり、体が重くて思うように動かなかったり、
このようなちょっとした違いは、気づかないかもしれませんし、
不調は分かっていても、どう不調なのか、言葉で表すことが難しいこともあります。

不調の説明はできないけど、でも不調なので、
いつもより機嫌が悪いかな、というところで変化に気づいてあげることが大切です。

子どもの不機嫌は、思うようにいかなかったという精神的なものだけでなく、
体調不良から来る不機嫌もある、ということを覚えておきましょう。

大人も子どもも、水分補給を意識した夏を

水分補給は一年中注意が必要、と言いましたが、
やはり汗をかく夏が一番注意が必要です。

子どもたちは自分でうまくコントロールできないこともあるので、
ママがしっかり管理することが大切。

今日はどのくらい飲んだかな?

ジュースばかり飲んでいないかな?

水分だけでなく、食事もいつも通り食べているかな?

子どもに不調があったとき、しっかりサポートできるように、
ママ自身も水分補給を怠らないようにしましょう。

家族みんなでしっかりこまめに水分を補給して、
今年の夏も乗り切りましょう!

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