子ども

乳幼児の年齢別に食事を食べない理由と対処法をお伝えします

子どもの食事が進まないと心配になりますよね。

食事が進まない理由年齢によって様々です。

工夫して食べられるようになる事もあれば、
発達や身体に問題がある場合もあるため、

一概に「大丈夫」とは言えません。

中には、
病院の受診の必要な場合もあります。

今回は、”離乳食期””幼児食期”に分けて

食べない原因と対処法をご紹介します。

離乳食期の食べない理由&対処法

離乳食初期(ゴックン期)

今までは、ママのおっぱいやミルクしか口にしたことのない
赤ちゃんにとって、離乳食は未知の味です。

初めての味、触感、においに驚き、
嫌がったり拒否したりすることはよくあります。

その時は、無理に離乳食を進めようとせず、

嫌がったら母乳やミルクを与えて
また数日様子をみて、再チャレンジしてみましょう。

離乳食中期(モグモグ期)

離乳食も少しずつ慣れてきたはずなのに、
食べたがらない時がある。。

この場合は、「離乳食が少し食べずらい…」という
赤ちゃんからの合図かもしれません。

与えたものが赤ちゃんにとっては、
まだ早い形状固さや
だったのかもしれません。

嫌がる物は、無理に与えず、固さや形状を少し変えてみる
のも良いですよ。

キャベツやほうれん草は、繊維が多いため、ペースト
にしてもなめらかになりにくく、赤ちゃんにとっては食べにくい
かもしれません。そんなときは、
”とろみ”をつけてあげるのがgood
とろみがあるだけグッと食べやすくなりますよ。

離乳食後期(カミカミ期)

この時期に離乳食を食べなくなる原因として
最も多いのは、

「自分で食べたいのにできない!」です。

離乳食後期は、
自立心も少しずつ育ってきているため
「自分で食べたい!」と思う子どもが多いです。

自分で手づかみで食べようとする
スプーンに興味を持ち、持ったら離さない

こんなことはありませんか?

それは、離乳食や食べる事が嫌なのではなく、

”自分でやらせてもらえないのが嫌”

なのです。

そんなときは、

手づかみで食べさせたり、スプーンを持たせたりして、
子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。

そうすることで少しずつ、

自分の手で掴んで食べたり、
スプーンの使い方を知り、ママに手を添えてもらいながら
口へと運んだりすることができるようになってきます。

長い目で見てあげることもとても大切なのです。

幼児食期の食べない理由&対処法

1歳6ヵ月~(幼児食初期)

離乳食期が終わり幼児食へとステップアップ!

でもなかなかうまくいきませんよね。

子どもが食事の面でも発達しているということは
他の面も発達しているということ。

つまり、

食欲より遊びたい欲が高くなる時期でもあるのです。

そうすると、食事中であっても気になるものがあれば、
椅子から立ち上がったり、おりたがったりすること
もあります。

また、「食事」と「遊び」の区別をつけるのがまだ
難しい時期でもあるため、食事に気持ちが向きません。

そんな時は、

「ママは、〇〇ちゃんと一緒にたべたいな

子どもの好きなお人形を使って

「〇〇ちゃん一緒に食べよう」等の

子どもの気持ちが食事へと向くように言葉がけ
してあげましょう。
お人形を使う時はママがお人形さんの声になりきって、子ども気持ちをがっちりつかんで
くださいね!

2歳~3歳

この時期は、遊びを優先してしまうのと
イヤイヤ期が重なって
さらに食べなくなります。

ですが、食べる量が減っても
あまり心配しなくて大丈夫です。

様々な食品を食べられるようにするのが大切です。

食べられるようになる工夫としては、
一度生活リズムを見直してみましょう。

この3つをチェック!!

見直してほしいポイント

・睡眠不足になっていないか
・運動不足ではないか
・おやつ(間食)の量は多くないか

どれか1つでも当てはまる物があれば
それが原因かもしれません。

当てはまったら、見直してみてくださいね!

他にも、

◎好きな物は、少な目に盛り付けて、
おかわりさせる方法

◎料理や配膳のお手伝いをお願いする

がおすすめ!!

食事への興味を持てるようになります。

食べるだけではなく、食べるまでの準備時間も
大切にしてくださいね。

4歳~6歳

子どもの意思もはっきりしてくるため、
好き嫌いや偏食が出てきます。

これも一時的なものなので
気にしなくても大丈夫!

対処法として、
無理に食べさせないこと。

子どもに任せるのも1つの方法です。

大切なのは、子どもが食事の時間を楽しんでいるか?
です。

食事の時間が嫌な時間になってしまうと

「食べなきゃ怒られる」と恐怖心から
食事をするようになってしまいます。

バランスよく残さず食べられるようになるのは、
もう少し先でも大丈夫です。

まとめ

食事で一番大切なのは、

楽しく食べる事

子どもの”食べない”を気にしすぎてしまうと
ママも心の余裕がなくなり、

子どもに
とっても楽しい食事というのが難しく
なってしまいます。

適度な工夫をしながら、楽しい食卓
を意識してみてくださいね!

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