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祖父母が我が子を甘やかすのが許せない!その理由はこれだった!

こんにちは、小学生ママのゆりです♪

クリスマス、年末、お正月・・・
子どもたちは、プレゼント、お出かけ、お年玉・・・と
おじいちゃんおばあちゃんからいろいろとしてもらい、ルンルン顔。

おかげで年末の大掃除もはかどったし、子育ての協力者がいることは
とても頼もしくありがたいことですね。

でも・・・

家に帰ってきて、例えば散らかった部屋について一言言うと・・・

「ママは怒ってばっかり!おばあちゃんの方が優しいから好き!」

買って買って攻撃をかわそうとすると・・・

「おじいちゃんはいつでもお小遣いくれるのに!」

そんな言葉に、一気に疲れ何とも言えない怒りがこみあげてくる・・・

助かっているはずだし、子どものことをかわいがってくれているのに、なぜ祖父母に対してそんな気持ちになるのでしょうか。

許せないのはなぜ?

共働き家庭が多くなってきている今、
おじいちゃんおばあちゃんに子育ての協力を頼む場面も増えていると思います。

そんな中で気になるのは、おじいちゃんおばあちゃんと子どもさんとのかかわり方。
何が許せない、と感じてしまうのでしょうか。

祖父母の甘やかし

『子どもを甘やかしすぎる』

子どもを祖父母に預けたくない理由として多くのママが思っていますよね。

我が家も同じく。
息子は、学校帰りに祖父母の家に行き、長時間テレビを見、ご飯前なのにお菓子を食べて、家では許されないことをさせてもらえて、甘やかされ、だらけ放題。

自分のやりたいようにできる祖父母の元が居心地が良く、
優しくて甘やかしてくれる祖父母が大好きになるのは当然です。

では、どうして甘やかしを許せない、と思ってしまうのでしょう。

どうして甘やかしが許せないのか

仕事に疲れた体で子どもを祖父母宅へ迎えに行くと、息子は寝ころんだまま録画のテレビを見ている。
一つ見終わればまた次・・・
もう帰るよ、と声をかけても、
「今日はここに泊まるよ。テレビ見たいし。」
なんて言い出す・・・

テレビは1時間という約束を息子は平気で破るし、おじいちゃんおばあちゃんも、「いいじゃない」なんてにこにこ顔・・・

はい、我が家の毎日です(笑

私たち親は、子どもたちのことを思って、厳しい言葉をかけたり、
様々なことに制限をかけたりしていますよね。

ご飯をしっかり食べて大きくなってほしいから、ご飯前のお菓子を禁止したり、
メディアに対するルールもそうです。

我が家のテレビルールも、

・テレビを見だすとそれだけで楽しいから何時間でも時間を費やしてしまう
・テレビのように一方的に与えられる楽しさではない楽しさを見つけてほしい
・目や悪くなったり肩が凝ったり体調にも影響がある

と、色々と考えて約束したものでした。

それなのに、その想いや考えをサラッとスルーして、破られてしまう。
挙句、「おじいちゃんおばあちゃんの方が好き!」と言われてしまうなんて。

自分が必死になってやっていることが

否定された

そんな気持ちになります。

親は子どもたちの何年も先の未来まで考えて動いているのに、
祖父母は目の前の子どもだけを見て甘やかす、
また本人も甘やかされることをよしとしている・・・

そんな状況がさらに、ルールを決めた親を否定してきているような気持ちになります。

甘やかしが許せない理由はこれです!

祖父母の立場

祖父母にとって孫は、しつけをしなくていいので、ただただ可愛がるだけでいい。

なんて言葉もあります。
確かにそういう部分もありますし、私の実母も「自分の子どもを育てるのとは違う。無理して叱らないといけない、というのがないとかわいくて仕方ない」と言っていました。

ただ、私たち親からすると、

「かわいがってもらえるのは嬉しいけれど、『ダメなものはダメ』というメリハリをつけて欲しい!!

ですよね。

しかし、祖父母が甘やかしてしまうのは、ただ、孫に好かれたい、嫌われたくない、というだけではないようです。

子どもにとって親の存在は絶対です。
叱られても何をされても親は親。

祖父母と孫とは、これほどの信頼関係はありません。

親子には強い絆があるからこそ、安心して叱ることができる叱っても嫌われたりしない
という信頼があります。

子ども自身もどこかで、親が自分を一番思ってくれている、という想いがあります。
逆に、だからこそ、親の前で「ワガママが言える」という部分もあるのです。

甘やかしのメリット

甘やかされる、ということは悪いことばかりではありません。
甘やかされることのメリットも見てみましょう。

たくさんの愛情を感じることができる

祖父母に甘やかされる、ということは、親に加えて、祖父母という存在から優しくされる、大事にされる、愛されている、という感情を感じることができます。

また、親であれば、子どもと関わる時間も長くなってしまい、ついつい、家事をしながら、や、何かをしながら、子どもの相手をしてしまうことも多くなります。
祖父母であれば、時間が短い分、全力で子どもの相手をしてくれます。
全力で向き合ってくれる存在がいることは子どもにとってもプラスですし、
親としてもいつでも全力で向き合うことは大変。
それを一時的にても担ってくれる存在は、とてもありがたいです。

ホッとできる場を持てる

今の子どもたちは、とても忙しく、
学校、習い事、塾・・・
友達同士で遊ぶ間もないくらい、タイトな生活を送っている子も少なくないでしょう。

自分自身に対しても厳しくなりがちな子にとっては、外から甘やかしてくれる存在
というのはとても大切です。

おじいちゃんおばあちゃんの家に行ったときの、ボーっとテレビを見る1時間が、
心のバランスをとっていることもあります。
おじいちゃんおばあちゃんの家で週に1回だけ、こっそり甘いものを食べて、
心を充電していることもあります。

100%何もかもがダメ、としてしまうと大人でも息が詰まりますよね。
心の息抜き場所、と思うと、祖父母の甘やかしも許せる気がしませんか。

過ぎるのは困るけれど

いかがでしたか。
祖父母の甘やかしは、「過ぎる」のは困るけれど、
親にとっても子どもにとってもとても大切でありがたいものです。

子どもにとっては、親も祖父母もみんな大好きな人たち。

子どもも成長に応じて、親と祖父母の立場を使い分けていくようになります。
寂しいとき、遊びたいときは、基本的にパパやママ。
パパやママが手が離せなかったり、構ってもらえないときは、じいじやばあば。

また、叱られて悲しくなった時や、直接パパやママに言いにくいようなことは、
祖父母をワンクッションにしたり。
親としても、引くに引けない時に、逃げ場所として、祖父母という存在がいてくれると、
安心して子どもが逃げるのを見守ることができますよね。

そして、子どもたちが甘やかされて懐くのは小さいころだけです。
物事の良しあしが分かるような年齢になれば、厳しくても一番の愛情をくれるのは親、
と潜在的に感じてくるものです。

我が家も、じいじ、ばあばにとてもなついていますが、家に帰ってくると、やっぱり、

「ぎゅーってして」

と甘えてきます。
これは、パパ、ママの特権だなぁ、と感じています。

子どものためにも、家族みんなで協力して子育てをしていきたいですね。

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