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証券マンが語る!初心者が投資をするならした方がいいことNGなこと

こんにちは!ライターのYUTAKAです。

私は株やFX(為替)などの投資が大好きで
証券会社に入社しました。

10年以上、株式相場を経験していると
「投資のやり方を教えて!」

と言われますので投資初心者の方向けに
やった方がいいこと、NGなことをそれぞれ
お話できたらと思います。

今後投資の運用成績にも関係してくるので
しっかりと読んでくださいね!

今回はランキング形式ですので、
やった方がいいことはぜひやってみてください!

逆にNGなことは絶対にやってはダメですよ!

第1位. 好きな企業の株を長期で持つ

私は長期投資家です。
長期で1つの企業に投資し続ける投資家のことで
いわゆる応援し続ける投資家のことです。

ドラマやニュースで投資家が取り上げられるときは
デイトレーダーといわれる1日に何度も取引を行う
短期投資家が注目されますね。
派手なので注目されやすいというのもありますが笑

10数年、投資をしていて感じることは長期で株を保有
した方が利益が出やすいということです!!

読者のあなたには応援する野球やサッカー、アーティスト
がいますか??

ファンであれば、どんなときも応援しますよね??

株の投資も一緒なんです。

株が上がっているときだけ投資して、株価が下がれば売る…
それって本当にファンですか?

それに本来の投資は、企業を応援するものですよね。

どんな時でも応援し続けるのがファンであり、「にわか」
ではないですよね。

株価が上がっているときに応援するのはもちろん、株価
が下落しているときにも応援するのが真の投資家ですよね。

一度株を保有したら手放さない。
買って買ってずっと保有…それだけでいいんです。

経済は常に成長していますし、企業も成長しています。
投資家なら配当金ももらえるので理論的に長期で保有している
と損はしにくいものです。

この企業を応援したい!

そんな企業があなたにはありますか?

第2位. つみたてNISA

次は、つみたてNISAです。

つみたてNISAとは、特に少額からの
長期・積立・分散投資を支援するための
非課税制度です(2018年1月からスタート)。

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、
頻繁に分配金が支払われないなど、
長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託

上場株式投資信託(ETF)に限定されており、
投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって
利用しやすい仕組みとなっています(対象商品についてはこちら)。金融庁HPより

色んな専門用語が使われていますが、
つみたてNISAの何がすごいって
利益に対して非課税なんです!!

通常は20.315%、つまり20%は税金に
取られるのでこれが非課税なら投資家
ならメリットが大きいですよね。

あと、つみたてNISAは金融庁が認めない
と対象銘柄になりませんので、

ほとんどが手数料0円です。
また、信託報酬(保有しているだけで取られる
手数料)も限りなく0円に近いので、

投資初心者の方にはとてもおすすめです!

第3位. 株主優待

続いては株主優待です。

みなさんは株主優待制度ってご存知ですか?
株を保有しているだけでもらえる商品です。

たとえば、ビールやお米、商品券やギフトカード、
割引券やカタログなど様々な商品が

ある日突然送られてきます!!

ちなみに、私が今までもらって嬉しかった
株主優待商品はこちらです!

カゴメ株式会社の優待商品です。
あくまでも一例ですが、もらえれば嬉しいですよね。

カゴメはファンを大事にする企業として
有名なのでこちらに投資するのもおすすめです!

ワースト1. 手数料を考えて投資しないこと

ここからは、やってはダメなことを紹介します。

まず最初は手数料を考えて投資しないことです。
せっかく口座を開いてお金まで入金して始めた
のに、損をしては意味がないですよね。

投資の世界では、
利益を出す<損をしない

というのが鉄則です。
世の中では、高価なもの=良い商品 or 希少なもの

と認識されますが、投資の世界において
コストがかかるもの≠リターンが大きい

とならないのが現実です。

たとえば、街によくある対面の証券会社の株式の
手数料です。

仮に100万円の株を買うと、
手数料で12,188円(100万円×0.8800%+3,388円)

のコストが片道かかります。

一方、とあるネット証券ならどうでしょうか?

同じ100万円でも535円、640円…その程度です。

同じ銘柄を買うのにこんなにコストが違うのであれば
できるだけコストは抑えたいところですね。

ワースト2. 銀行で投資信託を買うこと

投資信託の銀行窓販が1998年12月に解禁されて、
今年で20年だそうです。

日本版金融ビッグバンといわれ証券会社でしか買え
なかった投資信託が銀行で買えるようになったそうです。

ですが、銀行で投資商品を買うのは懐疑的です。

銀行というのは安全性をうたった商品ばかりです。
預金もその一つで、元本割れの危険性はありません。

なのに元本割れの危険性のある投資信託をすすめ
顧客にリスクを押し付けるのはいかがなものか
と思うからです。

それに、投資信託の取扱数も少なければ相場の
情報量も証券会社と違って少ないです。

「餅は餅屋」

のように、リスク商品を扱うなら証券会社の
情報量を知るのが良さそうにも思います。

ワースト3. 短期売買をすること

3つ目は短期売買です。

ワースト1でも紹介したように、投資の
世界においてはコストをいかに抑える
のかが勝負の分かれ道です。

証券会社で株の売買をすると、その都度
株式の手数料が発生します。

いくらネット証券とはいえ、毎回手数料が
取られれば利益を圧迫するでしょう。

また、証券会社の売上の大半は株式などの
売買手数料です。

みずから売買を繰り返していては証券会社
の懐を肥やすだけですのでよく考えて投資
しましょう。

ここからは、私の経験したことですが
短期売買で儲け損ねたお話です。

ある銘柄を300万円分、1400円で買って
いて1年後に1600円になったところを売却
しました。

あれから数年しか経っていませんが、現在
の株価は3800円を超えていたんです!!

もったいない話ですね。

短期売買によるコストもそうですが、儲け
損なうのも手痛い話です。

売買は慎重に行いましょう。

まとめ

いかがでしたか?

私の主観がかなり入ってしまいましたが
すべて経験したことを基にお話ししています。

投資は楽しいです!
くれぐれも「コスト」を頭の片隅に置いて
投資してみてくださいね!

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