子ども

【中学生のママ必見】反抗期真っ只中!子どもへの接し方の成功事例4つ

突然、わが子が
言葉遣いが悪くなったり
態度が反抗的になったり。

怒りたくもないし
ケンカだってまっぴらなのに
ぶつかってばかりで
毎日ほんとにイヤになってしまう。

「どうしてこんな子になったんだろう?」
「自分の育て方が悪かったんだろうか」
と、どうしていいか
わからなくなってしまったあなた。

 

大丈夫ですよ。

先輩ママたちの大半が、
同じような経験をして
嵐の時期を乗り越えてきています。

そんな中、

「こうやったらうまくいったよ!」

という先輩ママたちの声を
お伝えしていきますね。

 

反抗期は誰にでも必ず来るわけではありませんが、
誰にでも起こり得ることではあります。

 

実際、私にもありました。
数か月引きずって、
ひどかったですね~・・

どうしようもなく
自分がコントロールできなくなる感覚。

他の人にはまったく普通なのに、
親に対してだけわけもなくイライラしてしまう…

会話は「うん」と「ううん」のみ。
挨拶もしない。
顔を合わせるのはごはん時だけ。

だけど
ごはんどきの父親のおやじギャグは笑えないし
気を遣ってくる母親の顔にいら立ってしまい
朝から晩まで不機嫌MAX。

自分でも
なんでこんなに機嫌が悪いのか
話したくないのかわからないけど、
とにかくイライラする

どうしようもできない。

そんな状態で、ずるずると何か月も。

ある日、母親が
「そんなに私のこと嫌いなんか」
と悲しそうな怒ったような顔で言ってきて、
慌てて「そんなことないけど」
って答えました。

その時をきっかけに、
なぜだか元通りに戻れた私。

何か吹っ切れたんでしょうね。

あの言葉がなければ、
そのあともずっと引きずっていたと思います。

悪くなりたいわけじゃないし
親を困らせようと思っているわけじゃない。

どうやって自分のこのモヤモヤを
表現したらいいのか分からないだけ。
やめ時が分からなくなっている。

そんな私みたいなタイプの子も
きっと少なくないんじゃないかな。

そういうタイプの子は、
吹っ切れるきっかけさえあれば
大丈夫なんだと思います。

本人もきっと辛いはずだから。

反抗期ってどういうこと?

第二次反抗期である思春期は、
(第一次反抗期は2歳ごろイヤイヤ期と呼ばれる時期)

・体の成長に戸惑い不安を感じる
・中一ギャップや中二病など、社会とのバランスが崩れる
・社会の理不尽や矛盾に疑問を抱く
・自分の思うようにできないストレス

などの、この時期特有の
やり場のない不安や不満を感じやすい時。

体が大人になるにつれて
心も大人になろうともがいている時なんですよね。

「本当にそれが正しいのだろうか?」と

今までの親の言うとおりにしていたことに疑問をもち
それをどう表現していいのかわからず
反抗という形で出てしまっている状態。

その心は

「わかってほしい」
「自分を認めてほしい」

という気持ちでいっぱいです。
子どもの心も嵐の真っ只中。

 

だから、反抗期の子どもがいちばん求めているものは

「認めてもらうこと」

「話を聞いてもらえること」

「安心感」

に他ならないんです。

 

ポジティブ解決法。肝心かなめは安心感

とてもおもしろい反抗期の対応をされた知人がいます。

1人目のお子さんで、親として反抗期自体が初体験。

物珍しくて、反抗されるたびに嬉しくて
おもしろがっていたそうです。

「あんたもクソババアとか言えるんやな!すごいなぁ!」
「そんなヘリクツ言えるとかほんま頭ええんちゃう?」

普通じゃないリアクションにお子さんも
「なんなんそれ頭おかしいんちゃう?」
と言い返すも、調子が出なくて笑いだす始末。

そんなこんなで
1週間くらいで反抗期が終わってしまった
そうですよ。

「反抗期すぐ終わってしもてん。
おもろかったのに残念やわ~」

と話していましたが(笑)

それくらいお気楽にいると
お互い軽やかに乗り越えられるみたいです。

この場合は、
明るい家庭で
そこがほっとできる場所だと思えたから

どんな自分でも受け止めてもらえる安心感
が得られて心が落ち着いたんでしょうね。

 

そっとしておく解決法。目と心は離さず

いま中学二年生のわが娘。
はっきりした反抗期らしいものはなかったのですが

朝起き抜けから機嫌が悪くて、
話しかけても「うん」「ううん」しか言わず
会話が弾まないような時期はありました。

私自身がその態度に
ものすごく心当たりがあるので(笑)

「ふーん、まあそんな時期よねー」
と、とりあえずですが
あえてそこには触れないようにしました。

そして、反応は薄くても
いつも通りの明るい態度で接していた
一週間くらいで元通りになり、
あら、ちょっと肩透かし(笑)

その後は一切反抗期らしい素振りはありません。

でもその反抗期の頃は
やはり何かしらの不安を抱いていたようです。

それを本人が口にすることはありませんでしたが
それで大丈夫だったみたいです。

自分なりに考え、自分で乗り越えたんですね。
それだけの賢さと強さを身につけた
ということなんだろうと思います。

そうやって、子どもは一歩ずつ
成長していくんですね。

自分が変わる。対等に尊重して接する

子どもの反抗期で、親としては

・いちいち言い返したり無視する
・言うことを聞かない
・親をバカにする言動
・乱暴な言葉づかい
・素行が悪くなる

など、困ることが多いですよね。

そこで親自身も

・イライラしたり
・子どもの言動で傷ついたり
・子どもが怖くなったり

してしまう。

それがいやですよね。
自分も自分らしくいたいし
辛いな思いをしたくないでしょう。

だからといって、
子どもを変えようとしても無理な話です。

人は他人を変えることはできません。
変えられるのは自分だけ。

友人の話です。

お子さんが中学生になって、
反抗期がひどくなったそうです。

異性のお子さんで、
考えていることもわからず
話もしてくれないので
意思疎通がうまくいかなかったとのこと。

子どものやることなすこと腹が立ち、
あれもこれもと口を出さずにいられず
顔を合わせばお互いにイライラして
ぶつかってしまうという最悪な状態。

これでは駄目だと友人がとった行動が
話し合いでした。

考えの違うわが子に、

「傷つけあうのはやめてお互いに歩み寄ろう」
と、対等な大人と交渉するように話したそうです。

親として頭ごなしに言うことを聞かせるのではなく。

そうしたら、驚くほど素直に話を聞いてくれて
それから徐々に心を開き、
今ではなんでも話せる友だち親子のように
なったとのこと。

「怒ってばっかりじゃ何も変わらへんかったから
自分が子離れせなあかんと思った」
と友人は話してくれました。

 

中学生って、小学校と違って

先輩との上下関係、
勉強が難しくなる、
場所によっては人数が増える

などで
急に環境がガラッと変わってしまったことに戸惑って
反抗期が始まることが多いみたいです。

激動の中、子どもは子どもなりに頑張っているんですよね。
そして頑張って大人になっていこうとしているんです。

そんな子どもの気持ちを尊重して、対等に扱ってあげる。
それが子どもにとっては自信に繋がるのかもしれません。

また、そうやって接してくれた親に対しても
子どもはきちんと信頼を寄せてくれる、
と教えてもらえたような気がします。

 

よく反抗期は親の愛情不足のせいと言われたりもしますが、
けっしてそんなことはないと私は思います。

どうしたら良いかと悩み、
なんとか対応したいとこうやって調べるということ、
愛情なくてはけっしてできないことです。

愛情がないどころかむしろ、
お子さんのことをとても大切に思うからこそ、
思い悩むんですよね。

子どもだって同じです。
親を心から嫌いな子はいません。

子どもはいつだって
この世に自分を生み出してくれた親が
大好きなんです。

だからこそ、
「いつだってあなたのことが大切だよ」と
たくさん伝えてあげたいですね。

「どんなにアホでもうちの子がいちばんかわいい」
と私もわが子たちに言っています。

親バカ全開で行きましょう!(笑)

価値観を手放して仲良くなった例

聞いた話ですが…

反抗期で不登校になり、
毎日家でゲームばかりしていた子ども。

ゲーム嫌いの親御さんでしたが、
何がそんなにおもしろいんだろう、と
思い切って自分もゲームを一緒にしてみたら
反抗期が瞬間的に終わったんですって。

学校にも行かなかったのが
それから毎日登校するようにもなり
劇的に親子の仲が良くなったそうです。

歩み寄り共感してもらえた喜びが
自信や安心になったのでしょうか。

 

私たちが子どもだった時代って、
今から20~30年ほど前ですよね。

その頃と今は、時代がまるで違ってます。

パソコンもケータイもないし
VHSだったしファミコンだったし。

今の子と感覚や考え方が違うのは仕方ないですよね。
分からないからこそ不安や心配にもなります。
受け入れられない葛藤が起きるのも当然です。

とはいえ、
時代も違うし、個人としての性格も違うのだから
まったくの別人格として割り切るのは
どうしたって必要なんだと思います。

自分の心配や不安を取り除くために、
子どもがやっていることに興味をもって
安全性やメリット・デメリットなどを
勉強してみる
のはいかがでしょうか?

自分の時はこうだったから、という価値観は手放して
お子さんの話を聞いて受け止めてみると
道が開けるかもしれません。

まとめ

 

反抗期は成長痛のようなものです。

現れ方としては痛みを伴うものだけれど、
原因も、その効果も
決して悪いものではない。

それを乗り越えた時には、
今よりもっとずっと成長した
お子さんとあなたの姿があるはずです。

子育ては自分育て。
完璧な親になんてなれないしならなくていい。
親も子も、一歩ずつゆっくり進んでいきましょう。

 

ちなみに、メンタリストDaiGoさんによると
「反抗期のあった子は年収が高い傾向がある」
という研究結果もあるそうですよ♪

 

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