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【効果抜群】子どもの本音の引き出し方4つ

こんにちは、ゆりです♪

子どもとの関係、いつだって大切ですよね。
子どもたちが本音を話せているか・・・とても気になるところ。

小さい時には何でもママに話してくれたのに、思春期にもなればなかなか口も聞いてくれない。

「どうしたの?」

と聞いたりなんかすれば、

「うるさいなぁ」

なんて言われて何も話してもらえない始末・・・

今の生活のこと進路のこと将来のこと・・・
話さないといけない大切なことはたくさんあるのに。

そんな子どもの、特に思春期の子どもの本音を引き出すコツを4つ、お話しします♪

思春期に入るということ


ちょうど10歳、小学校高学年くらいになると、子どもの様子が変わってきます。

学校のこと、友達のこと、なんでも話してくれていたのに、途端に口をきいてくれなくなる、なんてことも。

このくらいの頃から、「児童期」を抜けだして、「思春期前期」という発達段階に入ります。

もちろん、子どもの個体差や男女差も非常に大きいので、絶対こうなるとは言えませんが、
この時期に、突然話さなくなったり、色んなことを一緒にしたがらなくなっても心配無用です。

まさに

そういう時期である

という親側の認識が重要だったりします。

これは発達の中でもとても大切な時期

思春期とは、精神的な自立、独立をめざして、今まで「絶対」の存在であった親に反抗しながら成長していく時期なのです。

実は大事なのは親側の準備


でも何も聞けないもの心配だし、進路のことや将来のことなど、聞いておきたいことがたくさんあるのも事実。

ほおっておいても話してくれていた小さい頃と違って、「話してくれなくなる」というのは、親としては戸惑いますよね。

だからと言って、根堀り葉掘り聞き出そうと尋問を始めてしまうと、子どもはかえって嫌がってしまいます。

聞きたいことが聞けないことはもやもやしますが、ここはグッと我慢して、まずは子どもの方から気が向いて話をしてくれるタイミングを待ちましょう

そして、そのタイミングが来た時を逃さずに、上手に話を聞くこと!

親の聞き方が下手だと、子どもはそれ以降さらに話さなくなってしまうので、要注意です。

上手な話の聞き方4つのコツ!

そうならないための、上手な話の聞き方4つのコツ!をご紹介します。

上手な話の聞き方4つのコツ

1.否定ではなく、共感を
2.「ながら聞き」をしない
3.言い換えをする
4.ほめられる部分を見つけてほめる

1.否定ではなく、共感を


子どもの話を否定してしまう親は、実は結構多いのです。
私もしょっちゅうやって、後から反省しています・・・

例えば子どもが何か習い事などを「したい」と言った時など、ついつい

「どうせ続かないでしょう?」
「あなたには無理よ」

なんて言ってしまっていませんか。

大人でも話を最初から否定されれば、それ以上話す気をなくしてしまうもの。
大人にとってはしょうもないことでも、子どもは勇気を出して言っていることもあります。

親は「指導しなければ」という想いが強く、このような否定をしがちなのです。
正義感の強い人責任感の強い人は特にこの傾向が強く出ます。

「でも」「だって」「しかし」「そうは言っても」

などの言葉がすぐに出る人は要注意。

否定ではなく「共感」がとても大切です。

そして、この「共感」を感じさせる簡単な対応があります。

「オウム返し」です。

言葉の通り、相手の言っていることを繰り返すだけ
ここで大切なのは、話の中身についての評価をしないこと。

例えば子どもが「〇〇が△△でとても疲れる」と言った時には、
それが良いか悪いかはとりあえず置いて、「疲れるんだね」と繰り返してあげます。

そうすることで、話した人は

「聞いてくれている」
「共感してもらえている」

と感じることができます。

否定してくる相手には、今後二度と話さないでおこう、と思うけれど、共感してくれる人には、また話をしよう、と思いませんか。

2.「ながら聞き」をしない

子どもが話出したら、ちゃんと手をとめてしっかり話を聞いてあげること。
これは基本です。

親からすると、「忙しい時に限って話しかけてくる」と感じることもあるかもしれません。
ですが、

そもそも子どもってそういうもの

という認識を持って対応することが大切です。

「話を聞いてもらえない」

と感じると、ますます話をしてくれなくなります。
その上で、聞きたいことばかり尋問のように聞いてしまえば、親の存在がうっとおしく感じるのも無理ありません

話を聞きながら、

うなずく
相槌を打ったりする

のも効果的
目が合い、うなずきながら聞いてくれる人には、どんどん話をしてしまう、なんて経験ありませんか。

子どもだって同じです。

それを子どものタイミングに合わせられるだけの余裕と準備を親の側で持っておきましょう。

3.言い換えをする

1.の「オウム返し」は効果的ですが、そればかり続くと、今度は逆に話をちゃんと聞いていないように感じてしまいます。

「ママ、いつも私と同じことばかり言う」と思われないためのコツです!

やり方は、少し高度なテクニックになりますが、単純な言葉の言い換え話し手の意を汲んだ言い換えをすることです。
これも話し手は「話を聞いてくれている」と感じる方法です。

言葉で表現するのが苦手な子には、こういった「代弁」をしてあげるといいですね。

4.ほめられる部分を見つけてほめる


ほめられることはいくつになっても嬉しいもの。

「頑張っているね」
「いいことしたね」
「よく気が付いているね」

「ありがとう」
「うれしいよ」

など、小さなことでもいいので、声をかけてあげましょう。
思春期、反抗期の時は、小さい時のように分かりやすく喜びを表現してくれないこともありますが、ほめられて悪い気はしません。

喜んでいる様子がないからと言って、「褒めてもムダ」ではありません。
心の中にゆっくりと溜めて浸透させるつもりで言葉をかけてあげることで、
また話をしよう、という気持ちがわいてきます。

重要なのは「共感」


4つのコツ!を読まれて、何度も何度も出てくるワードに気付かれた方もいると思います。

「共感」

ということ。

これは、思春期、反抗期の子どもだけではなく、すべての人間関係の根本となる大切なものです。

子どもの本音を聞き出すためには、まずは子どもとの信頼関係を築くことが大切。

特に、成長のために反抗しようとしている子どもとは、見やすい形での信頼関係を築くのは難しく感じるかもしれませんが、小さなことから地道にやっていくことが大切です。

我が家もちょうど思春期前期。
都合の悪いことはなかなか話をしなくなってきました。
4つのコツを上手に使いながら、話しやすい関係を築いておかないといけないなぁと思っているところです。

思春期、反抗期は大変ですが、上手に抜ければ大人になっても色んな話ができる親子関係でいられます♪
親側の準備をしっかりやって、乗り切っていきましょう♪

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