こんにちは、ライターのryuseiです。
親とは子どものためにいろいろしたいものですよね。
「自分の子どもにはこう育ってほしい!」という願望を持っていない親なんていません。
けれども、親が子どもに望むことと、子どもが親に本当に望むこととはピッタリと一致しているのでしょうか?
今回は親と子ども、それぞれの望むことを筆者の実体験も踏まえて綴ろうと思います。
親が子に望むこととは?
親が子に望むことは、「子どもに幸せな人生を歩んでもらう」ことです。
子どもに不幸になってほしいなんて親はいないと思います。
難関学校に入らなくてもいい、一流企業に入らなくてもいい、有名になって偉くならなくてもいい。そんなに立派な人にならなくても、自分の中の幸せな人生を歩んでほしい。
親として一番望むことは子供が「幸せと感じる人生」を歩んでくれることです。
こんな理想的で模範解答のような子育てをできたらいいですね。
では、現実を見てみましょう。
わたしの周りの家庭を見ると、このようなことをよく耳にします。
- わたしがピアノと水泳、それにバレエも習っていたから、子どもにも習わせたい(わたしが教えたい)
- バカで落ちこぼれな子どもにならないように、とりあえず塾に通わせる(みんな通わせてるし…)
- 学校の通知表の成績が悪いため教師に呼び出し。その後、子どもにお説教した
あるあるだと思うので、周りでこんな家庭を見かけるかもしれませんね。
親としてはすごくわかります。一緒に子どもとキャッチボールをしたいと夢みるパパもいるかもしれません。
でも、子どもはほんとうにこの行為を望んでるのか、と考えると疑問に感じます。
上の行為に共通していることは、「子どもの意思が”0”」ですよね。
誰かに命令されて押し付けられてる感って不快じゃないですか?
命令されて動くだけなので、楽だなと思う人もいるかもしれません。自分で何か決めて実行するのって大変ですもんね。
でも、命令どおり動くならロボットでいいですよね。
近い将来、AIが仕事を奪っていくというネガティブな意見まで散見されています。この先の時代、「自分で物事を決めて、自分の商品を作っていくことが重要である」という記事を目にしました。子どもの意思を尊重してあげることが重要ではないでしょうか?
それでは、子どもが幸せな人生を歩んでいくには、どうすればいいのでしょうか?
わたしはこう育った!理想的な子育てとは
わたし(筆者)は自由に生きていますし、幸せです。
のんびり記事を書きながら、寝たいときは寝ますし、嫌な人とは無理に付き合いません。
人生はすべて自分自身の決断・意思で生きています。
なぜこのように育ったのかというと、
子どもの頃からの親の影響が強いです。
わたしの両親はわたしの決断を否定せず、むしろ肯定的にとってくれて、自由に育ててくれました。親からの影響は、子どもの人生に多大な影響を与えることがわかりました。
問題児だったわたし
わたしの小学生のときの通知表はオール3でした。(数学は好きだったので、5でした)
テストの点はよかったのですが、授業態度が最悪だったためです。
もっと高度な学びをしたかったので、教科書は読まずに図書館で借りてきた参考書をずっと読んでいました。また、眠いと学習効率が落ちるので、眠いなと思ったら寝てました(笑)
こんな子どもだったので、先生からは嫌われていました。よく怒られていましたし、三者面談(わたし、親、先生)をよくやってこっぴどく注意されました。
でも、まったく両親は怒りませんでした。
むしろ、「数学(算数)すごいな」、「テストの点数すごいやん」と褒めてくれました。
大学進学のときもそうでした。
急にわたしが「ITを学びたいから、この大学に行きたい。県外だから一人暮らしがしたい」と言ったときです。
両親は「最大限サポートするよ。でも足りない分は自分で奨学金を借りなさい。がんばれよ」と言ってくれました。
こんな両親に育てられたわたしは、先ほども書きましたが、
自分で人生を選択する、自由で幸せな生き方をしています。
こんなに自由に選ばせてもらって、肯定されたら頑張れますし、自信がつくんです!!
子どもが親に望むこととは?
子どもが親に望むことは、「自由に選択できる環境を整えてもらう」ことではないでしょうか。
自分で何事も選択・決断して行動しないと、幸福感は上がりません。
あれこれ子どもにさせたい気持ちはわかりますが、ぐっと我慢です😌
それに、笑顔で接したり、ほめてあげることが重要ですね。
家族ですから、一番の味方でいてあげてください。
わたしも先生や友人に否定されていましたが、家族は肯定してくれていました。
それだから、折れずに頑張れてきたのですから。
最後に
子供は親に対して高学歴や高収入など望んでいません。
ましてや夫婦ゲンカや離婚など望んでいません。
求めているものは、家族のサポートです。
子どもには、いつでもサポートできるような環境を整えておくこと。
子ども自身が頼ってきたら、最大限サポートしてあげるくらいがちょうどいいのです。
過干渉はNGですから、注意ですね。
皆さんのご家庭が幸せになることを祈っています。