ママ

赤ちゃんが何でも口に入れるのってなぜ?原因と対処法に迫ります!

こんにちは!soyuです。 

2児のママをしています。 

赤ちゃんがお家にいるママさん、赤ちゃんがなんでも口に入れて困る‼ 

なんて経験があるママさんいませんか? 

1人目はママが気を付けることが出来るけど、2人、3人と子どもがいるご家庭は上の子がおもちゃを置いて、赤ちゃんがお口の中に入れていたり、なめてたり…なんて経験ありませんか? 

我が家は2歳差なので、上の子がおもちゃで遊んで、置きっぱなし。違うことが興味が移り、その間に下の子が…なんて経験が多々あります。下の子は、寝返りできるようになって視野が広がり、いろいろなものに興味を持ちますもんね。 

そこで、今回は赤ちゃんがなんでも口に入れちゃう原因、対処方法についてお話していきたいと思います。 

 

なんで赤ちゃんは何でもお口に入れちゃうの? 

「くいしんぼうの赤ちゃん」の写真[モデル:Lisa]

まず、赤ちゃんは生後3か月頃になると、手で物が掴めるようになります。
そして、気になればお口の中に入れてみたりします。
 

赤ちゃんがお口の中に物を入れてしまうこと、これは、赤ちゃんの探求心です。赤ちゃんの自然な行為であり、興味の現れなんです。お口の中に物を入れてこれは何だろう?どんな形をしているものなんだろう?と赤ちゃんなりに探求しているのです。 

なぜ、触るだけではなくてお口の中まで入れちゃうのかというと、赤ちゃんは生まれてすぐ、おっぱいやミルクを飲みますよね。そのため、口の周りの筋肉がすごく発達しているんです。 

 

そのため、視覚・触覚よりも、お口で舐めて、確認をするほうが、それがどんな物なのかを判断する能力が長けているのです。

赤ちゃんは、哺乳瓶で乳首を変えれば嫌がることがありまよね?
普段はおっぱいだけど、哺乳瓶にすると嫌がる。なんてこともありますよね?
それは、口による物の認識力が高まっているからなんです。
 

 

お口に入れることで得られるメリット 

「テディベアとキャッキャする赤ちゃん」の写真[モデル:めぐな]

お口に入れると誤飲や窒息など、マイナスなイメージが強いですが、
次はお口に物を入れるメリットをについてお話したいと思います。
 

 

赤ちゃんは口に含んだものを、舌や唇、歯茎を使って、硬さや柔らかさだけでなく、味や匂いを確認しています。感じて考えることにより、脳はたくさんの刺激をうけ、どんどん発達していきます。

 

大人は目や耳からの情報で判断することができますが、赤ちゃんは目や耳の機能がまだまだ未発達です。そこで大人のように、視覚だけ、聴覚だけのように、1つの機能だけを使って判断することが難しいです。 

 

そこで、赤ちゃんは1つの器官で得た情報でさまざまな情報を読み取っています。例えばおもちゃが丸い・柔らかい・明るい・温い・冷たい等、形や色、温度、柔らかさ等、さまざまなことを感じることが出来るのです。 

 

まだ発達していない感覚でも、赤ちゃんは未発達であるがゆえに赤ちゃん自身の能力で、脳の中ではいろいろなことを感じ取っているんです。これは、赤ちゃんのとき独特の能力で、まだ未発達な生後半年~8カ月くらいまでには自然に消えてしまう能力なのです。

 

また、なめることにより免疫力を高めてくれるということを知っていますか?

赤ちゃんはお腹の中で10か月を過ごします。お腹の中は無菌状態ですが、生まれた瞬間から空気中の菌やパパママの皮膚に存在する常在菌など、たくさんの菌にさらされることになります。

 

また、お家の中はもっとたくさんの菌が存在しており、菌といえば有害なものを思い浮かべがちですが、お家の中の菌は無害なものが多く、それどころか体を守ってくれる菌のほうが多いといわれています。

 

そこで赤ちゃん自ら菌に触れることで、菌に対する抗体ができ、免疫力が高まって行くのです。なので、赤ちゃんが足や手をなめたり、おもちゃをなめたりする行為は、赤ちゃん自身が、自分の体を強くしている行為になるんですよ。

 

でも、菌といわれると有害なものがある気がして除菌しなきゃ。って思いますよね。私もこのお話を聞いて正直赤ちゃんを強くするために必要な行為とは思いつつ、汚いよね…って思いました。

 

そこで除菌についてですが、除菌や殺菌効果のあるスプレー等でお手入れすることは悪いことではありません。これらは、風邪菌などを有害な菌を除去する効果があるらしいですよ。

 

ただし、こまめにやりすぎてしまうと必要な菌も取り除いてしまうのでやはり程々に除菌するのが最適です。軽くふく程度で十分ですよ。

 

いつまで続くの? 

「涙が溢れる赤ちゃん」の写真[モデル:めぐな]

では、お口に入れてしまう時期はいつまで続くのかというお話ですが、1歳半ころにはほとんどの赤ちゃんで、こういった行為が見られなくなります。それは、離乳食が進んでいくことにより、味覚が発達するため、赤ちゃん自身がこれは食べ物ではないと認識できるようになるからです。

また、視覚や聴覚も発達してくるので、みたり触ったりすることによって認識することが出来るようになるので、お口に入れる必要がなくなるからです。

 

対処法とは? 

「新しいスマートフォンを食べる赤ちゃん」の写真[モデル:Lisa]

まず対処法ですが、赤ちゃんには必要な行為であるため、無理にやめさせたり、おもちゃ等を置かないなどはしないほうがいいです。

むしろいろいろ触ってなめてをするほうが赤ちゃんにとってメリットが多いことが分かったと思います。

でも、やはり誤飲等は怖いですよね。なので回りに置いたり、渡したりするのには気を付けてほしいものが多々あります。

①タバコやその吸い殻
②薬
③クリップや硬貨
④ボタン電池
⑤洗剤類
⑥お菓子など)
⑦乾燥剤
⑧ペットボトルの蓋など
⑨小さなおもちゃ
⑩コンセントプラグ
⑪ケーブルやコード類
⑫ゴミ箱
⑬引き出しや扉の中

食品なども上げましたが、食べ物とはいえど、月齢的は早いものであったり、歯がないので飲み込んでしまうと誤飲を招く原因になります。 

またコンセントやケーブル等は感電の恐れもあるので注意が必要です。 

引き出し等で赤ちゃんが開けやすいところに誤飲の可能性があるものを置いている場合はあ多目的ストッパーなど便利用品を用いて、赤ちゃんが触らないように工夫する必要があると思います。 

 

まとめ 「おしゃぶりを咥えた赤ちゃん」の写真[モデル:あんじゅ]

ママにとっては赤ちゃんがなんでも口に入れてしまう行為は誤飲の恐れもあって怖い行為であり、どうにかやめさすことが出来ないかと思うかもしれませんが、赤ちゃんにとってはとても重要な行為です。 

赤ちゃんの成長を促すため、元気に過ごすためと思い、見守ってあげてくださいね。 

とはいえ、お口に入れては危険なものもたくさんあります。そのため、お口に入れるものは気を付けましょう。 

赤ちゃんは見てない隙に、危ないことをしていることが多々あります。忙しいと思いますが、気を付けて赤ちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。 

とはいいつつ、あまり神経質になりすぎると、ママも疲れちゃいます。危険ことがないかということに注意しながら、その成長を温かく見守ってあげてくださいね。 

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