甘くておいしいチョコレート!
家族みんなで楽しみたいけれど、
子どもにはいつから与えていいもの?
こんにちは、ライターの つみき です。
みなさん、チョコレートは好きですか?
私はビターが好きで、アーモンドチョコレートも良く食べます♪
最近ではピンク色の、イチゴ味にも見える
ルビーチョコレートなんてものもありますよね!
子どもたちも大好きなチョコレートですが、
幼いうちは与えないほうがいい、ということを聞いたことがあります。
では、いつから子どもたちにチョコレートを与えていいのでしょうか?
どんなことに気を付けて与えていけばいいのでしょう?
チョコレートに関する不安を解消するために、
今回はチョコレートについて調べてみました。
目次
先輩ママは、いつごろから食べさせている?
先輩ママたちは、子どもたちに、いつごろからチョコレートを解禁しているのでしょう?
体験談を見てみると、やっぱりチョコレートは
できるだけ遅い解禁にしようと考えていた先輩ママが多いようです。
多いのは、4~5歳まで与えたくない、というママでした。
中には、小学校入学まで与えたくない、というママもいます。
早く与えすぎるのは体に良くなさそう、という理由ですが、
ハマってしまったら大変、という理由で、チョコ解禁を遅めに設定しているようです。
ですが、実際はうまくいかないようで・・・
遅めに設定していても、それより早く食べてしまった、というケースが多いみたいです。
・家にあったチョコを見つけられて、食べたいと騒がれた
・おじいちゃんが勝手に与えていた
・お友達が食べているのを見て、食べたいと言われた
・上の子が食べているのを見て、一緒に食べ始めてしまった
チョコレートの存在に気づかれてしまって、
食べたいと騒がれて、仕方なく・・・というママや、
おじいちゃんやおばあちゃんが、ママに内緒で食べさせていた!というパターンも。
中でも、納得だなーと思った理由が、兄弟の影響ですね。
上の子が先にチョコレートデビューをしていると、
マネして食べたくなる下の子たちは、自然と早いチョコレート解禁になってしまいます。
遅めに解禁しようと考えているママたちは、
上の子の解禁をいかに遅らせることが出来るか、がカギかもしれません。
どうして、子どもにチョコはダメなの?
そもそも、どうしてチョコレート解禁を遅くする必要があるのでしょう?
子どもたちにとって、どんな悪いことがあるのか、チェックしていきましょう!
虫歯のリスクが高まる
これが一番かもしれません。
チョコレートには糖がたくさん入っているので、虫歯になりやすいのです。
しかも、チョコレートって、歯に残りますよね。
くっついて残るというか、口の中で溶け切らないチョコが歯の上に残っていて、
鏡を見ると茶色に染まっている感じ。
その歯に残りやすいというチョコレートの特徴が、
より虫歯のリスクを高めてしまうんです。
まだ幼くて、歯磨きが嫌いだったり、うまく出来なかったり、
歯を磨く時間が短すぎたりすると・・・。
虫歯のリスクの場合、チョコレートの量はあまり関係ないかもしれません。
たとえ「ひとかけら」だけだったとしても、
口の中にチョコレートがたくさん残っていたら、虫歯のリスクは高まります。
もしチョコレートを食べる場合は、
麦茶や牛乳などの飲み物と一緒に食べることで、
口に残るチョコレートを減らすことが出来ます。
ママはいつも以上に歯磨きをしっかりさせないといけないし、
虫歯になっていないか普段から注意して見ていく必要があります。
きちんと歯磨きができるようになってから、チョコレートを与えるのが理想ですね。
生活習慣病のリスクが高まる
子どもなのに生活習慣病?
生活習慣病と言っても、いくつか種類がありますよね。
チョコレートで考えられるものは、大きく2つ。
肥満と、糖尿病です。
チョコレートには糖も脂肪分も入っているので、
肥満にも糖尿病にもなりやすくなってしまいます。
生活習慣病のリスクは、食べ過ぎるとリスクが高まります。
チョコレート以外にも、甘いお菓子やスナックを食べる機会も多いと思うので、
合わせて注意する必要があります。
お菓子だけでなく、野菜も魚もお肉も、バランスよく食べてもらうようにしたいですね。
味覚形成に影響する
子どもは、3歳くらいまでに味覚の土台が完成するんです。
その後、8歳くらいで完全になるのですが、
土台を作っている途中で強い味のものを口に入れると、
ちょっと偏った味覚になってしまう可能性があるんです!
チョコレートの甘さは、糖が多いので、とても強い刺激になります。
その甘さに慣れてしまうと、甘さ控えめのものを食べても、
ほとんど甘さを感じなくなって、甘さ強めのものを好むようになってしまいます。
将来的に、濃い味派になる可能性が高まるんです。
これは、チョコレートだけでなくて、
塩味の強いものなどにも注意したほうが良さそうですね。
子どものうちは、出来るだけ素朴な味というか、
薄味なものを食べるようにしていけば、
将来的には健康的な食べ物を好むようになってくれるはずです。
チョコレートの味に慣れさせない、ということが必要なんですね。
中毒性があり依存症になりやすい
チョコレートって、本当に美味しいですもんね。
こんなに甘くてくちどけが良くて、美味しいものなんて他にないんじゃないか・・・
子どもたちも、このチョコレートの美味しさのトリコになって、
毎日でも食べたくて仕方がなくなってしまうんですよね。
大人でもチョコが食べたくて仕方がなくなってしまう人もいるようですが、
子どもも同じです。
特に、子どもが泣いた時、泣き止ませるためにチョコレートを与えると、
チョコレート依存になりやすいそうです。
泣いたらもらえる、と子どもが覚えてしまい、
泣いたのにもらえなかったとき、必要以上に騒いだりしてしまうようになったり。
食事はそっちのけで、チョコレートばかりを食べるようになったり。
その依存具合によっては、「チョコレート中毒」と診断されることもあるそう。
毎日のおやつで食べないと気が済まない、
毎食の後のデザートで食べないと落ち着かない、
そうならないように、適度に与えていくようにしましょう。
大人も、要注意ですよ!
じゃあ、いつからチョコを与えるのが正解?
子どもにチョコレートを与えることのリスクを見てきましたが、
結局、いつごろから与えるのがいいのでしょう?
実際は、特に決まりはないようです。
何歳までは絶対に与えてはダメ!とは言われていないんですね。
ですが、上のリスクを考えたうえで、
3歳までは与えないほうがいい、という意見が多いようです。
味覚形成に大きく影響するのが3歳までなので、
それまでは強い刺激は与えないほうがいいですよね。
また、依存性がある、という話もありましたが、
やっぱりチョコレートはとっても美味しいので、
一口でも食べてしまうと、もうダメ。笑
あの美味しさを知ってしまうと、もっと食べたくなってしまうんです。
ちょっとなら・・・という考えは、通用しませんからね!
ママがあげなくても、おじいちゃんやおばあちゃんが与えてしまった、
というパターンも多いので、
3歳くらいまではどのくらい食べさせたかを注意する必要があります。
2歳なのに食べてしまった!と心配しすぎる必要はありません。
ただ、食べ過ぎないように、ちゃんと食事もとるように注意していくのが大切ですよ。
「食べ過ぎ」ってどのくらい?
食べ過ぎないように、と言ってはいますが、
どのくらい食べたら「チョコレートの食べ過ぎ」になるのでしょうか?
1~2歳の子どものおやつの目安は、
男の子が140カロリー
女の子が135カロリー
と言われています。
チョコレートのカロリーは、というと、
一般的な板チョコの1かけらが20カロリー程度。
板チョコ半分も食べたら、もうカロリーを超えてしまいます。
糖も脂肪分も多いですから、少しの量でたくさんのカロリーを摂取してしまいます。
カロリーは高いけど、チョコレートでお腹いっぱいにはならないじゃないですか。
おやつでもお腹を満たしたいと思ったら、
チョコレートよりもバナナなどにしてあげたいですね。
チョコレートメインのおやつは控えたほうがいいかもしれません。
「ちょっとずつ食べるものだから」と教え込みましょう。笑
チョコの代わりになるお菓子はある?
チョコレートの美味しさにハマってしまって、困った・・・
なにか、チョコレートの代用になるようなお菓子はないか・・・!
ということで、探してみたところ、出てきましたよ!
「キャロブ」ってご存じですか?
私は初めて見たのですが、これがチョコレートと似ているらしいんですよ。
キャロブは、マメ科の植物なのですが、
風味や色がココアに似ていて、
これを使ったお菓子はチョコレート味に近くなるんですって。
しかも、栄養も含まれていて、ノンカフェイン、
なんかいいことがたくさんありそうです。
詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。
https://lourand.com/magazine/all-about-carob/
パウダータイプもあって、家でお菓子を作るときに、
チョコレートの代わりに使うことも出来るみたいですよ。
キャロブを使ったお菓子も楽天などで買えるようなので、
気になる方はぜひ買ってみてください♪
大人も子どもも食べ過ぎ注意!
子どもに早く与えすぎるのは良くない、ということがよく分かりましたね。
そうは言っても計画通りにチョコ解禁できるわけでもない、ということも分かりました。
先輩ママたちも、苦労したみたいです。
ですが、子どものことばかり言ってられませんよ。
大人だって、食べ過ぎると様々リスクはありますから、
親子で食べ過ぎには注意したいですね。
チョコレートに似ているという「キャロブ」、すごく気になります!
食べてみたい・・・注文してみようかな♪