ママたちのお悩みの一つであろう「歯の生え変わり」。
年長さん～小学1年生のお子さんがいるママさん、または歯のぐらぐらにご対面してる方に向けての内容になっています。
歯の生え変わりには、時期や順番には個人差があるので、歯医者の現場でも
ちょいちょい質問を受けたりもするんですよね。
ウチの子の歯たちも、なかなかのマイペース軍団だったので、もし私に知識がなかったら、
絶対心配になってただろうなぁ。。。って思います(笑)
とゆーことで！
忙しいママたちの心配や不安を一つでも減らすべく、歯科衛生士歴約20年、お局の筆者が、乳歯がぐらぐらになってきたときの対処法について解決しちゃいます♡
目次
歯がぐらぐらになってきた！歯医者さんへ行くべき？
答えは「NO」でございます。特に何もなければ。。。ですが(笑)
基本的には成長の過程で起こる出来事なわけですから、
そのまま自然に抜けるのを待って大丈夫です！
抜けた乳歯は乳歯ケースに想い出として保管するも良し♡
上の歯は床下に、下の歯は屋根上に投げるも良し♡
「いやいやいやいや。。。
そんなこと言ったら、抜くタイミングってなんなん！？」
ってなりますよねー。
そうです！あくまで「基本はNO」です(笑)
歯医者さんに行くのはどんなとき？
抜く、抜かないは、実際の歯の状態を診たドクターの判断にはなりますが、
次のような場合は、一度相談に行く事をオススメします♡
後ろから永久歯がひょっこり！！
「グラグラの乳歯がまだ抜けていないのに、後ろから永久歯が出てきちゃった！」
めちゃくちゃあるあるです(笑)
このケースは断然、抜いてあげた方がいい事が多いです！！
乳歯が抜けないがために、永久歯が本来出てきたかった場所に出てこられなかったり、
場合によっては、邪魔されちゃって、それ以上顔が出せなかったりもします。
逆も言えて、
順番待ちをしている永久歯によって、乳歯の根っこが吸収される
↓
乳歯がグラグラになる
↓
抜けるよね
ってゆうのが通常のシステムなわけです。
なのに、永久歯が本来とは違う場所からひょっこりしてきたら、
根っこの吸収が正常に行われず、グラつきもそこそこに、なかなか抜けないよねっていう事態も十分にありえます。
その場合は放っておいたら、ずっと乳歯はそこに居座ることになってしまうので、
良いも悪いも「抜く」一択です。
歯並びにも影響してきちゃったりもしちゃうので
抜くメリットが高いから抜くという認識ですね！
痛くてご飯が食べられない！
これは本当に子供次第なんですけど、
「グラグラの歯に当たると痛いからご飯食べたくないっ！」
みたいな(笑)
ママも見ていて、痛みで食べたいものが食べられないと、なんだかかわいそうになっちゃいません？
ご機嫌も悪く、ブーたれちゃいますしね．．．
ぶっちゃけそれはそれでママが大変なんですよね(笑)
抜いちゃった方が楽だよ♡って
囁きたくもなります。ええ、そりゃもぅ。
ただね、抜く選択も全然ありなんですが、抜くのも多かれ少なかれ痛みをともなうんです（涙）なぜなら麻酔の注射をしないといけないのです…
なので、歯医者へレッツゴー！する前に子供と要相談です。
「痛むなら 抜いてしまおう ホトトギス」
「痛むけど 抜けるまで待とう ホトトギス」（字余り）
この場合はどちらでもアリよりのアリです。
でも、どっちみち痛いなんて…くぅっ！！（涙）
ちなみに余談ですが、わが子は少しばかり個性が強く、
「食べるの大好き♡食欲モンスター」だったので、
グラグラになると、痛みがなくとも、ただただ食べる邪魔になるという、
いたってシンプルなただ1つの理由から、
痛みをものともせず抜いておりました(笑)
↑
注）これは参考にはなりません♡
グラグラ乳歯が虫歯！
これもまぁまぁよくあるケースですが、
「グラグラだけど虫歯になっている」ってゆうやつです。
これも2つのパターンに分かれると思います。
パターン1、虫歯治療しても、どのみちすぐ抜けるから、
だったら、いっそのこと抜いちゃうパターン。
パターン2、虫歯の痛みもなく、日常生活に影響がなければ、
そのまま治療せず自然に抜けるのを待とうねパターン。
どちらになるのかは、
＜虫歯の度合い×グラグラの度合い＋ドクターの経験＝答え＞なのでドクターに身を委ねちゃえばOKです(笑)
まとめ
参考になったでしょうか？
私、しがない一衛生士の意見としては、
次に待ち構えている永久歯に影響しない限りは
自然にお任せでいいんじゃないかなぁーと思います♡
わざわざ麻酔して、痛いし、怖いし。。。の思いをして抜いた先に待ってるのは
「THE・歯医者嫌い」じゃないですか？
歯医者さん＝痛い、怖い場所ではなくて、
子供から大人まで、
虫歯や歯周病を予防するための場所にして欲しいです。
なので、小さい頃から
歯医者に恐怖心やトラウマを持ってもらいたくないなぁ
というのが本音なのです。
自然にお任せできるところはお任せして、
痛い怖いことは最小限に♡
