幼児に薬を飲ませたいけど嫌がる・・薬剤師の僕がお勧めする飲ませ方のコツ３選

子供用の粉薬はひと昔前と違って
今は本当に飲みやすくなっていて
びっくりしますね！

今の子供たちが羨ましいですよ。

僕たちが子供の時は・・・いやぁ～苦かった！
これぞ、薬って感じで！(笑)

お薬は飲みやすく日々改良されてます
が、、、

それでも
今も昔も薬を嫌がる子供達は多いんです。

僕も子供の頃、
親に隠れてこっそり捨てて
飲んだふりをしてました(笑)

我ながら悪い子供ですよね。。。

〝子供に薬を飲ませるのに一苦労・・・〟
なんて悩みのあるママパパはとっても多いんです。

実際薬剤師として働いてても

「子供が薬を嫌がって飲んでくれない」
「この前まで飲んでくれてたのに急に薬を嫌がるようになった」

なんて切実な相談は毎日のようにあるんです。

子供に薬を飲んでもらうのは
本当に大変なんですよね。

そんな悩めるママパパ達に
薬剤師として僕が日頃、
お勧めしている粉薬を飲ませ為のコツを

この記事では幼児期に絞って３つ紹介します！

薬を嫌がる幼児の飲ませ方のコツ

1、水に溶かして飲ませる

生後半年くらいまでの赤ちゃんは
口に近づけると自然と何でも飲みこもうとしてくれるから
意外に薬を飲んでもらうのは難しくないんです。

でもそれもつかの間・・・

生後半年過ぎたくらいから
味覚が発達してきて
さらに自我の芽生えもあって
薬を与えることは一気に難しくなります。

１歳前後くらいから
子供にお薬を飲ませるのはとっても大変なんです！

またこの時期はイヤイヤ期も重なる為
薬を飲んでもらう事にママパパ達はさらに大苦戦！！

この時期が１番薬を飲んでもらうのが大変・・。

幼児期の子を持つ
ママパパ達からの相談が実際一番多いですね。

ここで、

薬を飲むことを嫌がる子には
まず僕は水に溶かしてみることを
お勧めしています。

小さな器は薬局などで
貰えるカップでもいいです。

小さな器やカップの方が
少しずつ飲ませてあげることが出来ます。

スポイト・スプーンはなるべく
喉に近いところで薬を落としてあげましょう。

味を感じにくくなり、自然と飲み込んでくれます。

またストローを吸うことが出来れば
ストローを喉に近いところまで入れて
飲ませてあげてもいいですね。

2、「おくすり飲めたね」服薬ゼリーを試してみる

CMなどで見かけたことがある方も多いと思います！

耳に残る「おくすり飲めたね♪」のフレーズ！
薬局で歌ってるお子さんも多いです(笑)

僕が勤めてる薬局でも取り扱ってて
お求めの方は多いですよ！

中にはおやつとしてねだる子もいます！
目的変わっちゃってますよね(笑)

使い方も簡単でお薬をゼリーの中に包み込むだけ！

お薬独特のにおいや味を隠してくれて
あとはそのままスルッと飲み込むだけ！

お薬の吸収などには影響はなく
喉につまらないように設計されていて安心・安全なゼリーです。

それだけではなく、なんと！！

合成着色料・保存料不使用！
さらにローカロリー
ノンシュガー！
ノンカフェイン！！

アレルギー物質不使用！！！

これだけ力説すると
企業の回し者だと思われそうですね(笑)

でもそれだけ服薬補助に関して

「おくすり飲めたね」は秀でてると思います。

味は３種類でぶどう味・いちご味・チョコ味となってます。
味はお子さんの好みでいいと思います。

ただチョコ味は１番苦みを隠してくれるので
抗生剤や強い苦みのある薬にはチョコ味がお勧めですね。

 

またゼリーの中にお薬が入ってるのが見えると
ゼリーを飲むことを嫌がる子もいます。

そうゆう子にはぶどう味がお勧めです！
ぶどう味は、紫色で包み込んだお薬が
見えにくいといった利点があります。

薬を嫌がるお子さんに
一度「おくすり飲めたね」を試してみても
いいかもしれませんね！

3、食べ物や飲み物に混ぜてみる

お薬は水と一緒に飲む！これが理想です。

でもそれが出来てたら
そもそもこの記事を読んでないんですよね(笑)

どんな良薬だって飲まなければどうしようもないですよね。

だから「どうしてもお薬が苦手！」という子には
食べ物や飲み物に混ぜることをお勧めしています！

アイスクリームは、
全体的に相性のいいお薬が多くお勧めです！

でも注意してほしいのは
混ぜる食べ物や飲み物によって
薬の効果が落ちたり、
味がものすごく苦くなったり・・・。

お薬の種類はたくさんあり
それぞれのお薬によって
相性のいい食べ物や飲み物は異なります。

お薬を混ぜる際には
アレルギーなどに注意して
事前に薬剤師にどういったものに
混ぜるのがいいか相談してからにしましょう！

まとめ

これらを是非、試してみてください！

これでママパパ達も、
お子さんの負担も少なくなるはず。

お子さんがお薬を飲めた際には
思いっきり褒めてあげましょう！！