仕事・職業

【看護師の転職】今の職場を辞めたいと思ったら見て欲しい!解決策4つ

「病棟勤務には向いてないかも・・」
「忙しすぎてついていけない・・」

看護師には必ずといっていいほど出てくる

”転職”の悩み・・

中には、

「看護師を辞めたい!」
と悩んでいる人もいることでしょう。

しかし!

転職することで
失敗する例もあるんです。

今回は”今の職場を辞めたい”と思ったら、
考えるべきことを

看護師歴16年の私が紹介していきます。

今の職場を辞めたいと思う主となる4つの理由

勤務年数や経験によって辞めたいと
思う理由は人それぞれでしょう。

しかしここでは、
かなり多い理由を5つあげてみました。

1、職場の人間関係

1番多い悩みの1つとして、
人間関係がありますよね。

いじめ、パワハラなど先輩ナースや
医師との関係で悩み退職する方は
多いでしょう。

実際私自身も、病棟看護師時代に
先輩ナースからのパワハラ発言をきっかけに
転職しました!

緊張感がある職場では、
なおさらストレスを抱えて
余裕がなくなってしまいますよね。

人と接する距離感がつかめずに、
退職する看護師も増えています。

2、ストレスの蓄積

夜勤があり、残業があり、
遅出や早出があり、

不規則な勤務時間に加えて、
現在は看護師不足で
長時間勤務しなければならない日もあることでしょう。

経験年数が増すと、
新人看護師のプリセプター(1人の新人看護師に1人の先輩看護師つきがついて業務を覚えていく教育システム)
委員会や研修など日々の業務にプラスされて
負担は大きいです。

めまぐるしい忙しさからミスをして、
精神的負担になることも
ありますよね。

3、給料面

日々の看護業務に比べると、
給料が低く見合わないですよね。

人の命を預かり、ス
トレスを抱え日々業務しているのに

その分の給料が
貰えていないと感じている看護師は
多いのではないでしょうか。

残業しても、サービス残業だったり
役職に就いても

それに見合った給料ではないと
退職する看護師も多いです。

4、看護師には向いていない

実際、現場で働き出して
理想と現実がかけ離れているものだったと
思う新人看護師は
多いのではないでしょうか。

覚えることが山ほどあり、
先輩看護師からは厳しく指導され
プレッシャーからミスを繰り返してしまう・・

悪循環となっていき、
心に余裕がもてない。

そして、

「自分は看護師に向いていなかった」
と辞めてしまうのです。

辞めたいと思ったら、まずするべきこと

まずは、自分自身と向き合うことから
はじめましょう。

「今後自分はどうしたいのか?」
「本当に辞めるべきことなのか?」

と色々見えてくることが
きっとあるはずです。

①信頼できる人(友達、家族、同僚)に話しを聞いてもらう

心に余裕がないときは、
自分で考えても悪い方へと
物事を考えてしまうことってありますよね。

人に話すことで、見えてくる部分もあります。

心身に不調を来す前に、
信頼出来る人に自分の思いを話してみましょう。

 

②思い切って休む

辞めたいと思っているときは、
出勤時間が近づくと頭痛や吐き気がしたり、
体に不調が出てきませんか?

働くことが辛くなったら、
有給休暇を使って休むことも大事です。

仕事を休むことで、
周りに迷惑がかかると思い、

無理に出勤し続けると自分が心身の
バランスを崩してしまいますよ。

 

③辞めた後のキャリアプランを想像してみる

もし、今の職場を辞めたあと
どうしたいのかと考えてみましょう。自分に合った職場は?
どんな職場なら働きたいのか?

などを考えてみて、

自分の目標にあった
キャリアプランを立てることが
必要です。

辞めるべきではない悩みと理由

様々な悩みがある中で、
辞めるべきではない悩みもあります。

いくつか見ていきましょう。

人間関係が辛いとき

極端ないじめやパワハラを除いては、
人間関係の悩みで
辞めるべきではありません。

”人間関係で悩まない職場なんてない” 

と思っていたほうがいいでしょう。

私自身も病棟看護師、訪問看護師、診療同行看護師と
3回転職していますが、

職場の規模に関わらず
人間関係が円満な職場はありませんでした。

人と関わる仕事をしている以上、

大人数であれ少人数であれ
必ず人間関係は存在します。

人間関係が悪化するたびに、
退職や転職を繰り返すわけにはいかないですよね。

勤務に対する悩みの時

病棟看護師は特に、
不規則な勤務に
悩まされているのではないでしょうか。

2交代制、3交代制、
早出、遅出など時間が
バラバラになってしまいますよね。

カレンダー通りになんて休めないし、
身体的にも精神的にも負担が大きいです。

しかし、医療の現場は
どこに転職しても多かれ少なかれ
残業はあるでしょう。

24時間体制でオンコールがあり
夜中に呼び出される職場もあります。

訪問看護師時代は、

深夜でも早朝でも関係なく
状態に応じて緊急訪問しなければならず

翌日は普通に出勤するので、体力的には
かなりきつい思いをしました。

夜勤が多く辛いときは、
上司に相談すれば夜勤回数を
減らすことも出来るかもしれません。

勤務に対しての悩みは、
上司に相談すれば解決することもあるので、
退職するのはもったいないですね。

患者とのトラブルや医療ミス

経験年数に関わらず、
新人もベテランも人間ですから
ミスはしてしまいます。

特に、看護師歴が長くなると
業務の慣れから初歩的なミスを
してしまうこともあります。

医療事故やトラブルは、
看護師全員が恐れていることでは
ないでしょうか。

患者さんの命を預かる仕事であり、
責任が大きく負担は計り知れませんが、

転職したからといって、
ミスがなくなったり、
トラブルがなくなったりするわけでは
ありません。

解決策として

人間関係の構築

相手に不満を1度抱いてしまうと、
なかなかその感情は消えないですよね。

しかし、相手に対して
不満ばかり持つのではなく、

自分自身も少し変わってみませんか?

まずは、すべてを自分に
置き換えて考えるようにしましょう。

「先輩はあの時、どうして欲しかったのか」

など、
相手が求めていたことがなんだったのかを

考え、

「自分だったらこうして欲しい」

と置き換えるのです。

そうすることで、
自分の間違いに気づくこともあるでしょう。

相手を肯定したり、
相談したりすることで、

辛いと思う気持ちが少しは
減っていくでしょう。

部署異動をお願いする

夜勤の回数が
月10回を超える場合は、

上司に相談して減らしてもらいましょう。

状況が変わらないときは、
今の職場を辞めることをおすすめします。

勤務希望が出せるのであれば、
夜勤と連休をうまく自分で組み合わせて
自分がリフレッシュできるように
工夫することをしてみましょう。

それでも、辛い状況が続くならば

「部署異動」を検討しましょう。

すぐに異動とはならないでしょうが、
タイミングが合えば環境も変わり新しい気分で
業務に取り組めるのではないでしょうか。

ストレスをためない

ストレスがたまってしまうと、
通常では考えれないようなミスをしてしまったり、

正常な考えが浮かんでこなかったり
してしまいますよね。

ストレスがたまることで、
精神的疾患を患うこともあります。

そうなる前に、
有給休暇を取得して思い切り休みましょう。

看護師が向いてない

そもそも、
「看護師自体が向いていなかった」
と考える人も多いでしょう。

はっきり言うと
看護師に向いていないのは、

「患者のことを思いやれない」人だけです。

どれだけいい看護大学に行っていようと、
スキルと経験が豊富だろうと、

患者のことを思いやれない人は、
はっきり言って看護師には向いていません。

それ以外で、

「忙しさについていけない」や
「出来ないことが多すぎて向いていない」

などが理由の場合は、
慣れるまでもう少し続けてみてはいかがですか?

まとめ

辞めるべきではない理由や、
主となる悩みをご紹介していきましたが、
いかがでしたか??

「辞めたい!」と思った時は、
辞めることばかりを考えてしまいますが、

転職しても同じことが起こらないとは
限りません。

1度立ち止まって考える時間も
必要ではないでしょうか。

どうしても退職したいのであれば、
次の職場ではできるだけ長く勤められるように
自分にとっての条件や、優先順位を決めて転職しましょう。

理想と現実にギャップが生じない職場を
選ぶことが重要ではないでしょうか。

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