ママ

その方法間違ってない?基礎体温の正しいつけ方

女性の健康管理にも役立つ、基礎体温

正しく測れていますか?記録していますか?

もう一度、基礎体温のつけ方をおさらいしていきましょう!

 

こんにちは、ライターの つみき です。

多くの女性は、妊娠を意識した頃に、基礎体温を測り始める方が多いでしょうか。

基礎体温を測っておくと、体調管理にも役に立つってご存じでしたか?

妊娠に関わらず、毎日測っていくことで、
自分の体調のリズムを把握したり、不調に気付いたり出来るんです。

ところで、基礎体温の正しい測り方は分かりますか?

コロナに感染していないか、という判断基準にも体温がありますが、
わきの下で測るのは、基礎体温ではないですよ?

今回は、正しい基礎体温の測り方をしっかり確認しましょう!

基礎体温は起きる前に測る!

まずは、基礎体温を測るための体温計を準備しましょう。

わきで測るタイプの体温計は、小数点第1位までのもの(例:36.5℃)が多いのですが、
基礎体温は、小数点第2位まで(例:36.54℃)記録する必要があります。

基礎体温の違いは、0.03~0.05℃なので、
ここまで測ることが出来る、「婦人用体温計」と書かれたものを用意しましょう。

寝る前に、手の届く場所に体温計を準備する

基礎体温は、朝起きてから布団を出る前に、動き出す前に測ります。

そのためには、寝ていても届く場所に体温計を準備しておく必要がありますね。

サイドテーブルがあれば、その上に置いておいたり、

お布団で寝ていれば、すぐ手が届く場所に置いておく。

ちなみに私はベッドで寝ているのですが、サイドテーブルがないので、
手を伸ばして届く位置の床に置いています。

掃除するときに間違えてベッドの下に蹴ってしまわないように気をつけます。笑

おすすめは、目覚まし時計の隣にセットで置いておくこと。

目覚ましを止めるときに、体温計も目に入るので、忘れることがありません。

手に届く場所となると、自然と目覚まし時計の近くになるとは思いますが・・・

朝が苦手で、目覚まし時計を遠くに置いている方は・・・
基礎体温をつけるために、手が届く範囲に移動しましょうか。

目が覚めていなくても、体温計を口にくわえてしまえば、
体温が測れた音でも目が覚めるかもしれませんよ。

寝ぼけて喉に刺してしまわないように気を付けて・・・

目が覚めたら、起き上がる前に体温計をくわえる

寝たまま体温計を手に取ったら、その状態のまま、基礎体温を測ります。

起き上がる前に、ベッドに寝たままの状態で、測るんです。

では、どこで基礎体温を測るのか?というと、舌の裏側なんです!

体温計の先を、舌の裏の付け根の部分に当てて、舌で体温計を押さえる感じで、
口を閉じます。

測っている間は、口で息をしないように、口は閉じたままにします。

そのまま、動かずに、測り終わるのを待ちます。

私は寝ぼけていると、口の力が抜けてきて、体温計がずれてしまうことがあります。

正しく測れるように、ずれないように舌で意識的に押さえたほうが良さそうです。

忘れないうちに、体温を記録しましょう

正しく測っても、二度寝してしまって記録を忘れてしまう・・・

ということがないように、忘れずに記録しましょう。

記録は、日記に温度を書いておくのもいいですが、
グラフにして観察ができるような形式で記録しておくことも必要です。

婦人用体温計や生理用品を販売しているメーカーのホームページなどにも
基礎体温を記録できるような、メモリが振られている用紙をダウンロードできます。

眠くても、点さえ打っておけば、まず記録は出来ますね。

他にも、基礎体温を記録するアプリもたくさん出ています。

私はアプリ派で、毎朝測り終わったらアプリを起動して記録しています。

朝一で携帯を開くことで、その明かりで目も覚めてきますしね。

スケジュール帳は紙派ですが、基礎体温の記録はアプリが便利かと思います。

アプリだと、生理日や排卵日を予測してくれたり、
自動でグラフに出来るので簡単だし、見やすいし、
ためになる情報も一緒にチェックできるので、おすすめです。

また、基礎体温と一緒に、体調不良があれば、それも書いておきましょう。
頭痛、腹痛、腰痛・・・などなど、気になる点は記録しておくといいですね。

紙でもアプリでも、自分が続けられる方を選びましょう。

基礎体温表はどうやって使うの?

基礎体温を測って記録して、そのままにしていませんか?

1日だけ測っても、あまり意味がありません。

まず1か月測ってみて、基礎体温がどのように変化していくのか、
その変化で体調の変化を読み取るんです。

毎日観察して、基礎体温の変化をチェックしないと、もったいない!

基礎体温のグラフからどんなことが分かるのか、見ていきましょう♪

低温期と高温期のサイクルを見つける

女性の基礎体温は、約2週間おきに、低温期高温期が交互にやってきます。

低温期と高温期はこんな時期

低温期:生理開始から約2週間、排卵が始まるまでの間

高温期:排卵が始まってから約2週間、次の生理が始まるまでの間

日々の基礎体温のグラフの変化を見ると、
前日との差が一気に0.3℃以上になる日があります。

0.3℃以上上がった日は、排卵があった日、
0.3℃以上下がった日は、生理が来た日、ということになります。

基礎体温を記録し始めたころは、なかなかきれいなグラフにならなかったり、
測るのを忘れてグラフが途中で途切れてしまうこともあると思います。

その辺は、そこまで神経質にならなくても大丈夫。

そこまで安定したグラフにならなくても、
なんとなくでも、低温期と高温期の境目が分かればOKです。

私も最初の1か月はよく分からないグラフになっていましたが、
基礎体温を測り慣れたこともあり、2か月目からは読み取れるようになりました。

低温期と高温期を読み取れた、ということは、
正常に女性ホルモンが分泌されていて、体が働いている、ということです。

この境目が分からなかったり、体温の上下が毎日激しかったりすると、
体の不調を疑って、病院に行って相談することも必要になります。

基礎体温で異常を見つけられたら、早めに病院に行くことで、
正常に子どもを妊娠出来る体に整えることが出来ます。

次の生理開始・排卵日が予測できる

低温期の始まりは、生理の始まり、という話がありました。

ということは、1か月のサイクルで、
低温期高温期が何日くらいあるのかが分かっていれば、
次の生理がいつ頃来るかが予想できるんです。

次の生理が来るまで何日あるか、個人差がありますよね。

基礎体温からの予測が、一番正確です。
自分の体のリズムで予測できるわけですからね。

それに、生理が近づいてくると、イライラしたりだるくなったり、という
PMS(生理前症候群)への心づもりもできます。

生理用品をかばんに準備しておくこともできます。

生理日が予測できることで、メリットはたくさんあります♪

ということは、高温期になる日の予測が、排卵日の予測になるんです。

妊娠を望んでいる女性には、かなり重要な予測です。

排卵日の予測をもとに、妊娠可能性を見極めて、
タイミングを取ったりするんですよね。

 

そして、いつも以上に高温期が続いていたら、妊娠の可能性
低温期が長かったら排卵が行われていない可能性があります。

このことに気づくためにも、基礎体温表が役に立ちます。

早めに異常に気付いて、病院に行くことが出来るように、
基礎体温表をつけておくことを習慣にしておきたいですね。

もう明日から、基礎体温の記録をつけよう!

基礎体温表をつけることのメリットはたくさんあります。

まだ始めていない、という方は、もう明日の朝から始めましょう!

毎日は面倒だ・・・と思っていても、慣れてしまえばなんてことありません。

歯を磨くのと、お風呂に入るのと、ご飯を食べるのと同じように、
基礎体温を測るんです。

三日坊主の私でも、「これは必要だ!」と思った基礎体温の記録は、
測り忘れると気持ち悪いくらいになりました。

見事にモーニングルーティンに組み込めました♪

皆さんも、基礎体温をよく観察して、
体調の変化にいち早く気付いてあげられるようになりましょう!

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