そもそもお金とは?
こんにちは♪ライターのSatokoです。
冒頭の定例挨拶になっているコロナウイルス関連の話題は
そろそろ省略します。
さて。この記事をお読みになっている方は、おそらくお子様をお持ちか
これから予定のある方かと思います。
今回の出来事はおそらく未来の歴史の教科書に
載る出来事でしょう。
世界史で「スペイン風邪」を学んだように「新型コロナウイルス」も
語り継がれることでしょう。
そんな歴史的激動期に生きる、そしてこれからその渦中で生き続ける子ども達に
何を伝えればよいのでしょう?
今回は少し真面目な話をしていきます。
お金の歴史
ざっくりと表を作ってみました。
本当にざっくりなので細かな説明は省いております。
この様に物々交換→物品交換→貨幣制度と
時代の変遷を経ております。
少し補足説明するとこの様になります。
- 物々交換
これはまさに字の通り物と物を交換します。しかし問題点があります。
例えば大根と鶏肉を交換したとして、どちらの鮮度が長く持ちますか?
通常は大根です。
冷凍や冷蔵技術のない世界の話です。
鶏肉を受け取った側は、不公平と感じます。
また大根1本と鶏肉1羽分を交換したとします。
鶏肉を渡した側は、割に合わないと感じませんか? - 物品交換
こちらは少し進化して、交換する対象品目を絞りました。
例えば、布、塩、貝、金などです。
塩や金などは想像がつき易いですが、貝も含まれています。
特に中国では貝貨が一般的で、今でも「財」「貯」など漢字にも「貝」が
多用されています。 - 貨幣制度
ご存じの通り、物⇔貨幣の流れです。
上記の延長線上の全てが貨幣制度という訳ではありませんが、
おおまかにカバーしていると言えます。
他の説として「新貨幣論」というものがありますが、
ここでは省略致します。
更に2020年現在はビットコインなどの国境に関係なく
ボーダーレスな決済も導入されています。
伝えるべきことは??
【お金に困らない子供の育て方】
ご存じ、メンタリストDaigoさんです。
最近テレビではあまりお見かけしませんでしたが、
YouTubeやniconico動画で活躍されてました。
なかなか面白い視点でしたので、参考までにご紹介♪
「なぜお金が大切なのか?」「お金を得るために何をすれば良いのか?」
大人にとっても大切な考え方で、勉強になりました。
調べた結果、おススメしたいのがこの3点です。
- なるべく早いうちから、子ども自身の預金通帳を持たせる。
自分の名前が表紙に書いてある通帳が手元にあることで
「自分の持ち分だ!!」という自覚が生まれるからです。
さらに通帳には残高が記載され、貯金すれば増えていくし
使えば減っていく感覚を味わいます。 - 大人と同じようにお金を使ってみる。
外でアルバイトをするにはまだ早いので、
家庭内でアルバイトをしてもらいます。
「お茶碗を洗ったら\100-」「お風呂掃除\50-」など
バイト代を渡し、稼いだお金をどうするか親も一緒に考えます。
貯金するのか、ゲームを買うのか、困っている人のために寄付を
するのか…
予算配分や使途を一緒に考えることが、とても重要です。 - 投資について考えてみる。
そもそもお金はどこから来て、どこに行くんだろうという
仕組みを知る事が大切です。
この辺りの説明する動画を探しましたが
子ども向けの手頃なものがヒットしなかったので
今回は見送ります。
まとめ
ゲームでお金の仕組みを学ぶという切り口の情報も沢山ありますが、
そこで一つ思い出したエピソードがあります。
我が家の長男が小学校2年生頃の話です。
学校から帰宅した息子が冷蔵庫の前で膝を抱えてうずくまっておりました。
「何かあったのかな…」
「どうしたの?」と尋ねても
プイっと横を向いてべそをかいて下を向き、何も答えませんでした。
心配になり長女に尋ねました。
「リクトね。何かあったの? 何か知ってる?」
すると「ああ、たぶん。どうぶつの森。」
「どうゆう事?」
長女の説明はこうです。
- 当時、「どうぶつの森」という任天堂DSのゲームがありました。
大変流行っていたものです。 - それはいわゆるロールプレイングゲームで、お買い物が出来たり釣りが出来たり。
さらに、ゲーム世界独自の通貨が確か「1ベル=1円」のように利用できました。 - リクト(長男)は貯めた仮想通貨でかき氷を買うことにしました。
- しかも有り金全部をはたいてイチゴのかき氷を買いました。
- 無事に買う事が出来て満足したのもつかの間、ゲームを再開して
大変なことに気づきました。 - それはお金を使うと残高は減るということです。
- ゲームを再開すると、先ほどまであったベルが0ベルに変更していました。
- 当然、払い戻しなどは出来ず、ここで初めて事の重大さに気づきました。
そして冷蔵庫の前で膝を抱える事態へとなりました。
これも一つの教育なのでしょうか??
最後までお読みいただきありがとうございました♪