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理科が好きになってほしい私が教える!家で子供と一緒にできる化学実験!

理科を好きになってほしい!

こんにちは、ライターの月見(つきみ)香久夜(かぐや)です。

皆さん、理科は好きですか?
難しそう?
そんなことないですよ。

私は元研究者で、たくさんの実験をやりました。
その感覚は料理をする感覚です。

子供の時の初めての料理
ワクワクしませんでしたか?
おいしいと言ってくれる人のことを考えて楽しくなりませんでしたか?

その感覚が理科実験には大事です。
喜んでくれる人を見たい!
そこが原点です。

その思いがあったからこそ私もこの職業につきました。
将来なりたい夢ってありますよね。
学者さんやお医者さんは子供の将来なりたいものランキング上位の職業です。
理科が好きになると実現するかもしれませんよ。

そして、最近耳にする理科離れ
子供が苦手になってしまったらどうしようと思っているお母さん、お父さんも言うのではないでしょうか
そんな悩みを解決できる子供でもできる化学実験があります。

夏休みの自由研究なにしたらいいかわからない。
最近外に出られないから子供がつまらなそう。
子供と感動を共有したい。

そんな皆さんいおすすめの実験を紹介します。

DNAを取り出してみよう!

将来、お医者さん、科学者さんになりたい人は絶対に知っておいたほうが良いDNAの取り出し方です。

DNA!皆さん一度は耳にしたことがありますよね。
そう!小さな生き物から大きな生き物まで持っている自分のじょうほうのかたまりです。

このDNAがあることで生き物は生きていくことができます。
なぜなら、さかなの子供がさかな、人の子供が人になるためにはそのための情報が必要だからです。

今回はこのDNAを取り出します。

やりかたはかんたん!

必要なもの 売ってる場所
鳥のレバー スーパー精肉コーナーでおひとつ。
無水エタノール 薬局で500mlのものが1000円程度。
食塩 こご家庭にあるものを少量。
食器用洗剤 これもご家庭にあるものを少量。

○道具

  • おろし金
  • すり鉢
  • すりこぎ
  • 計量カップ 3つ 500mlのもの
  • 計量スプーン
  • 割りばし 2つ
  • ガーゼ
  • 輪ゴム

実験の手順

1.鳥のレバー50gを凍らせます。
2.お湯を500mlを100℃まで沸かします。
3.水100mlに食塩5.8グラム溶かします。
4.凍らせたレバーをおろし金ですりつぶします。
5.すりつぶしたレバーをすり鉢に入れ、食器用洗剤15ml加える。
6.すりこぎでさらにすりつぶします。
7.良くすりつぶしたら、3で作った食塩水を15ml加えます。
8.計量カップに移します。
9.移したものに2のお湯を200ml加えます。
10.5分の間、割りばしで混ぜます。
11.手で触れるようになったら四枚重ねのガーゼで別の計量カップに濾します。
ガーゼをゴムで縛ってよく濾します。
12.冷蔵庫で冷やした無水エタノールを200ml加えます。
13.沈殿してきたものを割りばしで巻き取ります。
14.この巻き取った白い糸状のものががDNAです。
15.キッチンペーパーの上に置きしばらく乾かします。
16.ガラス瓶などで保存してみよう!

観察の仕方

取り出したDNAが糸状であることを確認してみてください。
ナノサイズと思っていたDNAが目に見える形となっていることに注目してみましょう♪
虫メガネや顕微鏡で見るともっと良く見えます。

これはすごいことですよ。
私もこの実験をして初めてDNAに触れた時は驚きました。
このDNAがすべての生き物の細胞に入っているのです。

DNAは医薬品の原料になったりします。
うまく行った人はお薬を開発する才能があるかもしれませんね。

また、うまくいかないときは。
すりつぶすのが足りなかったり、
お湯の温度が十分高くなかったりエタノールがあまり冷えていないと失敗することがあります。

うまくいかないのもまた実験です。
あきらめず再トライしてみましょう♪

まとめ

いかがでしたか?
今日は、

・DNAの取り出しかた
・観察の仕方

についてお伝えさせていただきました。

 

DNAは、
・見たり触ったりできる現実のものであります。
・身近に存在します。

DNAなんて知らないよう、なんてお子さんもいると思いますが。
取り出した長い糸。
これがあるおかげであなたは生まれてくることができたのよって教えてあげてください。

生き物の神秘に触れてもっと知りたいと思う力をはぐくんでもらいたいです。

さらに、実験の失敗や成功を通して考える力を見に着けましょう。
今回は鳥のレバーですが別のお肉や野菜ではどうなのかを考え、
実験を工夫してみましょう。

多くのもので試し比較して自分なりの答えを出してみるのもいいかもしれませんね。

 

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