行事

【行事】七夕の詳しい由来って知ってた?!なんでお願い事を書くの?子供に分かる解説はこれだ!

さ〜さのは〜さ〜らさら〜♪
の〜き〜ば〜にゆ〜れ〜る
お〜ほしさ〜ま〜き〜らきら♪
きんぎんぎんすな〜ご♪

今年はどんなお願いごとを書こうかしら??

7月7日七夕の日

こんにちは!hisa115です。

もうすぐで七夕ですね。この時期になるとhisa115の家の近くの交番には毎年、笹を飾ったり、七夕のささやかなお祭りとして、地域のふれあい祭りの案内が回ってくるのですが、今年はコロナの影響なのでしょうか?

祭りの案内はもちろん、笹さえも飾られておりません。残念なのですが…しかし、七夕飾りにはいろんな意味があるのです!こんな時だからこそ!七夕に願いを!

 

おっとその前に、、この曲を!!子ども時代にCome back!!七夕に浸っていただきましょう♪

七夕の由来

彦星と織姫の伝説

YouTube【七夕物語】

わし座の一等星・アルタイルと呼ばれる牽牛星(彦星)は農業の仕事を、こと座のぺガと呼ばれる織女星(織姫星)は裁縫の仕事をつかさどる星と考えられていました。この2つの星は旧暦7月7日に天の川を挟んで最も光り輝いているように見えることから、中国で七夕のお話しが生まれました。

 

『乞巧奠 (きっこうでん)』

【乞巧】技巧を授かるように願う、上達を願うという意味
【奠】神仏に物を供えて祭るという意味。

中国の宮中行事として旧暦7月7日の夜に牽牛・織女の伝説をもとに二つの星を眺め、果物などのお供えもののほか、5色の布や、より合わせた五色の糸を通した金銀の7本の針などを庭先の祭壇に並べます。女性たちが織女にあやかって裁縫や機織りなどの上達を祈願していました。

これが奈良時代に、日本に伝わってきます。山の幸、五色の糸や金銀の針を供え、織姫と彦星の逢瀬と詩歌、裁縫の上達を願って星に祈りを捧げる宮中行事。供物の祭壇の左右には笹が立てられ、五色の糸がかけられたといわれています。

里芋の葉にたまった夜露を『天の川のしずく』と考えて、その夜露で墨を溶かし、梶の葉に和歌をしたためてお祈りしていたそう。

日本に昔から伝わる棚機津女(たなばたつめ)の伝説や祓えの行事と乞巧奠が結びつき、7月7日の夕方ということから【しちせき】と言われていましたが、後に【棚機(たなばた)】にちなんで【たなばた】というようになりました。

棚機津女の伝説

棚機津女は、はたを織る女性のこと。棚機津女に選ばれた女性が7月6日から水辺にある機織り小屋にこもり、7月6日に現れる神のために衣を織りながら神の訪れを待ちます。

その日の夜、現れた神に衣を捧げたあと、神と契りを交わし神の子を宿し女性も神になるとお話。また、神様が翌朝の7日に帰るとき、穢れを持ち去ってもらえるように、村人たちは禊を行うということから日本では災厄を祓う禊の行事となりました。

 

江戸時代の七夕

江戸時代になると、七夕行事が五節句一つになり、宮中行事だった七夕は庶民にも広がっていきました。野菜や果物を供えて、詩歌や習い事の上達を願います。

梶の葉の代わりに、五色の短冊に願い事を書いて笹竹につるし、星に祈るお祭りと変わっていきました。

※五節句とは

1月7日 七草の節句
3月3日 桃の節句【ひなまつり】
5月5日 端午の節句【こどもの日】
7月7日 七夕の節句
9月9日 重陽(ちょうよう)の節句
中国から伝わったもの。
邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊酒を飲みかわし祝う日です。

五色の短冊

五色にはそれぞれ意味があります。古代中国の陰陽五行説に基づいた色。『木・火・土・金・水』の5つの要素を根源とする説。

《青(緑)》 人間力を高める、得を積む
《赤》 両親や先祖に感謝する、家族の長寿や健康を願う。
《黄》 人を信じ、大切にする、人間関係
《白》 ルールを守る、義務を果すこと
《黒(紫)》 優れた知識・知恵を持つこと、学業の向上

※黒は縁起が良くないということで紫が代わりに使われていて、昔は緑を《青(あお)》と呼んだ名残から、青の代わりに緑が使われることがあります。

例えば、『テストでいい点数がとれますように』とお願いしたいのなら黒(紫)色の短冊に、『お友達がたくさんできますように』とお願いいしたいなら黄色の短冊に、『〇〇ができますように』など、自分の苦手なことや短所を直したいというお願い事におすすめなのが青色の短冊。

といったように短冊の色にはそれぞれ意味があるので、願いごとにあわせて色を選ぶと願いが叶いやすくなるといわれています。

短冊には『〇〇が欲しい』『〇〇へ行きたい』などの欲求ではなく、いま頑張っていることをもっと頑張って叶えようとすることを書きます。そのほかには、無病息災や家内安全を願う。

面白い七夕願い事TOP5

1、蚊にさされませんように

なんて切実な願い。。

2、海苔で世界を救いたい

漁師さん、、?、、かな??

3、おかあさんがいっしょうおにになりませんように。

お母さんね、なりたくてなってるんじゃないの。
いつだって天使のような微笑みを浮かべて生活したいの。
でも、なりたくないんだけどなっちゃうんです。
お願いだから鬼にさせないでくれーーーーーーー!(全国のママ代表)

4、海賊王に大学生に俺はなる!!

その前に絵うまっっ!!!

5、単位

ハハハハハははははっ!!!ナイスセンス!
こういうのもいいよね!!!

 

七夕飾り

短冊以外の飾りにも意味があります。

千羽鶴 長寿を表す鶴、折り鶴を折ることで長寿祈願に。
吹き流し 織姫に供えた織り糸を表していて、織姫にちなんで、裁縫が上達しますように願います。
網飾り 魚を捕る漁網を表したもの。大漁を願い、そして幸せをすくい上げるといった意味があります。
財布
(巾着)
金運上昇の願い。折り紙で財布や巾着の形に折って飾ったり、本当の財布を下げることもあります
神衣・
紙衣
(かみこ)
紙で作った人形、または着物を飾ったもの。裁縫が上達して着るものには困らないようにと願います。人形に災いや穢れの身代わりになってもらう意味もある。
くずかご 整理整頓や倹約の心を育む意味があり、七夕飾りを作るときに出た紙くずを、折り紙でつくったかごに入れてつるす。
提灯 折り紙で作られたちょうちんは彦星様と織姫様に明かりを捧げるための飾りです。

 

笹(竹)に飾る理由

笹竹は天に向かって真っすぐ伸びる力強さ成長することから生命の象徴とされ、殺菌力の強い葉には厄除けの力があると信じられていて、笹で体を清めたり、厄払いの儀式に用いられてきました。

そのほかも、天に向かって真っすぐ伸びるということで天に願い事を届けるためともいわれています。

 

まとめ

今回は
・七夕の由来
・短冊の意味
・七夕飾りの意味
・笹竹に飾る理由
についてお伝えいたしました。

雨が降ると天の川が水かさが増して、彦星様と織姫様は会えないという説がありますよね。

今回は最初に紹介いたしました【七夕物語】(YouTube)では、雨が降ると何処からともなくカササギがやってきて、橋を作ってくれて二人は会うことができるということでしたが、他にも説があるようですね。

七夕に雨が降るのは、彦星様と織姫様が会えて嬉しくて流した涙であるという説。晴れの日は何の問題もなく会え、曇りの日は他の人に見られないように隠れるためだとか。

今年は雨予報だから会えないのかなと思っていましたが、どうやら、天気の心配はしなくても、二人は会うことができるようですね。よかったです🤩

皆さんは、どんなお願い事をしますか?

最後までご覧いただきありがとうございました。

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