パパ

兄弟喧嘩で疲れたパパママ必見、原因と対策4つ

1人でも大変な子育て。

子供が2人、3人になれば幸せも
2倍、3倍になりますが、
育児の大変さも倍増。

兄弟喧嘩なんてされたら
どうしていいか焦ったり、
いい加減にして欲しい!とイライラしたり。

パパもママも感情が
振り回されっぱなしになっていませんか?

仕事や家事だけでも忙しいのに、
毎日へとへとですよね。

そんな兄弟喧嘩に
疲れた毎日を過ごしている方に向けて、

兄弟喧嘩をする原因

そして

兄弟喧嘩への対策

ご紹介したいと思います。

ご家族の在り方や考え方は
人それぞれかと思いますので、
参考になったものを取り入れて
頂けたらと思います。

兄弟喧嘩の原因と対策

子供の発達過程を理解してあげる

喧嘩の発端で多いのが
物の取り合いではないでしょうか??

兄弟同士でゲームやオモチャの
貸し借りが出来ないって
結構ある気がします。

親は子供達同士で
オモチャを貸し借りして欲しいと思っても

「嫌だ!!僕のものだ!返して~!いや~!」

と頑なに渡そうとしなくて困っちゃう。。

 

そんなときは、

”子供が物に対する判断を学んでいる途中なんだ!”

と思うと楽になります♪

子供が物に対して

“自分のものだ”

という認識が出来るようになった証で、
成長している段階のようです。

「どうして貸してあげられないの?」

と怒っても、

貸し借りをするといった
次の成長ステップに達していないので、

理解が出来ず理不尽に怒られている出来事として
記憶に残ります。

まだ“自分のもの”というこだわりが
強い時期だと理解しておくことが大切です。

そんな風に

“自分のもの”

と思っている子供が、
兄弟と物の取り合いで
喧嘩した時にどうしたらいいか?

子供が貸したくない時は

「そうだね~、いまそれ使っているものね」
共感してあげること。

将来的に貸し借りの出来る子供にする
最適な方法のようです!

借りたくても
貸して貰えなかった時は

「他のオモチャもあるよ?」

他の選択肢も教えてあげる

興味の対象を逸らしやすいのかなと思います。

兄弟喧嘩のメリットを考えてみる

兄弟喧嘩のきっかけって
挙げたらきりがないですよね。
さっきまで仲良く過ごしていたのに、
いつの間にか些細な事から喧嘩に発展。

時には酷い言葉が出たり、
手が出たり足が出たり…
それだけ元気な証拠なんでしょうけど、
骨折や怪我をしないかヒヤヒヤしちゃいます!笑

事前に喧嘩が起きないようにと
先回りする方法もありますが、

こんなことで喧嘩するの?

と予想外の出来事も起こるので、
完全に喧嘩を無くすのは難しい。。

喧嘩して欲しくない、
仲良くして欲しいと思っちゃいますが、
大人でも喧嘩しますもんね(笑)

喧嘩はするものだと
諦めていた方が心持ち楽になるでしょう♪

そして喧嘩は
悪いことばかりではないと思います。

特に小さい頃の兄弟喧嘩は、
早々に上下関係や
人とのコミュニケーションを学ぶことが出来、
社会性が身に付くメリットも!

兄弟がいるからこそ
喧嘩は出来るのです!


私は一人っ子ですが、
兄弟のいる友達は
喧嘩出来る相手がいて羨ましい!
って思っていました。笑

兄弟喧嘩には、まずはクールに!そしてホットに!

喧嘩をして結果として負けた方は、
親を頼って泣きつくパターンもよく見られますよね。

ついつい子供が泣いているのを見ると
慰めたくなって、
泣かせた方を叱ってしまうことも
あるかもしれませんが、

親が見ていないところで
何があったのかは
子供にしかわかりませんよね。

喧嘩の原因は両方にあると考え、
どちらかの味方につくことはおすすめしません!

また、どちらの味方もしないのも
どちらも言い分を
受け入れてもらえなかったと
不満に思うでしょう。

どちらも、
結局はお母さんからの注目を
向かせたいのです。

ではどうしたらいいか

過干渉になり過ぎず見守り、

「叩いたりはしないでね」と

最低限の声掛けをする。

喧嘩の声や泣き声が
うるさかったら、
そっとその場を離れる…。笑

そして、
助けを求めてきたときには、
どちらの味方にも
なってあげること。

どちらの話も聞いて、
感情に共感し理解してあげること。
そうすることで、
受け止めてもらったという受容、
安心感が生まれます。

親から子供への声掛けで大切なこと

度重なる兄弟喧嘩に対して
イライラしてしまって

「いいかげんにして!」
制止の言葉が出てしまうことって
ありませんか?

これって実は逆効果みたいです!

それやらないで!等と
制止や命令口調の語りかけより
親の感情を
言葉にしてあげることが効果的♪

「ママ、2人が喧嘩してるの見ると悲しいな」
「それはやらないでくれると、ママ凄く嬉しい」

制止の声掛けよりも
悲しい、嬉しいなど自分の感情も
伝える方が伝わりやすいです。
そして実際に仲直りしたり、
行動を改めた時などは
しっかり褒めましょう♪

また上の子に対して、
上の子らしくして欲しいと
思いがちで、
少々厳しめになっているかもしれませんが、
やはり上の子はそこで
不平等さを感じてしまいます。

ただでさえ下の子に手がかかり、
それを見て嫉妬心も
芽生えているはずでしょう。
そこで、上の子に対しては、
下の子が傍にいない時、
そっと優しく小さな特別扱いを
してあげると良いでしょう。

そうすることで
バランスが良くなり、
自然と上の子は下の子に対して
優しくなる場合があります。

まとめ

  • まずは子供の発達段階を理解してあげる
  • 兄弟喧嘩のメリットも考えてみる
  • 実際に兄弟喧嘩が始まったら、クール&ホットな対応を!
  • 親から子供への声掛けは、感情を伝えることを大切に

以上が兄弟喧嘩への対応4つになります。

喧嘩が絶えず、
育児ノイローゼになりそうな場合は、
周囲の助けを借りて
一人で抱え込まないで下さいね。

家族仲良く毎日少しでも
楽しい時間を過ごせるといいですね!

今回、こちらの本を参考に
記事を書きました!
わかりやすく子育てについて書いてあり、
何かと参考になると思います。

佐々木正美先生の子育てお悩み相談室
-不安、イライラが消えてゆく 佐々木正美

保育士おとーちゃんの
「叱らなくていい子育て」須賀義一

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