大人になってからピアノを弾き始めると、
なかなか上達しないなぁと感じませんか?
わざわざ習いに行く時間もないから
独学で頑張っているけれど、
やっぱりダメなのかな……と
悩んでいるそこのあなた!
実はそれ、練習の方法次第で
解決できてしまうんです。
今回は、ピアノを15年以上弾いてきた私が、
独学でも短期間でピアノが上達する方法をお伝えします!
上達する練習方法3選
独学でピアノを習っていると、
「これで本当に大丈夫なのかな?」
「この方法で上手くなるのかな?」と
不安になりますよね。
そんな時は、以下の練習方法を
参考にしてみてください!
片手ずつ分けて弾く
ピアノを少しでも習ったことがある人は、
先生から「片手ずつ練習しなさい」という
セリフを耳にタコができるくらい聞かされます。
そのくらい「片手ずつ」は大切なのです。
どんな曲を弾くにしても、
まずは曲がどういう構成になっているか
把握しないといけません。
右手と左手はそれぞれどう動くのか、
メロディーラインはどこにあるか、
伴奏部分とどう合わさっているのかetc…
片手ずつの練習をすると、
ピアノを弾く上で意識するべきことが
しっかり確認できるのです。
ゆっくり弾く
ある程度曲に慣れてくると、
早く曲を完成させたくて、
ついつい速いテンポでばかり弾いてしまいますよね。
※テンポ=速さ
でも、実はそれって逆効果なんです!
テンポを上げてしまうと、上達するどころか下手になってしまいます。
まだ土地がしっかり整備できていないのに、
その上に家を建てようとしているようなものです。
すぐに「家」が崩れてしまうのは
想像に難くないと思います。
まずはゆっくり確実に弾けるようになってから、
少しずつテンポを上げていきましょう。
曲を分割して練習する
曲中での自分の中の区分を決め、
その区分ごとに練習する方法です。
ある区分が上手に弾けるようになったら、
次の区分へ進む、といった感じです。
小節ずつ、と小節数で区切ると分かりやすいですね。
私のおすすめは……一小節ずつです!
そんなの、時間ばかりかかって全然進まないじゃない!と思ったでしょう。
でも、よく考えてみてください。
確かに一小節ずつ区切ると、
終わりが見えない、ように見えます。
しかし、
小節を増やせば増やすほど、
その区分を上手に弾けるようになるまでの
時間も増えていきます。
脳が処理する情報が多くなるわけですから、
当然のことです。
つまり、
一見非効率的に見える
「一小節ずつ区切る練習」は、実は最も効率的なのです!
騙されたと思って、
一度試してみてください。
時間を無駄にした、と
後悔することはありませんよ!
短期間で弾けるようになるコツ
まず、ピアノを弾けるようになるには、
なるべく毎日練習するようにしましょう。
せっかく練習したことも
手や脳が忘れてしまい、
振り出しに戻ってしまいます。
一日10分だけでも、5分だけでもいいんです。習慣づかないうちは、毎日ピアノの前に座って手を置くだけでも構いません。
ピアノのことを、手や脳に思い出させてあげてくださいね。
そして、更に短期間で上手く弾けるようになるには、
「面倒くさい」「遠回りと思う」練習法が最も効果的なんです。
まさに急がば回れというやつです。
ピアノを上手に弾こうと思うと、
どうしてもある程度の時間は
かかってしまいます。
そこを耐えて地道な練習を重ねるか、
自分が弾きたいようにだけ弾くか。
この差が、独学でも上達するかどうかを決めているのです。
厳しいことを言うようですが、
適当に弾いてばかりいると、
上達することは決してありません。
かくいう私も、昔は練習が好きではありませんでした。
楽しく弾きたいだけなのに、
どうしてわざわざ大変なことを
するんだろう?と考えた時もありました。
けれど、その「大変なこと」をこなした上に、
「楽しく弾ける」という喜びがあることに
気づきました。
最初から上手く弾けるだなんて、
余程の天才でない限り不可能です。
それは何事にも通じることだと思います。
楽しむためには、
楽しめるだけの技術が要るということです。
それに、何の苦労もせずに目標を達成するよりも、
苦労して達成する方が満足感を得られませんか?
ピアノも同じです。
苦労すればするだけ、
弾けるようになった時の喜びは大きくなるのです!
まとめ
- 独学でも練習方法次第で、短期間で上達できる。
- 片手ずつ分ける、ゆっくり弾く、小節ごとに区切って練習する方法がおすすめ。
- 短期間で上達するには、地道な練習を毎日続けることが大切。
いかがだったでしょうか?
この記事が少しでもあなたの役に
立てたら嬉しいです。
ピアノを弾く者同士、
お互い地道に頑張りましょう!(笑)