こんにちは!
ちあき先生です!
今日は、数字では表せない力【非認知能力について】お話してみたいと思います!
非認知能力とは、今、世界中で注目されている力で、
思いやりとか、感情のコントロール力、コミュニケーション能力、目標に向かって頑張る力など
IQでは測れない内面の力です。
ひとことで言えば、人間として生きていく力。
なぜこの非認知能力が、これほどまでに注目されているかというと、AIの能力がものすごく発展しているから。
AIは、人間よりも頭がいいです。数字の計算とか、規則性があるものなどのプログラム化出来ることは全て、一瞬にして答えを出してしまいます。
でも、AIが唯一扱えないもの。
心です。
目の前の子どもを見て
〝なんだか今日体調悪そうかな?〟とか、
〝今日は疲れてそうだから、そっとしておこいかな。〟
【こういう時は怒るという】プログラムを作成しておくのは出来ても、
ちょっとした変化には気づきません。
相手に対して「大丈夫?」と言える優しさだったり、コミュニケーション能力だったり、最後までやり抜く力だったり、創造力だったり、
そのような能力がものすごく大事になってくるわけです。
私が子供のころ、
頭の良い子、運動が出来る子、目に見えて力を発揮する子が、先生から可愛がれました。
良い大学に入って、良い会社に就職することが幸せだと教えられました。
先生からもそう教えられ、世間でもそう言われていました。
でも我が家は違いました。
考え方とか捉え方、感性といった
頭脳ではなく、それこそ数字では測れない教育をしてもらいました。
公園でボール投げ、布団の上でゴロゴロ勝負、
人生ゲームやトランプ、ウノは本気で勝負!大人は子ども相手だからといって一切妥協しません!本気です!
そこで、負けん気と、どんなに頑張っても勝つことができない(笑)いつか勝ちたい!そんな野望と年上の人への敬意を学びました。
【自主性について】
よく母に聞かれました。
明日の服はどれにする?
来週の土曜日は何をする?
今日は何が楽しかった?
どうして楽しかったの?
それによって、自分で選択して選ぶ
という癖が出来ていました。
【集中力について】
自分で選んで遊ぶことって、満足していますから、ものすごい集中力です。
この時、どんなことがあっても母は絶対に話しかけなかったです。
【自己肯定感について】
自分を信じる力については、私はものすごく高いと思います。
もともとめちゃくちゃ高かったわけではありませんが、母による「絶対うまくいくよ!」というポジティブワードがかなり大きな影響を与えてくれたことは間違いないです。
プラス、「自分で決めたことは絶対やり通す」ということをやり通してきたことが自信につながってきたように思います。
私はこの能力が子どもたちには1番大事だと思っていて、人間の基礎であり根底にある部分です。
これがないと、学ぼうと崩れちゃいます。。
家で例えたら、1番下の基礎の部分だから。これが、固まってなかったら、どんなに強いコンクリートを流し込んだって、漆喰を塗りたくったって
壊れてしまいます。。
私が尊敬する佐々木正美先生もおっしゃっています。
自己肯定感、基本的信頼とは、母親から無条件に愛されることで身につく。
それが身につけば、しつけもスムーズに進むと。
基本的信頼を身につけると、人を信じる力、友達を作る力になっていきます。反対にお母さんに乳幼児期に甘えられなかった子どもというのは、いつまでも自分に自信が持てず、人を信じることが出来ません。そのため、ママのことばに耳を傾けることが出来ないばかりか、人を嫌がることを平気でするようになってしまいます。
しつけだからと言って、甘える癖になってしまったら困ると言って、
甘えてくる子どもを引き離してしまっていないでしょうか?
甘えてくる時に、十分甘えさせてくれる安心感が、心の支えとなり、彼らの自己肯定感を育みます。
乳幼児期は人としての基盤を作る大切な大切な時期。
たっぷり甘えさせてあげること。
必要以上に甘えさせる必要はありません。
甘えてきたときは、たっぷりと^_^
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!