問題解決

知ってた?足のむくみを引き起こす理由と簡単な3つの解決策

夕方頃になると足がパンパン、靴もきつくて辛い…
誰もが経験したことのある、足のむくみ。

靴下のあとも消えないし、
このまま足が太くなってしまうんじゃないかと心配。

もしかして何かの病気なのかも?
そんないろんな不安が頭をよぎってきます。

大丈夫!
たいていのむくみは心配のない、
すぐに治るものなんです。

でも…
立ち仕事だったり、
一日中座っていたり、逆に歩き回っていたり。

どんなことをしていても、結局足ってむくむんじゃない?

どうしたらいいの?

そんなお悩みにお答えします。
なぜむくむのかがわかれば、
不安は簡単に解消しますよ。

カンタンなむくみ解決策、お教えします♪

★なぜ足がむくむの?

ほとんどのむくみは一時的なもので、

一晩寝たりなど

「あるていど時間が経てば元に戻る」

というむくみは

まったく心配のないものです

 

むくみとは、

よぶんな水分や老廃物が皮膚の下に溜まった状態

のこと。

余分な水分は、おもに「血液」から来るもので、
血流が悪くなり心臓に戻りにくくなった血液中の水分が
血管からしみ出してそこに溜まってしまっているのです。

また、
しみ出した水分は
通常リンパ液に吸収されるのですが、

リンパの流れが悪くなっている場合には
水分を吸収することができず
その場合にもむくみに繋がります。

夕方になって足がパンパンにだるくなるのも、
お酒を飲んだ翌朝に顔や手がむくんでいるのも

何かしらの原因で
血流やリンパの流れが悪くなり、
よ・ぶ・んな水分が体の末端に溜まっている

ということです。

心臓から離れた末端の、
手先や顔などもむくみが出やすい場所ですが、
水分は下の方に溜まるものなので、
日中活動している中では
足がもっともむくみやすいのは当然のことですね。

 

むくみの仕組みは、とてもシンプルに言ってしまうと

「血流・リンパの流れが悪くなる」「水分が溜まる」「むくみになる」

つまり、
血流・リンパの流れが良くなれば、むくみはなくなるということ。

パンパンに張った足も、流れるべきものをしっかり流せば、
むくみを取れて元通りのスッキリした足に戻りますよ♪

 

【注意】医療機関受診が必要なむくみ

ただし、「症状が長期間つづく」「むくみが引かない」「全身にむくみが出た」
「片足だけ急にむくみが出た」「妊娠中で手足に急にむくみが出た」
などの場合には、病気の可能性がありますので、早急に受診しましょう。

また、服用している薬がある、癌の手術後である場合にも
かかりつけ医に相談されると良いでしょう。

★むくみ解消にはこの3つ!

1、圧をかけて流す!

■マッサージ

すでにむくんでいる足には、「マッサージ」が効果的。
足に溜まった水分を戻すように、血流を良くするように、
気持ちよく感じる程度に優しくマッサージしましょう。

お好みでアロマオイルを
マッサージオイルやクリームに混ぜて使うのも良いですね。

特に疲れたときにはプロにマッサージしてもらって
心身ともに癒されちゃいましょう♪

むくみに効果的な香り

・サンダルウッド
・グレープフルーツ
・レモン

香りも良くリラックス効果も高くておすすめです。

 

2、温めて流す!

お風呂

血流を良くするなら、なんといってもお風呂♪
40℃程度の少しぬるめのお湯にじっくり浸かって、
体を温めましょう。

お湯の中で

足を曲げたり伸ばしたり、
足首をつかんで回したり少し動かしてみると
じわじわ~っと筋肉がほぐれていくのが感じられますよ。
入浴剤を使うとより効果が高まります。

お風呂に入れない時には足湯だけでもOK。
少し高めの温度で、
くるぶしから下がしっかりお湯に浸かるようにしてくださいね。

3、重力で流す!

足を上げて寝転ぶ

寝転んで壁などに足を高く立てかけるのも良し、
足元に座布団や毛布などを丸めて、
その上に足を乗せるのも良し。

椅子に座っている状態でも、
オットマンやもう1つ別の椅子などを使って
足を高く上げるようにしましょう。

重力で自然と水分が下がってくるので、
むくみが取れやすくなります。
すぅっと重みが引いてくる感じが
とても気持ちが良いですよ。

スタイルを良くしたいと
矯正下着などきつい衣類で体を締め付けるのは
血管を圧迫して血流が悪くなるのでかえって逆効果のことも。
むくみを取る弾性ストッキングも、きつすぎるものは避けた方がベターです。

★むくみ予防にはこの4つ!

むくみを解消する方法はわかったけれど、
辛いむくみが起きること自体、できるだけ避けたいところ。

じつは、むくみはほとんどが生活習慣
で防げるものなんです。
一つ一つはとても簡単なことなので、
できることから取り入れてみてくださいね。

1、運動

血流を良くするには体を動かすのがいちばん。

特別なことをしなくても、
できるだけエスカレーターより階段を利用したり、
電車通勤の人は
一駅前で降りて長めに歩くなどするのが続けやすいですね。

余裕があるなら、
ウォーキングやランニングなど、
1日10~15分ほど、
気軽に行えるものを続けてみましょう。

筋力もUPして、
足がさらにほっそりと引き締まりますよ。

よほどガッツリと筋トレしない限り
ムキムキにはならないので安心してください(笑)

ストレッチやヨガも手軽でおすすめです。

とくに座りっぱなし・立ちっぱなしになりやすい人はむくみが起きやすいので
1時間に1回は洗面所などに行って歩くようにすると良いですね。

2、食事

塩分や添加物の多い食品を控え、バランスのとれた食事をする

血行や体を整える

・ビタミン
・ミネラル
・タンパク質

をしっかりとりましょう。

塩分を取りすぎると、
血液が濃くなり流れが悪くなるので、
味の濃い食品を控えたり、

塩分バランスをとるカリウム
(バナナやいも類に多く含まれる)
を積極的に食べるなどするといいですね。

また、
過度なダイエットは
栄養不足になる恐れがあり、
むくみ以外にも体調不良を引き起こす原因になるので、
注意が必要です。

健康な体は健康な食事からですね♪

 

水分を取りすぎたり取らなさすぎたりしない

水分が多すぎても少なすぎても
むくみの原因になる場合があります。
適度な水分摂取を心がけましょう。

ただし、
カフェインを多く含むものも
アルコールも体内の水分バランスを崩すので、
どちらも取りすぎないようにしましょう。

3、睡眠

睡眠は体にも心にも何より大事。
意外と知られていないことですが、
睡眠不足による疲労は心機能を低下させると言います。
心機能の低下はそのまま血流の低下に。

十分な時間ぐっすり眠ると、
むくみも疲れもとれて体がスッキリします。

それがストレスの軽減にもつながり、
血行も良くなって一石何鳥?(笑)
早寝早起きをするとホルモン分泌の
バランスも整い、身も心も元気でいられますよ。

4、温活

首・手首・足首…首の付く場所を温めなさい、
とは昔から言われている教え。

冷えは
血行不良からむくみを引き起こす大きな原因の一つです。

冷えやすいおなかやお尻などの下半身も
しっかり保温することも大事。

・薄着になりすぎない
・毎日きちんと入浴して体を温める
・冷たすぎる食品をとらない

それだけでもまず体調が変わってくるのが実感できますよ。

私も生理中だけでも冷たい飲み物をやめて、腹巻をするようになったら
足の冷えもむくみもなくなりましたので、本当におススメします。

 

すらっとした美脚は、特別なエクササイズや筋トレは必要なく、
ほんとうに日々の小さなことの積み重ね。

むくみが出るのは、

「生活習慣を見直して」


という体からのサインなのかもしれませんね。

日常生活をちょっとだけ意識して、
いつも健康な体とスッキリ綺麗な足を手に入れましょう♪

 

 

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