子ども

【勤務経験者が語る】子育て支援センターって何?おすすめの活用法とは?

子育て支援施設・子育て支援センターという
場所は知っていますか?

聞いたことはあるけど、

〝行った事がない〟
〝行ってみたいけど、どういった場所なの?〟
〝活用の仕方が知りたい!〟

という人もいると思います。

今回は、

子育て支援施設で働いている私が、

子育て支援施設・子育て支援センターとは
どんな場所なのか?

おすすめの活用法をお教えします。

子育て支援センター・子育て支援施設とは?

子育て支援センターは、厚生労働省が実施する
地域子育て支援拠点事業の
取り組みの1つです。

家庭と地域をつなげる場所

乳幼児の育ちは、
家庭を基盤としながら成長の応じた子ども同士の
関わりや世代を超えた様々な人たちとの交流の場所です。

地域の子育て支援拠点とは、
親子を地域を結びつける架け橋
のような存在です。

人と人とが触れ合う機会が減少し、
子育て家庭の孤立が進む中、

〝親子が気兼ねなく集い、
繋がり合う事の出来る場〟

として存在しています。

育児相談や支援

子育ては不安の連続です。

育児に絶望したり、
経済的な不安を抱えて焦ったり
それらの悩みを受け止めてくれる相談場所として

「子育て支援センター」があります。

それほど深刻な相談でなくても、
「保育園に入るにはどうしたらいいですか」や
「子どもが走り回れる公園を教えてください」等
等様々です。

「相談はしたいけど、しにくいな・・」
と思う人も少なくないと思います。

そんな時は、スタッフに声をかけられたら
チャンスです!!

私は、施設職員は、相談しやすい環境を作るのも大切な
支援だと思っています。
そのため、ひろばで遊んでいる親子と職員は関わる
事を意識しています。

その時に

「相談があって」と一言

言ってみてください。

そのスタッフが聞いてくれる事もありますが、
育児相談専門のスタッフがいる施設は、
その職員につないでくれます。

私の職場は、相談事業にも力を入れているため
専門スタッフが数人います。

ですので「こんな事相談していいのかな」と思っても

安心して
スタッフに声をかけてみてくださいね。

施設の種類

子育て支援センターの形態は、
大きく分けて3つあります。

ひろば型

公共施設内スペースや空きスペースの店舗、
ショッピングセンター
等のひろばを活用して、

子どもと保護者が集まり、交流をする
支援する形態です。

育児相談や情報提供等を行いながら、子育ての中の家庭
のサポートに取り組んでいるところもあります。

センター型

保育園等の児童福祉施設や
公共施設を活用した施設です。

保育士や幼稚園教諭等の資格をもっており、
専門的な知識があるスタッフが
子育て支援を行っています。

施設によっては、
地域の公園や視点拠点に出向いて
イベントや育児相談を行い、
支援しています。

児童館型

児童館や児童センターを活用して、
一般の来館者が来る時間帯に
支援を行っています。

地域の交流の場として提供し、子育て支援を行っています。

私が勤務しているところは、この児童館型で
ひろば・一時預かり・相談事業を
行っています。

子育て支援施設の活用法

子どもと体を動かす

ひろば事業では、子どもがずり這い、ハイハイ、歩行練習等体を
動かし遊べるくらいの場所があると思います。

自宅では、
「のびのびと遊ばすことができない」
と思うママもひろばに行けば、
安心して子どもを遊ばせる事ができます。

子どもに合うおもちゃが分かる!

おもちゃがたくさんあるのはもちろんですが、
施設で購入しているおもちゃは
スタッフが厳選して選んでいる場合が多いため、

それぞれの成長や発達段階に応じた
おもちゃを選ぶとともに、

「角がとがってないか」
「子どもが舐めても安全か」、
「口に入れて誤飲につながらないか」
等、安全面に配慮して購入しています。

ですので、子どもにとって
夢中で遊べるものばかりがいっぱい♪

私が勤務する施設を利用してくれていた人の
なかには、
「ここで遊んで安全だったり、子どもが夢中で遊んだりしているおもちゃを買っています」

という方がたくさんいらっしゃいます。

赤ちゃんのおもちゃは高いわりに、

子どもによって
好き嫌いがあるため、

買ったものの遊ばずに終わる
といるご家庭も多いです。

そのため、
施設で子どもが夢中で遊んでたら
自宅用に買う!という方がたくさんいます。

これも賢い活用法ですよね!!

小さなことでも困ったら相談を

育児において、
悩みなんて日常茶飯事ですよね。

「でもこんな事相談していいのかな」
「気にしすぎって思われたらどうしよう」等

困ってはいるけど、
相談する勇気が出ないという方が
多いと思います。

ですが、
悩みに大きいも小さいもありません!!

ママのとって悩んでいる事があったら
自分から
発信してみてください。

私も子育て支援をしている身として様々な相談
を受けてきました。

ですが、「そのくらいのこと」
なんて思った事は一度もありません。

 

スタッフが相談にのる事が出来ても
ママが何に悩んで、何に困っているか
はわかりません。

ですので、
ママから発信する勇気をもってほしいのです。

勇気をもって発信してくれた事に
私達は全力で支援します!!

旦那様の転勤や諸事情により、

その地域に馴染みのないママさんにとって
いろいろな地域の情報が聞けたり、

家で、ずーーっと子どもといると、
ふと、
社会に取り残された気持ちになってしまうこと
ってないですか?

そういったときは、少し大人と話すだけで
気が楽になるものです。

大人と話せる機会がたくさんあるので
人とコミュニケーションが取れる場でもありますよ♪

まとめ

子育て支援施設とは、

親子のための施設です。

現代は、核家族化が進行している中で、
子育て支援施設は地域と関わり、
子どもやママ同士の交流場所をして
とても欠かせない子育て支援拠点です。

そして、と子育てが楽しくなるヒント
たくさんある場所です。

気軽に利用してくださいね。

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