コミュニケーション

子どもが早く自立できる子になる叱り方3選(後編)

こんにちは
犯罪更生カウンセラー

ライターのTaiyouです(^^♪

第一子が生まれるまでは、
あんな親になろう!
こんな事をしよう!
と、夢がたくさん有ったのに、

生まれた途端に
育児法や親の在り方に
悩み始めますよね😥

そんなあなたに、
日常の良い褒め方・叱り方を
2回に分けて話しています。

前回は

【超具体的】子どもの心がぐんぐん育つ魔法の褒め方叱り方3選!(前編)

だったので、

今回は後編の

『よい叱り方3選(後編)』を
より具体的に一緒に学びましょう(*^-^*)

 

※参考文献
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を
知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る 

『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』
                 島村華子著

 

では、はじめまーす♪

1 NGな叱り方3選

①「ダメ」をできるだけ使わない!

とにかく、子どもに

「ダメ!」「違う!」
だと言わないことです!

これは、
子どものやる気スイッチ回路を
使えないようにするのと一緒です。

 

私の娘もよくやっていましたが

 

例えば、
キッチンの引出しの物を全部出す💦
鏡台の中の物を片っ端から出す💦

そんな時は、思わず
「何やっているのっ!ダメ!👊💦」とか

 

子どもが靴を左右反対に履く時、
「違う!☹💦」って言っていませんか?

 

それは、あなた自身が、
子どもは出来ない
子どもは手がかかる
思い込んでいる可能性があります。

でも

子どもからしたら、ただ単純に


何にでも興味を持っているから

にすぎません。

 

「ママはココをいつも開けるのかな?」

「ママの大切な何が入っているのかな?」

と、ちびっ子探検家なのです!


そんな探求心があることを
むしろ喜ぶ位で丁度いいんです!

こんな気持ちでいると
彼らの行動に興味を持つことができて
怒れませんよ!

 

それどころか、

〝何をしたいのかな??
何をしようとしているのか?〟

こちら側にとっても
把握する気持ちに切り替わるので

何がしたかったのか聞こうと思えたり、

「これはテーブルで使うものだから
一緒にしまおうね」

「これはママが綺麗キレイになる物だから
大事なんだよ」

と、自然に言うことができます。

②罰を与える・脅す叱り方NG!

体罰とか怒鳴るのは論外として、

「〇〇したらコレ捨てちゃうから!」

「〇〇しないなら、ママも~~しない!」

「おやつをあげないからね!」等

罰を与えることで脅すのはNG!

 

 

この罰を与える叱り方をすると
子どもは攻撃的だったり
反発的な態度の子供になる可能性大!

罰を与える、
恐怖で言い聞かせるということは、

裏返せば

力を使って問題解決をすればいい
と教えているのと同じだからです。

 

そりゃあ💦そうですよ、

今のあなたが頼りにしている誰かに
同じ言い方で1回でもされたら
かな苛立ちますよね・・

それと同じです。

 

親にしたら、
ちょっと困らせたいつもりだけど

反省できない子どもを
育てているようなものです。

 

③飴とムチを与える叱り方

これは
大人の都合に合わせているばかりでなく
子どもの行動を
力によってコントロールするからNGなんです。

さらにこの方法のデメリットは
飴を与え続けなければいけないから

子どもにとって
その飴が欲しいモノでなければ
行動に移しません。

行動のモチベーションは、
物ではなく、かっこいい自分になる!とか
モテたい!でもいいし、
もっと精神的なモチベーションであればあるほど
強いです。

物は、単なる一過性でしかなく
続かないからです。

そんな叱り方をされた子どもは、
自分の事しか考えられなくなり
とても自己中な性格になります。


自己中な人は
社会の中にいっぱいいますよね!

もしかしたら、
飴とムチで育てられたのかもしれません。

2 スクスク育つ子になる具体的対応

①よくない行動の理由を説明する

まずあなたが
子どもは物事の善悪がない事
充分に自覚すことが前提です。

そうすると、
自然にモラル=道徳心を教えられます!

つまり、自分の行動が
いかに他の人に影響を与えるのか
説明できます!

例えば、スーパーで子どもが走りだした時

「走っちゃダメ!」ではなく
「走ると人にぶつかるし
他の人もイタイイタイになるから
ママと一緒にいてね」
と言う感じです。

私は、娘達とスーパーに行く前
やってはいけない事を
よーく言ってから
買い物をするようにしていたので
迷惑な言動をしなかったです。

女の子だったせいかもしれませんが、
2人ともとても活発な子どもで、
好奇心旺盛なので

その特性をうまく活用し笑

フルーツやお魚コーナーで
好奇心旺盛に商品を見ている
子どもたちに対して、
積極的に献立の相談をしていました。笑

そうすることで、

子どもたちも自分に相談され、
自分が選んだ商品を実際に
買ってもらえることで

 

〝ちゃんと選ばなきゃ!〟

 

という意欲がわき、

毎回、買い物に
積極的についてくるようになりました。

子どもたちからしたら、

ただ単純に

〝食べたいものを買ってもらえる〟

これがモチベーションだったのかもしれませんが笑

それはそれで、よしとしましょう。

②あらかじめルールを教える

何度も言いますが🙇
子どもはルールを知らないから
普段からルールを口にする事です。

【例1】 テッィシュが床じゅうに銀世界!😣

私の長女もよくやっていました!苦笑

「何か大人しいなぁ~🤨」と思ったら、
テッィシュの銀世界に座っている娘の姿!

これは、子どもにしたら

引っ張れば無くなるのに、
どうして同じように次々に出るのか?
それはいつまで続くのか?

この不思議発見のためだと
他の本でも読んだ事があります。

 

こんな時は、
テッィシュは折ってあることや

遊び道具じゃないこと
無くなるとお口とか拭けないから困る事を
教えると良いですよ。


【例2】 壁の落書き
📝

子どもが壁に落書きをして
「ああぁ~😯💦 ダメでしょッ💢」
と慌てていませんか?

クレヨン等を渡す時などに
これは書いていい」等と
書いて良いもの・書いたらいけないもの
事前にきちんと教えておくと◎!


【例3】 おもちゃを片付けない時

お出かけ時間ギリギリまで遊ばせておいて
「早く片付けて!」って言ってないですか?

それって、出かける時間が決まってない時に
あなたのお化粧中に
「出かけるから早く!」
と言われているのと同じようなものです。笑

そんな時は、
子どものクールダウンの時間を見積もって

☝早めに片づけさせる。
☝長い針が上になるまでにと期限を切る。
☝一緒に片付けて見本を見せる

それで、「床に物がないと歩きやすいね」とか
「パパが帰ってきた時に気持ちがいいね」等の
言葉を加えるとGOODです!👍


【例4】 飲み物をこぼした時

「あ゛―あぁ!💦やっちゃった!」と
思わず口に出てしまいそうですが、

とにかくこぼれた物を拭きながら
冷静になりましょう!笑

そして、こぼれないように
「コップをこうしたらこぼれないよ」とか
「こんな風にもったらこぼれないよ」と
やり方を教えましょう!

子どもはやり方を知らないし、
思うように体が動かせないことを
あなたが十分に把握している事が大事です!

 

【例5】 テストの点数が悪かった時

予想外に悪い点数を見せられて
ショックなのはあなただけではなく

親に叱られるのを承知で親に見せる
子どもはWショックでいる事を
あなたがまず理解して下さいね!

そんな気持ちでいると、
「どうしたら、出来ると思う?」
「ここは、どうしたらわかったかな?」
等の対策の話しが出てきます。

そんな言葉を聞いた子どもは、
𠮟られる事にフォーカスする事無く

自分が出来る事を前提で言ってくれるのを
全身で感じることができ、
やる気にもなり、
親の応援や期待に応えたいと思い、

素直に出来るようになりたいと思って
取り組むことができます。

 

3 まとめ

子育てはホントに大変です!

動物みたいに生まれてすぐに
自分でやってくれたらどんなに楽か!

・・・
そんな風に思う瞬間は結構ありますね!

 

だからこそ、親になれるんです!


親は育てていると上から目線でいるけれど
実は、我慢や工夫や
待つ事や許す事ことで
人間としての器が強く大きくなれるんです!

 

そう、親にしてもらえるんです!

親はお世話して育てているけれど、
子どもが欲しくても生めない方もいるから

育てることで成長の喜びを
実感できるだけでも充分に幸せです。

還暦を十分に過ぎた私は、
「老いては子に従え」な毎日ですが、

それでも、
料理や掃除の仕方・子育てにしても
会うたびに成長ぶりが楽しみです!

 

いくつになっても
親を楽しめる幸せがあるんです!

だから、今を十分に楽しんで
大人になった時に
子どもに思い出を話して下さいませ!

そんなひと時も、とても幸せです!

あなたの幸せも応援したい気持ちです💖

じゃぁ、この辺で👋

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