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中学生を持つ親の心構え5選

こんにちは、ゆりです♪

子どもが小学校を卒業し、晴れて中学へ入学!

新しい環境に馴染めてる?
勉強は難しくない??

気になることは山積みなのに、当の子どもはと言うと

「……(無言)」
「……うるさいなぁ。」
「……関係ないじゃん…。」

とスマホの画面に目を落とす……
数年前までは何でも「ママ!聞いて!」と話してくれたのに。

大事な大人へのステップを踏み出した子どもと接する時の

「親側の準備」

出来ていますか…?

親の心構え5選!

家庭はリラックスの場に


「友達できた?」
「先生どんな人?」
「部活動するの??」

初めて中学に上がったばかりの子どもさんがいれば、親としては気になるところ。

しかし、

ここで一つ深呼吸。

新しい環境、新しい人間関係の中で、まさに気を張って、
頑張っているのは子ども自身です。

楽しいことも沢山あるでしょうが、大変なこと、疲れること、気を使うことも
沢山あるでしょう。

お仕事されてるママさんは少し想像してみてください。

仕事は嫌いではない、むしろ好きだけど、職場を離れて、家に帰ってきたら、仕事のことは考えたくない……

そんなことはありませんか?

まさに子どもたちもそんな状態。
楽しくても、そこから離れてホッとしたいこともあるんです。
初めてづくしならなおのこと。

子どもが何も言わずにボーッとしていられる空間を用意してあげましょう♪

親というのは「ウザイ」もの

小学校高学年辺りから、親に構われるのはとてもうっとおしく感じ出し、
それは親離れ、大人になっていく過程でとても大切なこと。

この時期は、

そういうもの

と捉えて、受け止めてあげる、大人側の心の余裕、度量の大きさが必要なんですね。

ウザイ、という言葉に一瞬カチンときても、

あぁ、そういう時期がきたんだなぁ、大人になってるなぁ。

くらいの受け止め方を心がけましょう。

聞くことに徹する


ウザイ、と感じる……
しかし、それと同時に、子どもとして、ではなく、1番認めて欲しい相手が親です。

子どもとして甘えたい

大人として認められたい

の両方が心の中に同居している状態であり、
大人から見れば、何を甘いことを言ってるんだ、まだまだ子どもじゃないか、
と思ってしまいがちですが、
子どもにとってはどちらも真剣で大切なんです

「そんなしょうもないこと…」
「そんなのどうでもいいじゃない。」

そんな言葉を捨てて、まずは子どもの話に耳を傾けてみてください。

少しくらい甘さが見えても、そこはいきなり「大人」として厳しく締めるのではなく、
まずは対等に話を聞く
返事は相手の言葉を繰り返すだけで大丈夫。
そして、否定的な言葉を絶対に言わない

「話を聞いてもらえる」と感じることで、自然と自分から話がしたくなります。

この時期の子どもは、自分がどのように扱われているか、にとても敏感です。

そんな都合のいい!!
と思ってしまいますが、そういう時期なんだ、と割り切って、受け入れましょう。

できていることを褒める!


褒められて嫌な気分になる人は少ないと思います。

セルフイメージの刷り込み、というのがあり、例えば
「どんくさいね」と言われ続けると、
「自分はどんくさいんだ…」と思うようになり、果ては
「どんくさい自分」が
自分として1番ハマる、ホッとするようなことになってしまうのです。

つまり、出来ないことを逐一言われ続けると、
出来ないことにばかり目が行き、果ては
出来ないことが自分にとって安心できるもの、になってしまう、ということです。

そうならないためにも、かけるなら

褒め言葉

を。

どんなに小さいことでも構いません。

朝スッキリ起きてきた
脱いだ服が裏返ってなかった
お醤油をとってくれた

小さな事でも、褒めて、そして、ありがとう、を伝えてあげてください。

すぐには変わらないかもしれませんが、その小さな積み重ねが、
親にとっても子どもにとっても、必ずこの時期を乗り切るエネルギーの軸になります♪

背中で語れ!

この時期からの親の態度として、効果的なのは

背中で語ること

言葉で言っても、手を出しても子どもからの反発ばかりであまり効果はありません。

しっかりと目だけ光らせて、

大人としての態度で語る

ことがとても大切です。

自分の態度、生活を振り返ってみてください。

遊ぶ前に宿題を先にやりなさい!
と言いながら、

自分はやらなきゃいけないことを後回しにしていませんか?

子どもにやってほしい、と思うことは、率先して自分がまずやる。

子は親の鑑、という言葉を忘れてはいけませんね。

成長を喜びましょう!!

この時期は、子どもか分からなくなって、親も辛いですが、
子ども本人も、先が見えない中でもがいています。

大人への殻を破るには、時間とエネルギーがいるけれど、どうしたらいいか分からない。

半分子ども、半分大人

という、中途半端で、でも唯一の時でしょう。

自分の時を思い出しても、ちょっとした親との食い違いでプチ家出をしてみたり、
随分と心配をかけたけれど、その時間で得たものは大きかったように思います。
その時間、じっと見守ってくれた両親には感謝しかありません。

親というのは、1番身近で見本となる「大人」です。

親に反抗出来るほどに成長している、と子どもの成長を喜び、
是非とも、大きな器で、優しく、大人へと羽ばたいていく過程を見守っていきたいですね♪

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