人間関係

中学生女子いじめられやすいタイプとは?いじめが起きた時どう対応する?親が出来る事は?

昨日までは普通だったのに、
朝から仲良しの友達の様子が
いつもと違うな?と感じたり
避けられてるのかな?と雰囲気を察したり

自分の知らない間に
周囲からのターゲットにされ
クラス中一人も口をきいてくれない
″無視″から始まるいじめ。

ここ数年、昔とは明らかに違い
いじめ問題でもよく聞くワード

「今のいじめは、昔のいじめと違う」

陰湿で巧妙、ストーカーのようにつけ狙い
ターゲットを追い込んでいき、
ゲーム感覚になっていること。

親として信じがたい、事実に向きあった時
多感な時期の我が子に対しての接し方

学校側への対応など
調べながらまとめてみました。

参考までに読んでみてくださいね。

中学生女子いじめられやすいタイプとは?

4つのタイプに当てはまるかチェックしよう

性格

・反撃が出来ない
・協調性がない
・大人しい
・気が弱い
・暗い
・空気が読めない
・周りに合わせられない

見た目

・不潔な人や服装が汚い
・背が低い
・太っている
・身体が小さい
・顔のパーツ関係(鼻が大きい、顔が整ってないなど)

能力


・勉強ができない
・スポーツができない
・コミュニケーションがうまく取れない

立場

・周囲よりも得意なものがある
・人気者
・異性にモテる
・目立つ
・転校してきた
・日本人ではない、もしくは日本人以外の血が混ざっている
・家が貧乏、もしくは逆にお金持ち
・家族が有名人

人は根本的に優越感に浸りたい時は、
最近で言う″マウント″をとると言われています。

能力的に自分よりも劣っている人は、
自分よりも弱いという認識で
反撃されない人と見なされがち。

″嫌われる原因=いじめられる原因″

″周囲とは違う・劣っている=いじめるきっかけ″

子供だけではなく、大人でも
社会生活の中で
起こりえる″嫉妬″から始まる
いじめが多くあるのが現実です。

我が子のチェックポイント


学校やクラスの環境に
親が直接干渉する事は、
とても難しいですよね。

そこで、親ができることとしたら、
子どもの日頃の変化や
特にクラス替えなどの環境が変わる時期、
休日・長期休暇が終わる直前は、
注意して見守ることが大切です。

家庭での「早期発見」がとても大事なんです。

早期発見のために日頃から気をつけること

食事の様子、会話中の表情など
何気ない日常生活の様子で、今までと違うと感じたら
まずは優しく声をかける。

大人も同じで
優しく声をかけられると
なんだか落ち着きますよね。

お子さんの好きな料理を作って
振舞ってあげるのもおすすめ。

そこから、本人の反応を見ることが出来ます。
いつもなら喜ぶのに反応が薄かったり、
食べる量が少なかったり、
好きなメニューを出すことで、本人のバロメーターが
分かりやすいので、ぜひチェックしてみてください。

もし我が子が・・・と不安になったとき
保護者向けの「いじめのサイン発見シート」(文部科学省)
のチェック項目です。

子供の様子を確認する際に
参考にしてみてくださいね。

保護者向けの「いじめのサイン発見シート」(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/__icsFiles/afieldfile/2018/08/21/1400260_001_1.pdf

いじめが起きたら親が出来る対応方法

子供が話を打ちあけてくれた時は

子供はとても辛くて
苦しい思いを
1人で抱え生活している中で
子供が思いを伝えてくれた時

ギュッと抱きしめ、
話してくれたことを褒めてあげてください。

「話をしてくれてありがとう。
辛い話をさせてごめんね。
私たち(親)は〇〇の味方だよ。」と。

受容的・共感的に話を聞くことで
子供に安心感を持たせることがとても大事。

本人からではなく、周りから事実を聞いた場合

もしも、子供の同級生や保護者など
本人以外から話を聞いた場合は
まずは、学校へ詳細を伝えること。

その後に学校側から情報を伝えてくれた
生徒からいじめの経緯や
保護者からの情報を確認し、
事実確認を行うことが望ましいとしています。

事実確認をしている間は
学校以外の居場所を作ること。
習い事や塾など
勉強を続けられる場所を新しく作ることで
気持ちが安定することもあるようです。

これだけは避けて!してはいけないNG行動

親として言いがちな

「あなたにも悪いところがあるから」
「あなたが弱いから」
「あなたが周りに馴染んでいないから」

とますます本人の不安を煽るようなことを言ったり、
親御さん自身が、自分を責めたり
思わないことも大切なことです。

学校に連絡するタイミングはいつがいい?

文部科学省が全ての学校・教員への
重要課題とし周知している
学校におけるいじめ問題に関する
基本的認識と取り組みのポイントです。

参考資料として見てみてください。https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06102402/002.htm

最善の解決法の一つとして
必ず通っている学校へ連絡をすること。

しかし、それをするのは
まずは子供から話を聞き、状況を整理してから。

この目的は、ただひとつ。

学校を責めるのではなく、
″協力してほしい″という姿勢を示すことです。

校長先生・教頭先生・生活指導の先生
学年主任・担任の先生含め

情報を伝えて、状況を
把握しておいてもらうことで、
意識してもらうようにするためです。

学校側にも責任があるはずなのに
なぜ責めずに協力を求めなくてはならないの?!と
思う方もいると思います。

全ての学校の取り組みは、
どんなに些細なことでも

積極的に″いじめ″と認識し
隠したり軽視したりしないことを重視しています。

そのことを踏まえ、
子供のことを第一に考え行動することで
解決への近道に繋がるそうです。

絶対やってはいけないこと、してあげるべきこと

親である以上、
子供のいじめと戦おうとがんばることは大切。

しかし、そこで注意しなければいけないのが
″いじめ″だけに注力してしまうことで
大事なことを見失ってしまうこと。

大事なことは子供と向き合うことです。

やってはいけない事

子どもを責めること

これだけは決してしないでくださいね。

年頃の子供にとっては
言いづらい、言いにくい
でも限界なんだよと

懸命に自身と葛藤のなかで
打ち明けてくれた
本当の気持ちです。

子供の気持ちを
しっかり受け止めることです。

してあげるべきこと

お子さんにしてあげることは
何も悪くないと伝えたり、

我慢してきたことを褒めること。

大切なのは「あなたは悪くない」
「悪いのはいじめている人なんだよ」
そうはっきりと言ってあげることです。

この一言を強く伝えることが、
子どもの心を救うのです。

まとめ

いじめ同様に
目を背けたくなるような現実に向き合ったとき

気持ちの余裕も
なくなっていきますよね。

そんな時ほど親にとって
忘れてはいけない大事なことを
最後にお伝えしますね。

子供が勇気づけられる親の5つの覚悟

・なにがあっても子供を守る。
・初期対応が大切。いじめの火は小さいうちに消しましょう。
・徹底して子供の味方になる。
・学校を休んでもいい。転校してもいい。行かなくてもいい。
・子供の気持ちを尊重する。

希望ある子供たちが幸せに暮らせることを
願うばかりです。

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