突然やって来るシャッターチャンス!
あなたはしっかりモノにできていますか?
こんにちは。ライターの石井です。
外でも家でも、シャッターチャンスはたいてい、急にやって来ますよね。
人や動物のように動くものはもちろん、光の加減、風の吹き方…というように、
一瞬だけ生まれる絵や構図。
ちなみに私は猫と暮らしているので、家でもしょっちゅう決定的瞬間に遭遇しては、スマホで撮りまくっています!
こうしてスマホの中が猫写真だらけになり、友人に引かれることも多いのですが…。
スマホで写真を撮るメリット
写真を撮る。
今やほとんどの場合、それはイコールスマホで撮るということではないでしょうか。
スマホ撮影の強みと言うと、
チャンスに気づいてからシャッターを押すまでの時間が短いこと、
それに、
スマホならいつも持ち歩いているので、
外で偶然のチャンスが訪れてもすぐ撮れることだと思います。
さて、昔々(笑)、携帯というのは電話とメールをするためのものでした。
カメラを持っている時しか写真は撮れない、だけどカメラはいつも持ち歩くようなものではない…
当然、写真とは誰もがいつでも撮れるものではありませんでした。
そしてまず、ガラケー時代の話ですが、
携帯で写真が撮れるようになったことが最初の革命!
写メという言葉もここから登場してきましたね。
しかし今から思えば画質はあまり良くなく、たとえば携帯で撮った写真をパソコンで見てみて、ちょっとでも拡大しようものなら…大変残念な結果になっていました(T . T)
旅行ともなればもちろんのこと、ちょっとレジャーに行く時も、携帯とは別にカメラが必要でしたね〜。
その後スマホが登場し、カメラの性能もどんどん良くなり、今にいたっています。
現在のSNSでの写真のシェアも、
みんないつでも持ち歩いていて
写真を撮りたいと思ったらすぐに撮ることができる
という、スマホのメリットがあってこその文化と言えます。
また、たとえSNSはやっていなくても、ちょっと素敵な写真が撮れたら、友達や家族に送って見せるにもいいですよね。
というわけで今回は、
スマホでおしゃれに写真を撮るための、プロが紹介するポイントをお伝えします!
スマホでおしゃれな写真を撮るコツ3選
1.スマホカメラに備わっている機能を活用
最近のスマホカメラにはいろいろな機能がありますが、使いこなせていない方も多いのではないでしょうか?
(私も、今回調べてみて初めて知った機能がありました!)
特に撮影を助けてくれる心強い味方が…
・グリッド線の表示
撮影する時だけ、タテ・ヨコ複数の線がディスプレイに表示される機能です。
画面を細かく分割してくれることで、傾きを防げたり、構図を考えて撮りやすくなります。
最初はこの機能はオフになっているので、自分でオンにする必要があります。
※機種によって表示させるやり方は違うのですが、iPhoneの場合は「設定」というアイコンから「カメラ」を選択。すると「グリッド」があるので、オンにします。
・HDR機能
ハイダイナミックレンジ合成機能と言って、
明るさの異なる3枚の画像を撮ってそれらを合成し、実際に目で見た明るさに近い画像にしてくれるという機能です!
明るい部分が白く写ってしまったり、暗い部分が黒っぽく写ってしまうのを、防いでくれるのです。
これも、スマホ内のカメラ設定で、自分でオンにしてくださいね。
〈注意〉
一度の撮影で3枚の写真を撮っているということになるので、撮影している間は、できるだけ動かないよう頑張ってください!
また、激しく動く被写体(スポーツ中や、動物など)を撮る時は、HDR機能をオフにしましょう。
・露出補正
明るさの調整です。
どんなスマホでも可能なようですが、iPhoneの場合で説明すると、撮影する際にディスプレイをタップすると、太陽のマークが出てきます。
そのマークを指で上下に動かすことで、明るさが調整できます。
カメラを起動させていざ撮ろうとすると、どうしても撮りたい明るさと違っていることがないでしょうか?
そんな時は露出補正で、イメージ通りの写真を撮りましょう!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上、スマホのカメラについている機能のうち、オーソドックスかもしれないけれど、
うまく使いこなせれば写真の見栄えも良くなる!
そんな機能をご紹介しました。
2.両手でスマホを持つ
続いて、スマホの持ち方です。
え、そんなこと?と思われるかもしれませんが、大事なんです。
写真を撮る時、スマホを片手で持つ人、けっこう多いと思います。
しかし、片手だとどうしてもブレやすくなってしまったり、水平に保てないまま撮ってしまいがちです。
わずかに体が動いてしまい、狙い通りの絵にならなかった…
両手でスマホを構えることで、こう言った事態にならずに済むのです。
可能な限り、スマホは両手で持って撮影するようにしてみてくださいね。
安定感が違うのが分かると思います!
3.下から撮る
自分より小さい被写体、足元の被写体は、当然上から撮ることになります。
しかしこのようなアングルは、効果的なケースもあるけれど、なんとなくよそよそしくなったり、冷たい印象になってしまうこともあるので、気をつけたいところです。
文字通り、上から目線の写真…。
そんな時は下から撮ってみてください!
“上から”な印象を避けることができて、ドラマチックな、意外性のある構図になって一石二鳥です。
また、人を撮る時も、実際の目線より下から撮ってみると手足が長く見えるというメリットがありますよ。
最後に
スマホで写真を撮るコツについて見てきましたが、いかがでしたか?
ぜひ、カメラライフを充実させるためにも、取り入れてみていただけたらうれしいです!
ところで最近は、スマホでの写真撮影用アプリや機材も充実してきています。
特殊な撮影のできるアプリ、スマホに取り付けることで機能を拡張させられる機材など、いろいろあって目が回りそうなほど…。
しかし、そういったアイテムを使わなくても、どんどん画質も良くなり、本格的な機能も備えている最近のスマホ。
せっかくなので、まずはスマホにもともと備わっている機能をフル活用して、おしゃれな、ワンランク上の写真が撮れるようレベルアップを目指してみては、いかがでしょうか!?
そうやってスマホを使ってカメラの実力を磨いた上で、
自分好みのアプリや機材を調べてみて買い足すのも楽しいですし、または
本格的なカメラを手に入れて、写真の世界へと深入りしていくのもアリだと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!