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断乳後のしこりの正体とは?原因と対処法についてお伝えします

こんにちは!

2児の母、ゆったんです。

母乳育児を頑張ってきたママさん、
お疲れ様です!
完全母乳のママの場合は、断乳も大変でしたよね。
ママも赤ちゃんも頑張りました!

断乳に成功したはいいけど、胸のしこり、張りがツライ・・・

母乳からは離れても、
これからまだまだお子さんを守っていかなければならないママの為にも
ご自身のケアをしっかりやっていきましょうね。

断乳・卒乳時の乳腺炎の危険性

断乳によって、ママ全員が乳腺炎などのトラブルが起きるわけではありませんが、
乳腺炎の経験があったり、授乳回数が多い、つまりやすい、
といった方は注意が必要です。

こういった方はケアを怠ると、張りの辛さもありますし、
悪化してしこりになり乳腺炎ともなると、発熱などの症状も現れます。

まだまだ小さいお子さんのお世話が大変な時期ですので、
体調を崩したくないところですよね。

しこりや張りの原因

母乳は72時間以上排出されない(赤ちゃんが飲まない)と、
生産されなくなっていきます。

ただ、急にピタっと生産終了になるわけではないので、
その間、外にも出されないので乳汁がたまっていき
おっぱいが張ったり痛くなったり、固まってしこりになったり、
ということが起こります。

しこりになると乳腺がふさがれてしまい、
次の出産後のときに、
母乳の分泌量が少なかったり詰まりやすかったりする可能性があります。

では、どのようなケアをするといいのでしょうか?

自分でできるセルフケア

断乳前

これから断乳を考えている方は、余裕をもって断乳日を決めましょう。
できれば予定日の1ヶ月くらい前からおっぱいケアを行っていくといいですね。

可能であれば、意識的に授乳の回数を減らしていきます。
母乳の生産が徐々に減り、断乳後のおっぱいの張りの負担を軽減できます。

麦茶など他の飲み物に変えてみたり、
母乳を欲しがる時は遊びなど他の物で気をそらしたり…

ただ、無理は禁物!
お子さんのストレスにつながらない程度で、ゆるゆると。
お子さんのストレスはママにもストレスになりますもんね。

断乳日以降

人によって楽だったり大変だったり、色々とは思いますが、
母も子も辛い断乳、よく頑張りました!!!

あとはおっぱいケアです。
以下の段階を踏んでいきましょう。

  • 断乳後1~3日・・・圧抜き程度
  • 4日目以降・・・しっかり絞ってもOK
  • 1週間後・・・間隔をあけてしぼる
  • 1か月後・・・ほぼなくなるがおっぱいマッサージを!

1~3日

卒乳・断乳開始後、3日目くらいまでは一番張りやすい時期です。
(72時間あげないと母乳が生成されなくなってくる、ってことでしたもんね)

おっぱいが張って痛いときは
少しずつ搾乳して圧抜きをしましょう。

≪圧抜きのやり方≫
①おっぱいを外側から内側に向けてゆっくりと押す
②乳輪の外側の固くなっている部分を指でつまむようにゆっくりと押していく

乳首を刺激すると、また母乳が作られてしまいますし、
強くやりすぎると乳腺を傷つけてしまったり、
痛みが残ってしまったりすることがあるので、
やりすぎ注意!!です。

母乳の余計な生成を防ぐため、
張りがない時はマッサージをしないでおきましょう。

腫れがひどく辛いときは、
冷却シートを張ったり、保冷剤をガーゼやタオルなどに包んであてる、など
冷やして対応してみてください。

きつめのブラジャーの着用を避け、
入浴は湯船につからず、シャワーのみにしましょう。

4日目以降

母乳の生成が落ち着き、痛みや張りもやわらいできます。

ここからは一度たまった母乳をすべて絞り出します。
いったん古い母乳を出し切って、
その後はまた張って痛みが出てきたら圧抜きをするようにします。

絞り切るときは、おにぎり絞りという方法で、
しっかりと出し切りましょう。

≪おにぎり絞り≫
①両手で逆三角形のおにぎりのような形でおっぱいを包む。
②乳首の方へ母乳を押し出していく。

おっぱい全体から残っている母乳を出し切るようにし、
残っている箇所がないか、チェックしながら絞りましょう。

一週間後

母乳の分泌量が減ってきている時期です。

個人差もありますので、おっぱいの様子を見ながら、
2週間後、3週間後・・・と間隔を空けながら
たまらないように絞り切っていきましょう。

一か月後

母乳の分泌がほぼなくなっている時期です。

絞っても全く出なくなっていても
乳腺炎などのトラブルを防ぐため、マッサージは続けましょう。

こんな時は母乳外来へ!

まだまだ手のかかる小さいお子さんがいると
病院等へ行くのも大変かとは思いますが、
下記のような様子でしたら、早めの受診をおすすめします。

  • 痛みや張りが強すぎて我慢できない。
  • しこりがうまくとれない。
  • ちゃんと古い母乳が残らず排出できたか不安。
  • 次の出産のときにちゃんと出るか心配。

母乳外来のある産婦人科が近くにない場合は、
助産院でも母乳マッサージをやってもらえますので、
問い合わせてみてください。

最後に

母乳は血液からできていますので、
排出されなかった母乳はママの体に吸収されていきます。

ですので、人によっては何もしなくても何のトラブルが起きない場合もあります。

これといったトラブルがなくても次の妊娠・出産を考えているなら、
断乳後は、セルフマッサージだけではなく、
専門家にケアをしてもらう
ことをお勧めします。

その時に子育ての悩みを話したり、アドバイスをもらえたり、
いい気分転換にもなりますよ。

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