今回は、ゆりママさんの経験談をお聞きしました!
産前産後休暇、育児休暇を取得して、
子育てを頑張っておられる方も少なくないと思います♪
大変な妊娠期間や出産を乗り越えてやっと出会えた可愛い我が子。
さぁ!赤ちゃんとの幸せな生活が始まる!
と思いきや、
慣れない育児に目が回る毎日。
あれ?
これって、
仕事していた時より忙しくない???
毎日あくせくと働いていた時とは違うはずなのに……
しかも、この状況、周りに
分かってもらえない!
そんな気持ちを抱いた人もいるのでは……?
目次
子育てで大変なこと4選
慣れないお世話
赤ちゃんのお世話は、初体験の事ばかりという人も少なくないはず。
相手にするのは
ふにゃふにゃと壊れてしまいそうな赤ちゃんで、
言葉も通じなくて……
産まれてすぐの関門
「授乳」
その二文字に様々な大変さが詰まっています。
母乳が出れば良い、という訳ではなく、
飲みたいのに十分に出なくて、授乳間隔が短く休めない……
逆にたっぷり出るのに飲んでくれなくて、乳腺炎……
引っ張られて傷になったり、噛まれる……
これに加えて
新生児の頃は、
オムツ替え、沐浴、夜泣き、ぐずり、だったお世話が
時間を経て、
離乳食、家遊びから外遊び、危険防止、トイレトレーニング……
保育所や幼稚園が始まれば、
登園準備やお友達やママ友との関係も……
と変わっていきます。
慣れた頃に次、次、と変わっていく育児には、
慣れる間もなく新しいことが始まってしまうこともあります。
頭が休まる瞬間はなかなかないですよね。
家事との両立
思い通りにならない育児の合間には、家事もしなければなりません!
家にいて、ゆっくりしてるんだから、家事くらいできるでしょ、
と思いがち、思われがちですが……
赤ちゃんが寝ている間には掃除機はかけづらい
夜泣きがすごくて自分の体もクタクタ
お部屋もトイレもお風呂も階段も掃除しなきゃ
ご飯も、買い出しから片付けまで
洗濯も、洗濯して干して畳んで片付けて・・・
それを、赤ちゃんを見ながら、もしくは、
いつ起きるか分からない赤ちゃんの寝ている間に詰め込もうと思えば
とてもバタバタするのは想像にたやすくありません。
ましてや自分の好きなことをする時間……
なんて、後回しの後回し
ですよね。
時間がないっ
家に居て、赤ちゃんと一緒に昼寝して……
一見のんびりとした、優雅な生活に思えるかもしれません。
いえ、実際、朝から晩まで働いていた時を思えば、
家にいて、ゆっくり出来ているはず。でも・・・
何だかそんな不思議な違和感を感じてはいませんか?
実は時間は無くはないんです。
例えば、赤ちゃんがお昼寝中のやっとホッと出来た2時間……
でもそれって、前々から予定が立てられる2時間でしょうか。
たまたま、ゆっくり寝てくれた2時間。
別の日ならこれが30分だったり
すんなり寝てくれなくて結局時間がなくなってしまったり
長く寝てしまって、買い物に出られない時間になってしまったり
睡眠不足の自分がすっかり眠ってしまったり。
全く予定の立たない自由時間。
全てにおいて、誰かの生活サイクルに合わせる生活、というのは、
この時以外には無いでしょう。
子供を守るプレッシャー
更に、この小さな命がこの手にかかっている
というプレッシャー。
何かあったときには
自分に100%の責任がのしかかる
という恐怖。
これが24時間、
切れることのない緊張感の中にいることもまた、
この時以外にはほぼ無いことです。
受けたことのないプレッシャーの中で、
眠れない
自分の時間がない
思い通りにいかないことは、とても大変ですよね。
夫に大変さが伝わらない・・
こんなことはなかったでしょうか。
パパ「今日何してたの?」
ママ「朝パパが出かけてから赤ちゃんと午前中にお散歩して、
買い物しようと思っていたら寝てしまったから帰ってきたの。」
パパ「帰ってきてから掃除とか?」
ママ「赤ちゃん寝てると掃除機はかけられないし、
昨日の夜も授乳で眠れなかったから、少し昼寝して…」
パパ「昼寝出来るのいいなぁ。でも大変だもんね。で、ご飯は?」
……………あれ、何だか大変さが伝わってない……??
そうなんです!
言葉を尽しても、なんとなく、この大変さって、うまく伝わらなくないですか?!
一人で育児を頑張っている気がしてしまう……
2人の子どものはずなのに。
一番ツライ事
こんな中で「今まで通り」ではいられないんです。
いられなくて「普通」です。
2人の子供のはずなのに、
同じ重さで考えてもらえない
同じ重さで関わってもらえない
「共感してもらえない孤独」
これが一番しんどい理由ではないでしょうか。
大変さが一言では伝わらず。
説明すればするほど、何かが違う気がする。
話しても分かってないな、と感じてしまう………
一番分かって欲しい人に分かってもらえない「孤独」
旦那さんだけではない
友達も、子育てを経験しているはずの自分の親にさえ、
うまく伝わらないことがありますよね。
気持ちを理解してもらいましょう!
パパ「外で働いている自分はもっと大変だ!」
親「昔はもっと大変だった!!」
それも事実でしょう。
けれど、その事実に追い詰められる人もいて
ママはママで大変な思いをしていることもまた、事実です。
ママは今「赤ちゃんのお母さん」を頑張っていて、
自分のことまで手も思いも回りません。
この気持ちを分かってもらうための方法を考えましょう。
- 定期的にお休みの日のパパに預けて、一人での育児を体験してもらう
- 理解してほしい人に対して、気持ちを伝える
(物理的なつらさよりも、共感してもらえない、孤独、なことがツライと訴える!) - 保育士さん、保健師さんに話を聞いてもらう
- サークルに入って同じ境遇のママ友に相談する
- 実母や義母に預けてリフレッシュする
- 市や町の「子育て相談」に問い合わせして話を聞いてもらう
同じ重さで、同じ方向を向いてくれる人がそばにいる
それだけでとても楽になれますよね。
これからの為にも
我が家もいわゆる「ワンオペ育児」でした。
その時は必死なので、自分がどこに違和感を感じて、しんどさを感じているのか、
分からないんですよね。
何がしんどいのか、
気付いたのは子どもが少し大きくなってからでした。
でも共感してもらえないしんどさは、子どもが大きくなって
物理的なお世話が減っても同じ、ずっと続きます。
そのためにも一緒に悩んで一緒に考えてくれる、
そういう関係を今のうちに築いておくことが、
ママと何よりかわいい我が子の為に大切な事だと思いますよ。
可愛い我が子のために、息抜きをしながら、一緒に頑張りましょう♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました!