問題解決

【辞めたいのに辞められない】虐待連鎖はなぜ起こる?断ち切る4つの方法

「また、やってしまった・・・ 」

子どもを叩いてしまってから気付く。
後悔して自分を責めてしまう。

子どもへの虐待は親も虐待されて育った
記憶があるから。

ちょっとしたことで叩いてしまう。

どうすればいいの?

自分を責めるママさんもいらっしゃると思います。

虐待は自分の子どもへと連鎖して続く
といわれています。

この負の連鎖を断ち切るにはどうすればよいのか??

一緒に考えていきたいと思います。

虐待はなぜ起こるのか

生まれた時にはとても喜んで
赤ちゃんとの楽しい未来を創造して
流行りの名前を付けて、幸福に満たされています。

でも子育ては夢見るような幸せはなく
子育てがわからないという現実があります。

そのギャップと周りの環境によって
虐待が始まるといわれています。

虐待の定義

  • 身体的虐待
  • 性的虐待
  • ネグレスト
  • 心理的虐待

どれも酷いことですが、隠れている虐待を入れると
心理的虐待が一番多いと言われています。

「3つ子の魂百まで」という言葉を聞いた事が
あるママさんもいると思います。

これは幼い頃の性格は一生治らない

ということわざです。

赤ちゃんは動物のように一人すぐに歩くことも
出来ません。必ず育ててくれる人が必要です。

その時にはママさんが一生懸命子育てをしてくれて
抱っこしてくれたり、優しくあやしてくれたり
してくれる。

この赤ちゃんに注がれる愛情が脳内に
「シアワセホルモン」のオキシトシン
が分泌され情緒綿の安定や発達が良くなる

といわれています。

これが信頼という人間関係の基本となります

虐待された子どもが親になっても
人間関係の基本となる信頼が
身についていないのです。

虐待が起こるとき

赤ちゃんが生まれてきても親が親として
自覚できていない場合が多いため、

赤ちゃんが、泣いたり、おもらし、食べない、
わめくなど、
親が赤ちゃんの行動を理解できないとき

虐待が起こるといわれています。

特に親も虐待されて育つと
あかちゃんのこういう行動が、

怒りになって子どもに向けられるのです

親もそういう風にしつけられてきたのですから
感情の制御ができない為

連鎖を断ち切るのが難しくなります

でも自分もつらい思いをしたのに
どうしても信頼が理解できない。

つらいですよね。

でも、虐待を受けた人全員が子どもを虐待するか
という科学的根拠はありません。

むしろ虐待を受けて育った親の7割が
虐待を踏みとどまっている
といわれています。

断ち切る4つの方法

まずは親が
「自分ではやってはいけないと思っている」
という事が大前提です。

そして「一人で抱え込まない」
虐待は一人だけの力ではどうする事も出来ないのが
現状です。

専門家に助けを求める

心理カウンセラー、精神科医、児童相談所の職員
などに助けを求めましょう。

パートナーも同じ環境で育った、または
どうしていいかわからないので放置する

という場合が多いので相談相手には
しない方が良いでしょう。

相談というより一緒に考えてくれる
パートナーならば、一緒に専門家に
付き添ってくれるでしょう。

ここで世間体を気にして相談しない
という選択をするのなら連鎖は
絶対にとまりません

専門家にはいろいろなパターンを見て
同じ悩みを持つ方と話をしたり、
パートナーとの関係を見直したり、

その状況に応じて
判断してくれます。

怒りの裏側の気持ちに気付く

親が虐待するのには、人として尊重されなかったり
傷つけられたりした経験が「ケア」されないまま
大人になっています。

自分はダメな人間で価値がないなど
自分を大切に思っていなくなっている。

そのトラウマがよみがえり、怒りとなって
子どもに向かいます。

子どもが自分の一部だから叩いても良い
と思ってしまう。

繰り返す前に気付ければいいと思います。

自分に正直になる

子どもを愛せなくなったり、
自分に自信がなかったり、
その自分を認めてみる事。

最初は認められないと思います。
でも、そのことを話したり
人に頼ったりすることで

「自分は変わりたい」

という願いを持ってください。

本来、人は大切に育てられる
のだという事を理解し、
自分もその一人だという事を知ってください。

自分を責めない事

自分を責めても、それがまたストレスになり
我慢していた事が別の方法の虐待になります。

虐待をする自分と一人で戦わないでください

一人で戦っても自分の中にある
子どもの時からある信頼は勝ち取れません。

自分の心と向き合うのには、
一人ではいろいろな気持ちや環境が邪魔をして
どんどん深みにはまってしまいます。

絶対に自分を責めないでください。

まとめ

児童虐待は親も子も
つらく悲しい結果しか生み出しません。

必ず専門家に相談をして、
連鎖を断ち切るという
行動を起こしましょう

自分が悪いでもなく
虐待した親が悪いでもなく
自分の中に信頼がある自分を
育てましょう。

自分では止められないのは
わかりますよね。

悲しい結果しか生まないのなら
恥ずかしがらずに相談しましょう。

もし虐待でなやんでいるのなら
まずは行動するという事が
第一歩です。

カウンセリングは
恥ずかしいことではありません

自分と子どもが幸せになる
未来を作りましょう。

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