コミュニケーション

子供の交友関係どこまで踏み込んでOK?!あまり付き合って欲しくない友達を家に連れてきた時の対処法

こんにちは!hisa115です。暑くなってきましたね。コロナの自粛要請も解除され、子供たちとお出かけしたり、キャンプをする予定を立てたりする方もいるのではないでしょうか?

子供の交友関係

小学生、中学生、高校と子供が成長するにつれて、変わってくる交友関係。
幼児期は、保育園・幼稚園の先生や親など…大人の誰かの目が常にありますし、親同士の人間関係がそのまま友達関係になるといった分かりやすいものです。

小学生になると、親が把握できないことが少しずつ増えてきます。

『学校でお友達と楽しくやっているかな。』『いじめられていないかな。』『まじめな子と友達になってほしい。』『あの子とはちょっと付き合って欲しくないな。』などという心配が出てきますね。そんな時、親は子供の交友関係にどこまで踏み込んでいいのでしょう。

低学年

低学年は男女関係なく、親同士が仲良しだとか、園が一緒だった、席が隣など、近くにいて一緒に遊べる子とお友達になる傾向があるようです。

友達関係もまだ把握しやすい時期でもあり、家に帰ってくると学校であったことを話してくれる子供も多いと思います。

子供が出来事を話し始めたときは、忙しいからといって後回しにしないですぐに聞いてあげてください。最後まで話をしっかり聞いてあげましょう。

今日は〇〇して遊んだよ。』と話してくれたら『〇〇して遊んだんだ~。誰と遊んだの?』と、何気ない会話でその日にあった出来事を探ってみましょう。

『今日クラスで一番面白かったのは誰?』『今日、あなたに一番優しくしてくれたのは誰?』『今日はクラスのだれとお話した?』など、簡単な質問で聞いてみるのも良いですね。

 

中学年~高学年

このころから、仲間意識が強くなり、話が合うとか、趣味が一緒など特定の友達と遊ぶようになり、親より友達優先ということが多くなってきます。

幼児期や低学年の時のように、出来事を話してくれなくなる子も増えてきて、学校のことを聞いても『大丈夫』『普通』と答えるだけということも。

心配になって、根掘り葉掘り聞いたり、交友関係のことで口を出したりしたくなると思いますが、ここはぐっとこらえて

『お母さんは、あなたの味方だから』『何かあったらいつでも相談にのるよ』と…少し離れたところから見守るようにしてあげてください。

子供が話したくなったら、その時はしっかり聞いてあげてください。

付き合って欲しくないお友達と仲良くしていたら

ちょっと暴力的だったり、言葉遣いが悪かったりするお友達とは、親としてはあまり付き合って欲しくない!ということはあると思います。しかし、子供が望んでそのお友達と遊んでいることもあります。

そんな時に『あの子と遊んではダメ!』と言って、親が思う理想の友人関係を一方的に子供に求めてしまうと、『どうせ親にはわかってもらえない。』と話してくれなくなってしまいます。

子供がそのお友達と価値観の違いや、考え方の違いを感じて、付き合いたくないなと感じるまでなかなか親の言うことは聞いてくれません。あまり交友関係に口出ししないようにしましょう。

もし付き合って欲しくないお友達を家に連れてきたら

子供が付き合って欲しくないと思っているお友達を家に連れてきたら、チャンスだと思いませんか?

親が勝手に付き合って欲しくないと思っていても子供はそのお友達と遊びたいのかもしれません。子供が選んだお友達、そのお友達を知ることができる・会話できるチャンスなのではないでしょうか。

お友達が家に来たら

・お友達に挨拶をする。

・友達が来たときは、よっぽどのことがない限り家を空けないようにします。

・自分の家の決まり(ルール)を伝えます
例えば、入ったらいけない部屋、ソファーの上やベッドの上ではジャンプしてはいけないこと、『〇時までならいていいよ』というようなことを伝えます。

・緊急時に備えて、できればお互いの連絡先を交換しておきましょう。

また小学生はマナーやルールを教える時期でもあります。
お友達を招くこともありますが、招かれることもあります。

子供がお友達の家に遊びに行ったときのマナー

・帰る時間を決めておく。

・家にお邪魔するとき、帰るときは大きな声で挨拶をする。
『こんにちは』『お邪魔しました』など

・靴を揃えておく。

・遊んだものを片付けてから帰る。

・週に何回もお邪魔をしていると迷惑になるので、週に一回や、月に何回までと決めておくことも良いかもしれません。

NG

・冷蔵庫や友達の部屋の引き出し、クローゼットなど勝手に開けたりしないように注意をしておく。

・家の中を走り回らない。

・自分から『おやつが食べたい。』『お腹空いた。』など言わないようにする。
のどが乾いたら『お水をください。』というようにしましょう。

招く側も招かれる側も気持ちよくいい関係を築くために、まずはこちらからしっかりとしたマナーを身につけ、ルールを決めておくといいのではないでしょうか?

 

トラブルが起きた時、子供が相談してきたら…

・トラブルが起きた時は、どんな気持ちでやってしまったのか又は、どんな気持ちになったのか、時間をかけてゆっくり話を聞く。

・子供が今後どうしたいか、相手にどうしてもらいたいのかを子供に考えさせる。

・適度なサポートやアドバイスをして、干渉しすぎず手放しすぎず、程よい距離で見守ります。

子供が話をしている途中で子供はまだ話したいことがあるかもしれないのに『それはあなたが悪いんじゃない?』『こうしたほうが良いよ。』と遮ってしまったり、否定をしまうと子供は『もう話さない。』となってしまします。

そうなると、子供が何を考えているか何をしているのか分からなくなってしまします。まずは子供に寄り添い話を最後まで聞いて、『あなたはどう思っているの?』『お母さんはこう思うけど、あなたはどう思う?』と解決方法を一緒に考えましょう。

※子供に悪影響や危険が及ぶ可能性が考えられるときはすぐに先生に相談を!

まとめ

今回は
・交友関係
・お友達と付き合っていたら
・付き合って欲しくないお友達を家に連れてきたら
・トラブルがおきたとき、子供が相談してきたら
についてお話させていただきました。

子供は、友達から学ぶこともたくさんありますし、日々成長し、自分で考え自分で答えを出すようになってきます。ほったらかしすぎるのもよくないですが、あまりしつこく質問したり、干渉しすぎるのは良くないです。程よい距離で見守ってあげましょう。

子供を信じて!

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