ワンオペ育児なんて言葉が出始めてどのくらいたつでしょうか。女性の社会進出が進んだ一方で、どこかまだ子育ては女性がするものと思われていたり、パパは仕事で忙しいからと、ママ一人で子育てしなくてはいけなかったり。。
子育てはママの仕事でしょ、なんて言われると苦しくなるし、自分だってかわいい我が子をしっかりみてあげていつも笑顔で接してあげたい、って本当は思っているのに、日々の忙しさに忙殺されて、思うようにできない。つい子どもにきつくあたってしまって、こんなはずじゃなかったのに、と自分を責めてしまったり。。
子育て中のママはみんな当たる壁ですよね。
もうどうしたらいいか分からないと一人で悩むママの肩の力が抜けるように、すぐに実践できる方法をご紹介いたします。
この記事では、子育て世代のこんな悩みにお答えしていきます。
- 育児の疲れの原因
- 頼るのが苦手なあなたに、すぐにできる息抜き方法
- 子どもの面倒は自分がみなきゃと責任感の強いあなたに、子供と少し離れてみるメリット
この記事が今ひとりで涙を流しているママの力になれたらうれしいです。
育児の疲れ 原因はなに?
- 自分ひとりの時間がない
- 家事・育児と仕事の両立が難しい
- 周囲の声
- ちゃんとやりたいのにできてないストレス
- 睡眠不足、体力的にきつい
これらが育児疲れの原因になります。特に「自分の時間がない」は睡眠不足よりもストレスがたまるといわれています。新生児の頃は、ちゃんと呼吸はできているかとか、なんで泣き止まないんだろうとか、心配で赤ちゃんにはりついてしまって精神的にも疲れてしまったり。
ハイハイしたり、歩くようになると、危ないことをしていないだろうかとか、目の届くところにいるだろうかとか、やっぱり心配がつきません。
24時間365日気が休まらないって本当にしんどいですよね。
誰かにわかってもらいたい、十分やってるよって認めてもらいたい、そんな気持ちになってきますよね。
働くママは仕事から帰ってきて、また子育てという仕事が待っていて、ごはんを食べさせて、お風呂にいれて、スムーズに寝てくれたらいいけど、全然言うこと聞いてくれない日もあったり。。
保育園で子どもが熱を出して、仕事を切り上げて帰らなくてはならなくて、周囲の目が気になったり。。
時短勤務が認められるようになっても、なかなか周囲の理解を得るのって難しかったりしますよね。
家事も育児もちゃんとやりたい、こんなママでありたいという理想が高いほどできない自分を責めてしまいますね。
その他にも、夜泣きや、溜まった家事で寝る時間が短くなってしまったり、一日中子どもを追いかけてヘトヘト、なんてことも。
すぐにできる息抜き法
頑張り屋のママに送る、今すぐできる息抜き法をご紹介します。
- 子供と一緒にお昼寝
- 子供と一緒に夜早めに寝て、朝早めに起きて時間を確保する
- ごはんはデリバリーやレトルトを使う
- 10分だけコーヒータイムを設けてみる
- 完璧にできなくても、がんばってると自分で自分を褒めてみる
まずは、女性にとって睡眠は大事。
大切な睡眠を確保するという点で、細切れでも、子供と一緒にお昼寝をすることで、体の疲れを軽減することができます。
また、子供を夜寝かせた後に、家事をされる方もいらっしゃるかと思いますが、思い切って、子供と一緒に早めに寝てしまい、朝早く起きて自分の時間を確保するのもおすすめです。
また、育児疲れのなかには、食事も栄養を考えてちゃんと作りたいと思っている方も多いと思いますが、たまには、デリバリーやレトルトを利用してラクしちゃいましょう。
食事の用意や後片付けがなくていいというのは、それだけで精神的にも、肉体的にもラクになれます。
自分の時間を少しだけでも確保する。
朝の10分、夕方の10分など隙間をみつけて、ゆっくりお茶をしてみるだけでも、ふっと肩の力が抜けます。
子どもと少し離れて過ごす
もうつらいと思ったあなた。あなたはもう十分頑張っています。
十分すぎる程、頑張ってきました。今は少しお子様と離れてみる時間をもってもいいかもしれません。
離れるといっても、少しの時間。
休日の半日だけでもパパと子どもだけの時間を作ってあげる、両親に預けてみる、など身近な人にヘルプを頼みましょう。
中々頼みにくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、両親もヘルプを待っているかもしれません。
また、ベビーシッターや託児サービスを利用するという手もあります。
そんなのまで利用して、と心ないことを言う人もいるかもしれませんが、そんなのは無視です。
お子様にとっても、親以外の大人とふれあえるというのはいい刺激にもなりますし、子供自身の世界を少しずつ広げていってあげられることにもなります。
旦那さんにも頼みにくい、頼めない環境にいる方、両親も遠方にいるとか、頼れない状態にある方、孤独になるのが一番ストレスです。
子ども連れでも、友達とランチやお茶に行って息抜きするのもかなりリフレッシュになります。言いたいこと吐き出して、たくさん笑う時間を作りましょう。
まとめ
どれも実践した、パパにも頼めない、両親も遠い、そんな方もいらっしゃいますよね。
子どもへの愛情が深い分、たくさん子どもとの時間をとってあげなきゃ、とか思いますよね。
私自身も両親は共働きで、私が1歳の頃から母親もフルタイムで働いていました。当時は、両親が仕事の間は、祖父母に預けられていて、寂しいと思ったことはもちろんありましたが、親の愛情を疑ったことはありませんでした。
もしかしたら、子供を預けるときに、子供が泣くのを見てかわいそうなことをしていると罪悪感を感じたり、こんなにかわいい子より仕事を取るのかとか、自分の時間を優先させるなんて、母親として失格なんじゃないかと思ったりしていませんか?
子どもはまったくそんな事気にしていませんよ。
私自身、仕事に行く母の姿が子供ながらにかっこよくて大好きでしたし、小さい頃から、いろんな大人に面倒見てもらっていたせいか、人間関係で困ったことがありません。
関係しているかはわかりませんが、もしかしたら、子供の頃から、両親以外のたくさんの大人や友達に囲まれていたせいか、柔軟性とコミュニケーション能力が身についている気がします。
そして、何より子どもはママの笑顔が大好きです。
ママが笑っていて、落ち着いていると、何よりも子どもは安心しますし、心が穏やかに育つと思います。
だから、部屋が散らかっていてもよし、食事がデリバリーでもよし!
自分にとって一番大切な事、子供の笑顔と安らぎだけ守れたらそれでよしとしましょう。
自分に甘くすると、他人にも甘くなれます。パパにも優しくなれるし、まわりの人にも感謝できるようになる。だから、自分ひとりで背負わず、自分に優しくしていきましょう。
この記事でちょっとでも元気になってもらえたらうれしいです。