人間関係

【実体験から学ぶ】いじめで苦しいときにこうやって乗り切った!その方法とは?

いじめって、苦しいよね。

胸がギュッと押し潰されそうになるし、
この世のすべてが、敵のように感じる。

夜も眠れないくらい
どうしようもなく、こわくて不安な思いを抱えている
そんな、あなたに伝えたい。

「いじめ」

学校や、集団生活を連想すると
必ずと言っていいほど思い浮かぶ、身近な問題。

いじめられている人を守る規則や、
救うための窓口は
昔に比べて、たくさんできているのに

なぜか一向になくなりません。

実は、私も小学生の頃、いじめられていました。

明日がくるのが、とてもこわかった。

これからの人生も辛いことだらけなのだと
勝手に決めつけていました。

ですが、最終的に
小学校を笑顔で卒業できたのです。

今回は、実際にいじめられていた私が
苦しい中でどのように乗り越えたのかを

書いていこうと思います。

あくまでも、私の経験談ですが
何か一つでも参考になれば、幸いです。

いじめで苦しい時こうやって乗り越えました。

自分を否定しない。

まず、大前提として

いじめられているあなたは

何も悪くありません。

 

「いじめられる方にも原因がある」

こんな言葉は、いじめる側の言い訳です。
自分を正当化するための、ただのこじつけ。

たとえ何かきっかけがあったとしても
だからといって、
人を傷つけていい理由にはなりません。

相手の言っていることを、信じないでほしい。

人を傷つけて楽しんでいるような
心の弱い一部の人たちのせいで、

 

これから何十年と続くはずの

明るい未来を、

人生を諦めないでください。

 

「こんな自分は、いじめられて当然だ。」

「私なんていない方がいいんじゃないか。」

 

絶対に、そんなわけない!

こんなこと思う必要はまったくありません。

とはいっても、
いきなり自分の考え方を変えようとしたり
ポジティブになろうとするのって難しいんですよね。

私は、今でも
自己肯定感が高い方ではありません。

なかなかすぐには変えられませんが
少しずつ意識してみてください。

まずは、

そのままの自分を受け入れることから始めましょう。

 

自分の嫌だなって思うところを
頑張って好きになろうとするのではなく、

「自分はこういう人間なんだ」って認めてあげる。

 

それが、できるようになったら
日々の言葉をできるだけ
前向きな方向に変えてみてください。

 

「ごめんね」「すみません」→「ありがとう」

「ダメだ」「どうしよう」→「大丈夫」「なんとかなる」

そうやって、意識的に自分に声かけをすることで
少しずつ気持ちや考え方が前向きになっていきます。

はじめは、それも時間がかかると思います。

 

 

焦らず、ゆっくり。

 

 

ちょっとでも変えていけたら

そのいっぱいいっぱいになっている心の中に
ちょっとだけゆとりができて、軽くなります。

ぜひ、実践してみてくださいね。

気の許せる相手と会話をする


いじめられていると、
その狭い空間の中だけのはずが

みんながそう思っているかのように感じて
つい自分の殻に閉じこもりたくなりますよね。

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

一度ふぅ~~~っと深呼吸して
肩の力を抜いて、周りを見渡してみてください。

 

いつも一緒にいる親や兄弟姉妹、祖父母、

違うクラスや学年の友達、

習い事で会う子や、幼なじみ、

はたまた、近所のおじちゃんやおばちゃん。

「今日の夕飯は、グラタンがいいなぁ。」
「テストの点数が63点でさ~(笑)」
「最近、雨続きで嫌になるよね。」

こんな他愛もないことでも
話をするだけで、心が軽くなりませんか?

 

人と話すことって、実はとても大切なことなんです。

 

おしゃべりには、
リラックス効果があるといわれており

実際に、誰とも話さない状態が続くと

メンタルが不安定になるという結果も
出ているそうです。

普通のことだったり、当たり前のように感じるけれど
会話をすると、心が健康になります。

気が乗らない時は、独り言でも大丈夫。

不思議ですが、
声を発するだけで全っ然違うんですよ!

少しだけ意識を広げてみてくださいね^^

ストレスを発散する


あなたには、ストレス解消法がありますか?

何も思い浮かばないよ~っていう、あなた。

  • 大きな声で歌を歌う
  • 好きなアーティストの音楽を聴く
  • 走ったり、ストレッチをして体を動かす
  • 好きなものを好きなだけ食べる
  • 時間を気にせず、たくさん寝る

例えば、こんな解消法があります。

習い事をしていたり、趣味がある方は
とことん熱中してみるのもいいですね^^

 

ちなみに、私がやっていた方法は

「思っていることを、すべて紙に書き出す」

ということ。

え?たったそれだけ?って思いますよね。
これが、案外スッキリするんです!

殴り書きでいいし、
文もぐちゃぐちゃでいい。

言ってしまえば、人には見せられないことでも
紙になら書いてOKです。

もちろん、それは
書いたらすぐに破り捨ててくださいね!笑

とにかく思っていることや、
頭に浮かんだことを

脳を空っぽにするイメージで
そのまま書いてみてください。

想像よりずっと、発散できますよ^^

ストレスは、大人になっても
溜まりやすいと感じる人が多いそうです。

自分に合ったストレス解消法を、
見つけてみてくださいね。

胸の内を吐き出す

信頼できる人に話す

 

当時、「いじめられている=恥ずかしいこと」

だと思っていた私は、
親になかなか話せませんでした。

「今日は○○ちゃんと、
好きなジャニーズの話をしたんだよ。」

「昼休みに、
みんなでドッヂボールをして
 すぐ当てられちゃったんだ~。」

本当は、無視をされているのに。

休み時間にひとりで過ごすのがみじめで、
トイレの個室にこもっているのに。

心配をかけたくないばっかりに

毎日必死で作り話を考えては、
一生懸命笑顔で話していました。

でも、ひとりで抱え込むのって
本当に苦しいんですよね。

しかし、ある時、
限界がきて、
ついに親に打ち明けました。


今まで張り詰めていた気持ちが解け、
驚くくらい救われました。

 

痛みがなくなるわけではないけど

話せる相手がいるだけで、
すごく心強いんです。

 

無理にとは言いません。
話すのって、すごく勇気のいることだから。

 

心臓がドキドキするし、
話しながら、

されたことを思い出して
胸が詰まりそうにもなる。

 

それでも、

もし信頼できる人がいれば

「打ち明ける」ということを

考えてみてほしいなと思います。

身近な人に相談しにくい場合は

身近な人だからこそ、

悲しませたくなくて
話せないって方も多いと思います。

今は、匿名で悩み相談ができる窓口が
たくさんありますので
安心してください。

いくつかご紹介しますね^^

24時間子供SOSダイヤル:文部科学省

https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm

☎︎0120-0-78310(なやみ言おう)

夜間や休日を問わず、
24時間いつでも無料で相談できます。

親身に耳を傾けてくれて
一緒に解決策を探してくれるので、
ぜひ利用してみてください。

あなたのいばしょチャット相談:NPO法人

https://talkme.jp/

24時間、毎日、世界中にいる心理カウンセラーが
相談に乗ってくれます。

チャットで気軽に相談できるので

「電話はなかなか勇気が出ない」

という方にもオススメです。

また、お住まいの地域によっては
LINE相談を実施しているところもあります。

「いじめ LINE相談 (お住まいの都道府県)」
で、ぜひ検索してみてくださいね。

あなたの味方や
支えになってくれる人は、必ずいます。

すぐにでは無理でも
一歩だけ、勇気をだしてみてほしいです。

逃げるのは負けじゃない


学校を休むことは逃げることだと思っている方。

たしかに逃げることではあります。

でも決して負けたわけでも、
あなたが弱いわけでもありません。

逃げることは、ひとつの手段です。

苦しい思いをするのが分かっているのに、
なんで傷つきに行かないと
いけないのか分かりませんよね。

どうしてもつらいなら、
休むことも自分を守るためだと思います。

たくさん我慢してきたよね。
本当にここまでよく頑張ったね。

ただ、できるなら
今後をどうするか親や先生と話し合ってみてほしいです。

ずっと学校に行かないのか??

無理をしない範囲で、
できるだけ登校してみるのか??

進学なら通信制の学校もあります。

保健室や別の教室での授業を希望したり、転校したり
自分を守る方法はほかにもあります。

あなたの納得のいく形で、これからを考えてみてくださいね。

強い心を持つ


思春期のいじめで、よくあること。

それは、
タ-ゲットがころころ変わるんです。

昨日まで仲良くしていたのに、
次の日、急にみんなから無視されるようになったり、

昨日まで自分を苦しめていた人が、

いきなり馴れ馴れしく挨拶してきて
「○○ちゃん、うざくない?」って言ってきたり…。

おそろしいよね。ぞっとするよね。

いや、自分へのいじめが終わるんだってホッとするかも。

でも、あなたはそのいじめに加わらないでほしいです。

もしかしたら、次のいじめのターゲットは
あなたを散々傷つけていたあの子かもしれない。

「なんで?」
「私はひどいことされたのに…」って思うよね。

うん。本当にその通り。

たくさん涙を流して、
ずっと我慢してきたと思います。

やり返したくなる気持ちもとっても分かる。

でもね、された時の辛さも分かるはず。

 

痛みを経験した分、

人に優しくなれると思うんです。

 

やり返すと、
あなたが加害者に代わってしまうだけで

マイナスなものしか生まれません。

 

絶望的に感じるかもしれないけど、
あえて言います。

 

いじめは、
大人になって社会に出ても、子どもを産んだママ同士でも
お年を召したご老人になっても
もしかすると、あるかもしれません。

(事実、私の祖母もゲートボール仲間に悪口を言われていたそうです)

 

ごめんね。怖がらせたいわけじゃないんです。

 

世の中は本当に理不尽なことだらけ。

大人になってもいじめをしてしまう、
心が可哀想な人もいます。

 

その時に「やられたら、やり返す」のではなく、

どう対処していくか、
自分の守り方を身につけるのが大事です。

いじめっ子なんかと同類にはならないぞという
そんな強い心を持ってほしいです。

まとめ

  • 自分を否定しない
  • 気の許せる相手と会話をする
  • ストレスを発散する
  • 胸の内を吐き出す
  • 逃げることは負けじゃない
  • 強い心を持つ

当時、私がいじめられていた時に
実行していた方法を書かせていただきました。

いじめは、
された人の性格を簡単に変えてしまいます。

私も、何もかも信じられなくなって
素で笑うことができなくなっていました。

今でも、過去にはできても
あの時のことを完全に忘れ去ることはできません。

でも、そんなつらい状況から
ほんの少しだけ、勇気をもって踏み出すことで
暗闇に思えていた世界が大きく変わりました。

いきなり全部をやってみるのは、
つらいと思います。

こんな方法があることを、
知ってもらえるだけでもいいです。

でも、もし勇気がでたら、
ひとつでも試してみてほしい。

大丈夫。あなたはひとりじゃないよ。

目の前の暗い世界に、希望の光が灯りますように。

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