問題解決

1歳児がママにべったりな本当の理由3つと対処法

1歳ぐらいは早い子どもでは歩いたり、
しゃべったりして
ママの後ろを追いかけてきますね。

ママが見えなくなると

「マーマー」

と泣いて探したりします。

そこがとっても可愛いのだけれど、
本音を言えば

「ちょっと大変」

ですよね。

トイレにもついてきて本当に困る事
もあります。

機嫌よく遊んでいるので、
そーっと離れて家事をこなそうとすると

「ギャーーーーー」

と大泣きしていることもあります。

ママにべったりな3つの理由

0歳児のころはママさんの手を借りないと
何もできませんよね。

赤ちゃんは身の回りにしょっちゅういる人
にしか興味を示しません。

そのため次のような理由で
ママさんのそばを離れないのです。

べったりな理由 その1

特別な人がちょっとでも離れてしまうと
「安心している人がいないと不安」になって
後追いをするのが理由です。

あまり目が見えないときから一番
近くにいるのがママさんですよね。

ママさんがお世話をしているご家庭が多いため、
生まれてからずっとふれあう時間が多いので
信頼が芽生えてきます。

ママさんが自分にとって

「特別な人・一緒にいると安心できる人」

と認識しているのです。

その特別な人がちょっとでも離れてしまうと
「安心している人がいないと不安」になって
しまいます。

ママさんが対象になる事が多いのですが、
一番近くにいて一番世話をしてくれている人
に後追いをするため

養育をする人がパパさんやおばあちゃんなど
の場合はパパさんやおばあちゃんに後追いする
という事もあります。

べったりな理由 その2

子どもが一人で生きられない為
ママさん(養育者)と一緒にいるための

自己防衛が働いている

とも言われています。

早い赤ちゃんではハイハイする
8か月~9か月で後追いするようになると

動けるけど一人では何もできない

というのを本能的に知っているのですね。

べったりな理由 その3

ママさんとほかの人が区別できるようになって
気持ちが発達していき

人見知りが始まった

という事です。これは安心できる身近な人と
知らない人を区別できる、

記憶力や認知力が育っている

という事です。

でもまだこの頃は記憶はあるけど
認知力はまだまだ未熟なので
離れると不安になるのです

べったりな時の対処法はどうすればいいの?

ママさんにべったりで大変な時は
どのようにすればいいのでしょう。

特に精神的にも疲れてくるママさんも
いると思います。

こうすれば収まるというのは

あまりありません。

後追いする時期が過ぎれば
自然と無くなります。

でもどうしても難しいという場合は
次の方法を試してみてください。

  1. できるだけ一緒にいてあげる
  2. わからなくてもとにかくずっと話しかける
  3. とことん後追いさせる
  4. たくさん甘えさせる
  5. 抱っこ・おんぶしながら家事をする

①できるだけ一緒にいる

べったり期はその時期だけです。
できるだけ離れないような所で家事をする

一緒の部屋で常に顔が見える位置で家事をしたり
トイレはドアを開けっぱなしにして顔を見せたり
バウンサーなどに座らせて食事を作ったり

ちょっと大変ですが、
なるべくママの姿が見える部屋になるよう
工夫するのも良いかと思います。

②とにかくずっと話しかける

ママさんが何か行っているとき

「〇〇ちゃん、ママは洗濯しているよ~」

「ちょっと待ってね」

など、ずっと声が聞こえる状態をつくって
安心させておく

ママさんの声が聞こえなくなると急に不安になり
泣き出すこともあるとおもいます。

毎日ずっと声を聴かせてあげる事で
そばにいる安心感が生まれてきます。

③とことん後追いさせる

ママさんの後を追いかけてくるのは
仕方がないので、忙しいときは割り切って
思うがまま後追いさせてあげましょう。

洗濯ものをしまうのも、お風呂を洗うのも
それこそトイレに行くときもです。

家事をしているときは足元で遊ばせるなど
ママにべったりさせてあげましょう。

このときは必ず赤ちゃんが自由に動き回れるよう
安全面に注意してくださいね。

④たくさん甘えさせてあげる

赤ちゃんと一緒にいるときは
いっぱい抱っこしたり
遊んであげたり、

たっぷり愛情を注ぐ

というのが赤ちゃんにとって
一番の幸せです。

ママさんにとっては
付きっ切りになる事も多くなり
ストレスになるかもしれません。

でも後追いはこの時期だけなので
早い子どもなら1歳半には落ち着きます。

逆にあんなに後追いしてたのに
とちょっと寂しい感じがするときが
必ず来ます。

それまで、甘えさせましょう

⑤抱っこ・おんぶをしながら家事をこなす

どうしても抱っこなどをせがむ場合は
抱っこひも活用して、
ずっと一緒に家事を行いましょう。

ママさんにとっては肉体労働ですが、
これも長くは続かないので、

「もう少し大きくなるまで」

と自分に言い聞かせましょう。

身体に負担が出るときは
どうしても一緒の部屋にいられない
家事の時に限定しましょう。

両手が開くのでおんぶ状態なら
料理もしやすくなりますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

1歳児がママさんとべったりで
気の抜けない事でストレスになったり
それこそ食事もままならない事もあります。

しかし後追いはこれから長い子育ての中の
ほんの数か月です。

永遠に続くことはありません。

赤ちゃんから幼児に代わっていく
成長のあかしなのです。

「後追いは今だけ」

と割り切りましょう。

どうしても難しいときは、
パパさんが一緒にいるときには

必ずパパさん抱っこ

をお願いし、育児の大変さを
共有しましょう。

家事も完璧にやらななくても大丈夫です。
この時期だけは家事より育児が大事と

「家事は完璧を求めない」

宣言しておきましょう。
ちょっとぐらい手抜きしたって
全然大丈夫です。

子育ては始まったばかりです。
上手に手抜きして

自分に合った子育てを楽しみましょう

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