大人の女性に多い悩みの一つ、便秘。
学生時代も、大人になっても、妊娠中でも、悩みの種。
なんと、母乳を飲んでいる赤ちゃんも、便秘になるんです。
こんにちは、ライターの つみき です。
私もずーっと便秘に悩まされています。
今思えば、小学校の頃から便秘だった気がします。
ということは、自覚していなかったけど、もっと前から便秘だったのかも?
まだ大人と同じ食事ができない赤ちゃんでも、
母乳で育っている段階でも、便秘になるんです。
赤ちゃんですから、「便秘っぽいー」って言ってくれないですよね。
ママが赤ちゃんの異変に気付いてあげる必要があります。
赤ちゃんの便秘はどんなものか、勉強しておきましょう。
目次
赤ちゃんの便秘は、どんな状態?
便秘と言っても、その症状には個人差がありますよね。
私はひどい時は1週間に1回しか出なかったり、
出たとしてもすごく量が少なくて、残りはどこに行ったんだ・・・という感じ。
私の話は置いておいて、笑
赤ちゃんの便秘は、どんな状態になるのでしょう?
便秘に気づくには、日頃から赤ちゃんの便を観察することが必要です。
「あれ、いつもとちょっと様子が違うかも」
と思ったら、便秘を疑ってチェックしてみましょう。
・いつもより排便の回数が減っている
・排便の量が少ない、あるいは固い
・下腹部がいつもより張っていて、固い
・いつもよりオナラが臭い
これらが見られたら、絶対便秘になっている、ということではありません。
あくまでも、便秘の可能性がある、ということですが、
ママとしてはとっても心配になりますよね。
でも、便秘かも、という理由で病院に行ってもいいものか、
自力でどうにかしたほうがいいのか、迷いますよね。
便秘っぽいな、と思っても、
赤ちゃん自身が元気そうにしているのであれば、焦って病院に連れていく必要はありません。
もうしばらく様子を見たり、お家でできるケアをしてあげましょう。
ケアについては、これからご紹介します!
こちらもあくまで指標ですが、
これらの症状が見られたら、病院に連れて行ってあげましょう。
・便が出ない日が1週間以上続くとき
・排便の時、苦しそうにしているとき
・排便の時、嫌がって泣いてしまうとき
・いきんでいるのに、排便がスムーズでないとき
・お腹が膨らんでいて、張って固くなっているとき
・排便のときに痛みがあり、出血するほど便が固いとき
・ぐったりしていて、熱や嘔吐があるとき
出産した時の病院でも、小児科でもいいそうです。
赤ちゃんが非常に辛そうにしているときは、
迷わず病院に連れていき、先生に相談しましょう。
赤ちゃんはどうして便秘になる?対処法はある?
大人なら、水分が足りてないとか、食物繊維が足りてないとか、
自分の食生活を振り返って思い当たることがあったりしますよね。
私は水分不足と運動不足ですね。
分かってはいるんですけど、なかなか改善できないという・・・
生まれてすぐの赤ちゃんは、なぜ便秘になってしまうのでしょう?
便秘になる原因と、その対処法を合わせてみていきましょう。
母乳が足りていない
赤ちゃんに必要な母乳の量が足りていないと、
排便に含まれる水分も足りなくなるので、固くなって便秘になってしまいます。
ミルクをあげていれば、どのくらいの量を飲んだか把握できますが、
母乳だとどのくらい飲んだか分からないですよね。
うまく飲めていない可能性もあります。
どのくらい飲んでいるか、必要量を飲めているかを確認するには、
体重の増加を観察します。
順調に増えていれば問題ないのですが、
体重がなかなか増えない、そして便秘のような症状が見られるときは、
母乳が足りていない可能性があります。
量が足りないのであれば、増やしてあげる必要があります。
母乳だけでなくミルクも与えるようにして、
量を確保させてあげましょう。
母乳を与えているのに、赤ちゃんがなかなか飲んでくれないこともあります。
原因の一つに、母乳の質の低下があるかもしれません。
母乳がちょっとドロドロしていると、赤ちゃんは飲みにくいと感じて、
嫌がってしまうことがあります。
母乳の質を上げるために、ママが気をつけられることとして、
栄養バランスの良い食事を心がけたり、
ノンカフェインの水分の補給を意識しましょう。
オリゴ糖は、腸内で善玉菌を増やす働きがあります。
善玉菌が増えると、腸が動くようになり、便秘改善につながります。
赤ちゃん向けのオリゴ糖があるので、使用料・使用方法を守って
適度に与えてあげることでも、便秘の改善が期待できます。
赤ちゃんのお腹をマッサージしてあげる
大人でも、お腹をマッサージすると排便を刺激できること、ありますよね。
母乳の量が少なかったりすると、便となるものも少なくなるので、
腸への刺激が少なく、排便が促されないことも考えられます。
また、成長するにつれて、腸も成長するので、
一時的に便秘は起きてしまうものです。
そんな時でも、優しいマッサージが効果的です。
便秘に効くマッサージで一番有名と言っても過言ではない
「の」の字マッサージ。
赤ちゃんのお腹に「の」の字を書くように、
手で優しくさすってあげます。
スムーズにいかないときは、ベビーオイルなどで滑りやすくすると、うまくいきます。
手を上方向に動かすときは優しめに、
下方向のときはちょっとだけ力を加えてマッサージしてあげましょう。
便秘に関わらず、ママにマッサージしてもらうのは、気持ちがいいですよね♪
「の」の字のほか、両足を動かしてあげる方法や、
わき腹を優しく揺らしてあげる、という方法もあります。
お腹のあたりからお尻のあたりを優しく動かしてあげるようにして、
ちょっと刺激を与えてあげてみましょう。
マッサージでもあまり効果が見られないときは、
綿棒を使って肛門を直接刺激してあげる方法もあります。
ただし、最初は病院で正しい行い方をレクチャーしてもらってから行うようにしましょう。
赤ちゃんが少しでも嫌がるようなら、無理に行ってはいけません。
綿棒を刺すようなことではなく、あくまでマッサージのようなイメージです。
綿棒にベビーオイルやワセリンなどをつけると、スムーズに動かせます。
いきなり入れずに、数ミリ入れたところから、
ゆっくりと優しく円を描くように動かしてあげます。
奥まで入れてはいけません。
ベビー綿棒の綿の部分より奥には入れないようにしましょう。
また、この方法は即効性があるようで、すぐに排便出来ることが多いです。
この方法を試す前に、替えのおむつなどを用意しておきましょう。
無理に自分で改善させようとせず、病院に行くこと
赤ちゃんの便秘の予防法や改善方法はありますが、
それだけで改善しないこともあります。
改善するまで方法を試してみるのもいいですが、
長くても1週間便秘が続くようなら、病院で相談しましょう。
発達段階で一時的に便秘になるのは避けられないことなので、
便秘に対して神経質になる必要もありません。
赤ちゃんのご機嫌と便の様子を合わせて観察して、
スムーズな排便をサポートしてあげましょうね♪