勉強嫌いな子 勉強好きな子
何がどう違うんだろう?
私が子育て中に、ずっと疑問に思っていたことでした。
〝絶対、勉強嫌いな子にだけはさせたくない〟
少なくとも家庭で親ができることがあるはず・・・。
学校という場所がある限り、
「勉強」というのはつきもの、
避けて通れない・・・。
そう思っていました。
私の子どもたちは勉強に対して
好きでもなく嫌いでもなく。
好きと聞かれたら好きでもない、
嫌いと聞かれたら嫌いでもない。
子どもたちを見ていると、
成績が上がった!!と、
実感できるようになったあたりから
勉強好きな子に変わったように思います。
その変化を感じることができた
4人の子どもたちを
【子どもが選んだ有名大学に
進学することができたコツ】を
私の経験を通してお伝えしていきます。
目次
勉強嫌いにならないために親が出来ること
子どもの環境を良くするために
以下の3つを意識して行っていました。
1、生活のリズムを整える
一見、勉強に関係がないように見えますが、
生活のリズムが崩れていると
体調の変化に気づきにくいのです。
朝しっかりと起きられない時は
決まって体調が悪い時。
体調が悪い時に勉強はできないですよね。
生活リズムを整えるために、
【いつ、何をする?】をこちらが明確にしていました。
早寝早起き
早く起きて早く寝ることは
基本にしていました。
例えば朝は7時に起きて、夜の9時には、寝る。
多少の誤差があっても
神経質にならない程度にしていましたが
【21時には消灯】だけは徹底してました。
あと、忘れものがないように
明日の準備(学校に持っていくもの)は
寝る前にさせていました。
その習慣がついてきたら、
「明日の準備は~?」
これさえ言えば、準備できるようになりました。
2、やればできる、やって「できた」を経験
幼少期から積み木やブロックでよく遊んでいました。
自分で考えて想像して、
何か一生懸命作っていました。
出来上がると「できたー!」と、喜んで言ってきたので、
同じように「できたね」と言って喜びました。
3、一緒に宿題をする
小学校入学前後は、
一緒になって宿題をしていました。
同じようにひらがなを書いて
同じようにできたら
「わー!できたね。」と喜びました。
かけ算九九は、
言葉として表現して
覚えたら私のところにきてね言ってきました。
全部言えると子どもたちと「ばんざーい」と言って笑いました。
できなくて当たり前。
できないことをできるようにする。
その意識はありました。
できないことが続くと
納得がいかないのか?悔しがって泣いていました。
その傾向は特に長女にありました。
宿題をやりたくない!遊びたいと言ったら
宿題をやりたくないと言った時や、
遊びたい、と言った時には、
時間を決めて遊ばせる。
→遊んだら、宿題をすると約束させました。
一定の場所で、勉強時間を決める
宿題をしている場所は、
【私の目が届くところで】と決めていました。
具体的には、
リビングで、夕食を作りながら見ていました。
夕食の準備と重なることが多かったからです。
学年が上がっていくにつれて
少しずつ一人でやりたいと
言うようになってきて、
何かあれば声をかけるようにしました。
やる気を失くすことがないように、
声をかけるタイミングと言葉は意識していました。
17時から18時がメイン時間!
時間は子どもたちが決めました。
嫌がることがあった日は
20時から21時の間です。
勉強好きな子どもにするために気をつけていたこと
ママは、勉強しなさいって言ったことがない、と。 兄弟姉妹と比べなかったよね、と。
そう言われて、
ハッと気づいたのです。
確かに、私は
子どもたちに勉強しなさいと
決して強制はしませんでした。
他の子や兄弟姉妹を比べることもしませんでした。
いくら兄弟でも、
一人ひとり、同じようにはいかないからです。
それは、私自身が母から勉強しなさいなどと
言われたことがなかったことが大きく影響しています。
私の母も
言葉を言うよりも嫌いにならないように
環境を仕向けていたんだ、ということに
娘の言葉で気づかされました。
子どもたちが喜んで言ってきたことを
そのまま同じように言ったこと。
喜びながら、「できた」と
言えば「おー!できた~」。
嫌がった日には、「よー、頑張った!頑張った!」
とメンタルをフォローし、
嫌だと言った日は気持ちを嫌モードにならないように
気をそらすようにしていました。
兄弟は比べないこと
勉強好きになるように仕向けていくこと
子どもを勉強嫌いにしないように気をつけてきたこと
宿題が、家庭学習という名に
宿題を見るなどの親が手をかけるのは、
小学校2年生までと決めていました。
子どもによって違いがあったので
1つの目安にしていて
成長に合わせて見極めていました。
1日のうち、
いつ宿題をやるのかをいつも子どもに決めさせました。
学校から帰ってくると、
友達と遊びたいと言っていたので、
遊ばせました。
その代わり、何時までに家に帰るということを
約束させました。
宿題の進め方を決めるときは、
ゴールを決めて、できたら終わるかか、
20分経って、
1度切り上げるかのどちらかにしていました。
学校の宿題が家庭学習という名前に変わっていました。
その学習内容がとても親切で、
・先生から与えられたもの
・自分の関心があるものを自分で調べる
というものでした。
やりたいことが宿題になる。
できることを宿題にする。
そこに目を向けた先生でした。
その先生の方針のおかげで、勉強に対する意欲の
着火剤になっていた気がします。
宿題をやるタイミングは子供が決める。
宿題の進め方も子供が決める。
宿題を家庭学習にする。
担任の先生の指導方針を理解する
学校で、どんなことがあって、担任の先生は
どんな学習指導しているのか?
と単純に興味を持っていたので、
授業参観や懇談会には積極的に参加していました。
親も子も
〝学校は勉強するところ、
いろんなことを教えてもらえるところ〟
と共感、認識していきました。
私が授業参観や懇談会に行くとすごく喜んで、
学校であったことをここぞとばかりに話してくれました。
学校で問題があった時は、ごまかすことがないように、
学習の中で何ができていて何ができていないのかを、
私が把握できるように、
正直に話すことを会話の中から引き出すようにしていました。
担任の先生や学校のうまく連携しながら、子どもと共通認識を増やしていく
子どもの違和感に気づけるように、積極的に行事へ参加し、日々会話をする。
まとめ
勉強が好きな子、勉強が嫌いな子、何がどう違うのか?
私がずーっと疑問に思ったことを、
私なりに考えて、子どもたちと関わってきました。
私自身の子どもの時を振り返って、
〝これはされたくなかったな〟
〝こうすると良かったな〟など
経験の中で、試行錯誤して
なんとか勉強嫌いな子にさせないようにしてきた
エピソードです。
勉強嫌いな子にならない為に、
家庭でできることを私の経験を通して
お伝えしました。
悩んでいるお母さまの何かのヒントになれたら嬉しいです。
勉強好きだよ。って、
お子さまが、言ってきてくれますように。