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意外と怖い夏風邪のウイルス!その理由とは?!症状と自宅でできる、とっておきの方法

こんにちは!hisa115です。

コロナウイルスもピーク時に比べると落ち着いてきたのですが、これからの時期、夏の高温多湿を好んで活動するウイルスがいます。

夏風邪はどうやら、コロナと症状が似ているんだそう。。(・・;)
もうこうなったら、自力で予防するしかない!!!!

今回は夏風邪についてお伝えしたいと思います。

夏風邪の代表的な2つのウイルス

アデノウイルス

アデノウイルスは約50もの種類があり、ウイルスの種類によって引き起こす症状が異なり、個人によっても症状が変わります。
主には、呼吸器、目、腸、泌尿器に感染するウィルスです。多くの種類があるため、免疫が付きにくく、何度も感染してしまうケースもあります。

鼻や喉から入って扁桃腺や気道に入って感染するのが特徴。

感染経路:飛沫感染、手や皮膚からの接触感染による経口感染。
症状:鼻づまり、せき、発熱、目の充血、嘔吐、下痢、腹痛

アデノウイルスに感染すると、、

肺炎発熱、咳が主な特徴で、重症化すると、呼吸困難、意識が遠のくなどの症状で入院が必要な場合もあります。
上気道炎鼻水、くしゃみ、鼻づまり、喉の痛みが主な症状です。
咽頭炎のどの症状だけでなく、発熱やだるさ、吐き気といった様々な症状があります。
咽頭結膜熱(プール熱)39〜40度の高熱と37度前後の微熱の間を4、5日繰り返し、のどの痛み、扁桃腺の腫れを伴うことがあります。症状がなくなった後2日間までは、登園禁止です。
流行性角膜炎充血、目やにが特徴で、高熱は出ませんが伝染力が非常に強いため、医師の許可がでるまでは登園禁止となります。
出血膀胱炎尿に赤みが混ざる、尿の回数が増える、排尿時に痛みがある、残尿感が出るなどの症状が出ます。

など様々な病態を起こします。

 

エンテロウイルス

『エンテロ』というのは『腸管』という意味。

ヘルパンギーナや手足口病を引き起こすウィルスです。

主に腸の中で増殖して、そのあと体内に入るウイルスで感染力が強いのが特徴

感染経路:飛沫感染、手や皮膚からの接触感染による経口感染。

病気が改善されても、腸管にいるウイルスはなかなか排出できず生き残り、そして便から排出され感染源になります。

三大夏風邪

咽頭結膜熱(プール熱)

アデノウイルスで感染する夏風邪の代表的な咽頭結膜熱は、プールの水を介して感染することが多かったことからプール熱と呼ばれています。

最近ではしっかりと水質管理がされているためプール水を介した感染はほぼありませんが、唾液や鼻水、目やに、便にもウイルスが含まれるため、それらを介して感染します。

幼児期~小学生の子供に多く発症しますが、大人が感染することもあり、その原因はアデノウイルスに感染した子供から感染する二次感染です。

症状:のどの痛み、扁桃腺の腫れ、頭痛。38℃以上の高熱が3~7日程度続きます。目の充血や目やになどの結膜炎の症状や腹痛、下痢、咳の症状が出ることも。

手足口病

4歳くらいまでの乳幼児を中心に感染する手足口病。

症状:口の中や手足に水膨れのような発疹ができるのが特徴です。1~3日程、38℃以下の微熱がでることも。元気がない、嘔吐、頭痛、倦怠感が出ることもあります。

 

まれに大人がかかるときがあります。大人が感染すると発疹の痛みが強く、子供は高熱が出るのは稀ですが、大人は40℃近い高熱が出たり、関節痛、嘔吐や下痢、手足のしびれなどの症状が出ることがあり子供より重篤化する傾向にあります。

ヘルパンギーナ

5歳以下の子供がかかりやすいエンテロウイルスによっておこる感染症です。

症状:2~4日の潜伏期間の後、発症し39~40℃の発熱と口腔粘膜に痛みを伴う水疱性の発疹ができるのが特徴。

強い喉の痛みで飲食がしづらくなり脱水症状を起こすことがあるので注意が必要。

三大夏風邪の共通点

6月から8月にかけて流行。これらの風邪は子供がかかることがほとんどです。しかし、子供よりも大人がかかると重篤化する可能性が高い傾向にあります。

稀に、脳炎、無菌性髄膜炎、急性心筋炎などの合併症を引き起こすことも。

一度感染したウイルスに関しては免疫ができますが、アデノウイルスもエンテロウイルスも種類が複数あるので、同じウイルスで感染することはありませんが、他のウイルスによって何度もかかることがあります。

 

感染経路

・咳やくしゃみなどの飛沫感染

・ 感染者の便や水疱などからでたウイルスが直接口に入ったり、ウイルスがついた手で目や鼻などに触ったりすることで感染したり、ウイルスが付着したタオルを共有することで感染します。(接触感染・経口感染)

治療

今のところ特効薬はありませんが、口内炎に対しての鎮痛剤だったり、咳がひどければ咳止めだったり症状に応じた治療方法になります。

ウイルスを排出するために下痢の症状が出ることがあります。下痢止めなど飲んで排便を止めることで症状が長引く可能性があります。腹痛や下痢が続くときは早めに受診して、適切な薬を処方してもらいましょう。

症状が治まっても便からは、1か月以上ウイルスが排出されることがありますので気をつけましょう。

予防方法

こまめな手洗い、うがい

手洗いの方法はコロナウイルスでしっかり学んだのではないでしょうか?

外出後、食事前、トイレのあと、おむつを交換した後など…。必ず手をしっかり洗いましょう。しかし、しっかり洗ったつもりでも、手のしわや爪の生え際など意外と菌は残っているものなのです。手洗いブラシ(爪ブラシ)を使うとより効果的です。

うがいはまずぶくぶくうがいからです。1~2回ぶくぶくうがいをした後、ガラガラうがいを2回ほどしましょう。

タオルの使いまわしはNG

トイレや洗面所の湿って汚れたタオルはウイルスが繁殖しやすいですし、感染した子供が使ったタオルは感染の原因です。

その他

夏バテや、睡眠不足、疲れなどの体力が落ちている人は注意が必要です。

・十分に睡眠をとり体を休めること
栄養のバランスが取れた食事
なるべく火の通したものを食べること

そしてクーラーのかけ過ぎには注意しましょう。
あと、冷蔵庫でキンキンに冷えた飲み物を飲みすぎるのもNGですよ。

まとめ

今回は
・アデノウイルス
・エンテロウイルス
・咽頭結膜熱
・手足口病
・ヘルパンギーナ
についてお伝えいたしました。

大人の方が、まだ免疫のない小さい子供より症状が軽いのではないかなと思ってしまいますけど…でも、昔から言いますよね。子供が主にかかる病態…例えば、はしかとか水疱瘡だったりとかって大人が感染するとヤバいらしいよっていう話…。子育てするママさん、パパさんは十分に気を付けてくださいね。

余談ですがhisa115は、もちろんこまめな手洗いはしてますが、コロナがピークの時…というよりも普段からなのですが、外から家に帰るとお風呂場に直行してます。何年か前から始めたのですが、それから風邪をひかなくなりました😄

最後までご覧いただきありがとうございます。

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